飛耳長目 「一灯照隅」「行雲流水」

「一隅を照らすもので 私はありたい」
「雲が行くが如く、水が流れる如く」

4年生 5 道徳科 「さち子のえがお」

2024年05月07日 13時43分28秒 | 道徳科
5 さち子のえがお

1 設定を確認する。
①登場人物 さち子 ユミ
②場所 1日目 近くのスーパーの文具売り場 ユミとぶつかりそうになるがユミはおどろいて何も言わず言ってしまう。
    次の日 学校でユミがカラーペンを友だちにあげている
    次の週 近くのスーパーの文具売り場 ユミが万引きをしていた さち子も誘われるが断る
    次の日 ユミから手紙をもらう ユミから盗んだものは返したことを伝える

2 展開
(1)さち子さんは、ユミさんの万引きをみたときに、すぐにはやめさせることができませんでした。
  なぜ、すぐにやめさせることが出来なかったと思いますか。
 ・かわいい消しゴムが一瞬欲しいと思ったから
 ・ユミは親友ではないが、一応友だちだから
 ・ユミが万引きをするなんて信じられなかったから
 ・ユミが捕まれば、逆恨みされていじめられる可能性があるから
 ・親友でもないのだから、かかわりをもちたくなかった
 ・ユミさんがつかまるとかわいそうだから
 ・ユミさんの万引きを指摘すると、私も共犯のように言われる可能性がある

(2)この中で一番の理由はどれだったと思いますか。
   一つだけ選びます。
 ・いじめられる
 ・ユミにせめられる
 ・自分も共犯だと言われる
 ・友だちだから

(3)みなさんに聞きます。
  ユミさんの万引きをとめるということは、これらの問題や壁をこえていくということです。
  いじめられたり、無視されたりしても、万引きをとめる勇気がありますか。

 【ある】 ・どんなことがあっても悪いことは悪いのだから万引きをとめる。
     ・覚悟を決めて注意しているのだから

 【ない】 ・所詮人ごとなんだから、見て見ぬふりをする。
     ・自分がいやな思いをするくらいなら注意しない
     ・困るのはユミなんだからほっておく

(4)正しいことを言ったり、行ったりすることは素晴らしいことですが、自分が傷つくことも多くあります。
   その覚悟が必要です。
   「正義を行うとは自分も傷つくことだ」という言葉があります。
  正しいことはこれからも多くしていくことは大切ですが、乗り越える壁が存在することも忘れてはいけないと思います。

saitani

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