様々な授業展開がある。
例えば、討論を中心として練り合いの中で一般化を図ったり、まとめを行ったりする展開。
どんなに討論が盛り上がっても、単元テストを行うと平均点が9割にみたない。
これは反対に、子どもたちの活発な意見交流はないものの、きちんと教師主導で原理を全員にりかいさせることのできる授業。
しかも、テストは平均が9割を超える。
この原因はどこにあるのだろう。
ひとつ考えられることは、分かることと出来ることとは違うと言うことである。
分かる原理理解とできる形式理解とをきちんとつないであげる授業展開が一番望ましいのではないか。
その点で、バランス感覚は必要なのだと考える。
ではどのような学習形態を考えたらよいのだろう。
考えられるのは次の三つである。
①つくる算数
三角形の面積の求め方などを討論によって発見的につかませていく学習。
原理や概念などを深く理解させるときの学習
②きたえる算数
算数科の技能習熟や定着をはかるための学習・ドリル的な学習
③生かす算数
学習したことを生活場面に生かし、算数が生活に生きていることを味わわせる学習。
ないしは学習したことを発展させていく学習。
しかし、学校教育の現状においては③生かす学習までをきちんと扱うことは難しい。
基礎基本を定着させ、数学的な思考力を育てるだけでも困難な状況の中では時数確保の点でも単元計画の中で十分に扱うことはできない。
SCENE105(saitani)
例えば、討論を中心として練り合いの中で一般化を図ったり、まとめを行ったりする展開。
どんなに討論が盛り上がっても、単元テストを行うと平均点が9割にみたない。
これは反対に、子どもたちの活発な意見交流はないものの、きちんと教師主導で原理を全員にりかいさせることのできる授業。
しかも、テストは平均が9割を超える。
この原因はどこにあるのだろう。
ひとつ考えられることは、分かることと出来ることとは違うと言うことである。
分かる原理理解とできる形式理解とをきちんとつないであげる授業展開が一番望ましいのではないか。
その点で、バランス感覚は必要なのだと考える。
ではどのような学習形態を考えたらよいのだろう。
考えられるのは次の三つである。
①つくる算数
三角形の面積の求め方などを討論によって発見的につかませていく学習。
原理や概念などを深く理解させるときの学習
②きたえる算数
算数科の技能習熟や定着をはかるための学習・ドリル的な学習
③生かす算数
学習したことを生活場面に生かし、算数が生活に生きていることを味わわせる学習。
ないしは学習したことを発展させていく学習。
しかし、学校教育の現状においては③生かす学習までをきちんと扱うことは難しい。
基礎基本を定着させ、数学的な思考力を育てるだけでも困難な状況の中では時数確保の点でも単元計画の中で十分に扱うことはできない。
SCENE105(saitani)