ミニバスの指導をするようになり、必然的に審判をするようになった。
ルールを知り、プレイヤーとして試合ができることと審判とはまったく別の次元だと感じる。
選手に要求される資質と審判が要求される資質は根本的にことなる。
今日も、一日笛を吹いてきた。
審判をしていて感じることは非常に的確な状況判断力を必要とする立場であるということである。
また、その適正な判断を瞬時に行う必要がある。
バスケットボールはテニスやバレーボールと違い、身体接触を伴うスポーツだけに判定には非常に難しい点がある。
完璧に笛をふいて当たり前、一つでもミスがあれば非難の声が聞こえる。
そういった状況のなかでも、だれかが引き受けなければ、ゲームはなりたたない。
重要な役割ではあるが、責任は重い。
バスケットボールの審判には三つの原則がある。
一つめは、スペースウオッチ。
ミスジャッジや見落としのほとんどの原因はこれである。
オフェンスとディフェンスが重なるよう位置に審判がいては、ブラインドが多すぎてプレーそのものがみえない。
当然そうなれば正確に判定はできない。
二人の間にあるスペースをみるような位置をとる必要がある。
人間関係をみるときにも、二人の様子がみえる位置できちんと把握することが大事だろう。
二つめは、オールウェイズ・ムービング。
審判はゲーム中、動きをとめることなくベストポジションをとる必要がある。
三つ目は、ボクシング・イン・
通常審判はリードとトレイルと呼ばれる二人で行う。
この二人でコート内にいるプレイーヤー10人を挟み込むようにして、全体を把握する必要がある。
四つ目は、ペネトレイト。
判定を下すときには一歩前に踏み出して、自信をもって判定する。
これらの原則を学級担任にあてはめると重要点がかさなってみえる。
他にも何点か、重要なポイントがある。
一番重要なことは、判定の一貫性を保ち続けること。
先入観をもってゲームに臨んではいけない。
ボールのないところのプレーに注目し、あるいはプレーを予測する。
審判の印象は、その審判の評価につながる大切なものである。
それぞれの審判の人格、性格が笛に表れる。
では、印象の悪い審判について国際審判員の方々はどのように考えているのだろう。
以下の18項目をあげている。
1 服装にしまりがない。
2 プレーのスピードについていけない。
3 コートの端から端まで走ろうとしない。
4 重箱のすみをつつくような判定をする。
5 自分のカンだけで笛を鳴らす。
6 一生懸命さがでていない。
7 笛の鳴らし方が弱々しい。
8 発声が小さく、よく聞こえない。
9 判定に対して不服をとなえ手も、少しも注意しない。
10 テクニカル・ファウルを堂々と取り上げられない。
11 横柄な態度をとる。
12 誤った判定を下したとき、はっきりと「いまのは審判のミス」と謙虚に訂正しない。
13 「穴埋め」的な判定をする。
14 一方のコーチとだけ親しげに話をする。
15 ユーモアに欠ける。
16 問題があってもきちと報告せずにうやむやのうちに試合を再開してしまう。
17 得点が競り合ってきたとき、平静さを失ってしまう。
18 不正に対して、心から怒る「勇気」がない。
バスケットボールにおける審判と教師、似ている点が多くある。
できれば公認もとりたいが仕事とのかねあいもあり難しい。(saitani)
ルールを知り、プレイヤーとして試合ができることと審判とはまったく別の次元だと感じる。
選手に要求される資質と審判が要求される資質は根本的にことなる。
今日も、一日笛を吹いてきた。
審判をしていて感じることは非常に的確な状況判断力を必要とする立場であるということである。
また、その適正な判断を瞬時に行う必要がある。
バスケットボールはテニスやバレーボールと違い、身体接触を伴うスポーツだけに判定には非常に難しい点がある。
完璧に笛をふいて当たり前、一つでもミスがあれば非難の声が聞こえる。
そういった状況のなかでも、だれかが引き受けなければ、ゲームはなりたたない。
重要な役割ではあるが、責任は重い。
バスケットボールの審判には三つの原則がある。
一つめは、スペースウオッチ。
ミスジャッジや見落としのほとんどの原因はこれである。
オフェンスとディフェンスが重なるよう位置に審判がいては、ブラインドが多すぎてプレーそのものがみえない。
当然そうなれば正確に判定はできない。
二人の間にあるスペースをみるような位置をとる必要がある。
人間関係をみるときにも、二人の様子がみえる位置できちんと把握することが大事だろう。
二つめは、オールウェイズ・ムービング。
審判はゲーム中、動きをとめることなくベストポジションをとる必要がある。
三つ目は、ボクシング・イン・
通常審判はリードとトレイルと呼ばれる二人で行う。
この二人でコート内にいるプレイーヤー10人を挟み込むようにして、全体を把握する必要がある。
四つ目は、ペネトレイト。
判定を下すときには一歩前に踏み出して、自信をもって判定する。
これらの原則を学級担任にあてはめると重要点がかさなってみえる。
他にも何点か、重要なポイントがある。
一番重要なことは、判定の一貫性を保ち続けること。
先入観をもってゲームに臨んではいけない。
ボールのないところのプレーに注目し、あるいはプレーを予測する。
審判の印象は、その審判の評価につながる大切なものである。
それぞれの審判の人格、性格が笛に表れる。
では、印象の悪い審判について国際審判員の方々はどのように考えているのだろう。
以下の18項目をあげている。
1 服装にしまりがない。
2 プレーのスピードについていけない。
3 コートの端から端まで走ろうとしない。
4 重箱のすみをつつくような判定をする。
5 自分のカンだけで笛を鳴らす。
6 一生懸命さがでていない。
7 笛の鳴らし方が弱々しい。
8 発声が小さく、よく聞こえない。
9 判定に対して不服をとなえ手も、少しも注意しない。
10 テクニカル・ファウルを堂々と取り上げられない。
11 横柄な態度をとる。
12 誤った判定を下したとき、はっきりと「いまのは審判のミス」と謙虚に訂正しない。
13 「穴埋め」的な判定をする。
14 一方のコーチとだけ親しげに話をする。
15 ユーモアに欠ける。
16 問題があってもきちと報告せずにうやむやのうちに試合を再開してしまう。
17 得点が競り合ってきたとき、平静さを失ってしまう。
18 不正に対して、心から怒る「勇気」がない。
バスケットボールにおける審判と教師、似ている点が多くある。
できれば公認もとりたいが仕事とのかねあいもあり難しい。(saitani)