飛耳長目 「一灯照隅」「行雲流水」「万里一空」「雲外蒼天」

「一隅を照らすもので 私はありたい」
「雲が行くが如く、水が流れる如く」

未来を変える

2021年01月06日 13時48分06秒 | 人生論
最近読んだ本の言葉。

もう1回言いますよ。
上機嫌でいないと、運の転機を感じることはできません。
機嫌が悪い人は、人生を大きく変える大逆転のチャンスすら、イライラしたまま、さっさと終わればいいのに、と思ってしまうんです。

いいですか、運は後払いです。
何もしてないのにいいことが起こったりしないんです。
ポイントを貯めてないのに何かもらえますか?
誰もそんなこと、期待しないでしょ。
でも、運となると、貯めてない人ほど期待するんですよね。

そうですよ。
運は「いい」か「悪い」で表現するものじゃないんですよ。
「使う」「貯める」で表現するものなんです。
だから、先に「貯める」があって、ある程度貯まったら「使う」ができる。
少し貯めてはすぐ使う人もいれば、大きく貯めてから大きく使う人もいる。
そのあたりは人によって違いますけどね。
どちらにしても周囲から「運がいい」と思われている人は、貯まったから使っただけです。

まあ、年齢は関係ないと思いますが。
とにかく頑張っても報われないときは運が貯まっているんですよ。
努力してすぐに結果が出たり、何かいいことが起こったりする人は、貯めた運を小出しに使っているだけで、他の人より取り立てて運がいいわけではないですよ。
同じだけ努力をしたのに結果が出なかった人は、その分、運を貯めたんです。
あとでもっといいことが起こります。

自分が得しそうだと思ったら行動する。
損しそうだと思ったらやめる。
それがあまりにも当たり前のように染みついてしまっているんだと思います。
もっと純粋に未知のものに対して、「楽しそう」「面白そう」って思ってみていいんじゃないでしょうか。

運が好転するということは、別の言い方をすると、人生のターニングポイントということです。
つまり、そこを起点として人生がどんどんよくなっていくのであって、そこで何かすごいことが起こるというわけではないんですよ。
あとから考えれば「あそこが始まりだったな」と気づくだけです。
だからもちろん何も起こらないわけではないんですが、何か特別なことが起こったようには感じられないんです。

不機嫌な人はその幸せの種すら手にしないまま日々を過ごす。
でも上機嫌だったらその種をたくさん手に入れることができるんです。

なるほど、上機嫌でいるというのは、楽しいことを期待するのではなく、起こることを楽しむと決めるということなのかもな。

自分の人生にとって何がプラスで何がマイナスかなんて、それが起こっているときには誰にも分かりませんよ。
どんなことが起こっても、起こったことを、自分の人生において必要だった大切な経験にしていくこと、それが「生きる」ってことです。
長い目でみたら、報われない努力なんてありません。
あまりにも短い期間の努力で結果がでることを期待しすぎているだけです。

そこにあたが生まれ、ほんの百年ばからい生きて死んでいく、そのときです。
あたがその物語に登場したときよりも、少しでも多くの恩恵を残してこの物語を去る。
つまり、あなたが生きたことで、少しプラスになる。
それこそが真のプラス思考じゃないかと思うんです。

今の人の価値観からすると「運の良さ」とは無縁の二十六年の短い人生を終えたんです。
でも、彼らが貯めた運があるから次の世代が、日本を大きく成長させることができたんです。

僕が実際はあるけど絶対にない、と言った言葉の意味がわかりましたか。
あなたのおじいさんのように、誰かのために命を使う生き方を懸命にして、上機嫌に生きていたけれども、自らの運を良くするような転機が訪れないままその命を終えた人はいます。
だから、「実際ある」と言いました。
でも、「絶対にない」といったのは、そうやって貯めた運があったから次の世代にはたくさんの幸運を手にできたんです。
あたなも同じです。
その人たちが貯めた運の恩恵を受けてこれまで育ってきんたんですよ。

saitani

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年頭にあたって

2021年01月05日 14時24分00秒 | 人生論
安岡正篤師の言葉

一 年頭まず自ら意気を新たにすべし
一 年頭古き悔恨を棄つべし
一 年頭決然滞事を一掃すべし
一 年頭新たに一善事を発願すべし
一 年頭新たに一佳書を読み始むべし

Saitani


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2020年 総括2

2021年01月03日 10時59分00秒 | 人生論
最近ブームになっているキャンプ番組の挿入音楽でも使われている。
だんだん歳をとってくると共感できることも多い。
自由であることや自分らしさ。
人生の充実とは何かを考える。

「Guaranteed - Eddie Vedder」

On bended knee is no way to be free  Lifting up an empty cup I ask silently
That all my destinations will accept   the one that's me  So I can breath
地に膝をついていては  自由になんてなれはしない
カラのカップを持ち上げて  静かに自分に問いかける
どこに行っても自分らしくいようと  息苦しいのはごめんだから

Circles they grow and they swallow   people whole
Half their lives they say goodnight   to wive's they'll never know
Got a mind full of questions   and a teacher in my soul  So it goes

大きな波が押し寄せ  知らぬまに人々を飲み込んでいく
彼らが家族におやすみと言って  過ごす日々の中
多くの疑問は残されたまま  俺は答えを探しに行くよ

Don't come closer or I'll have to go  Holding me like gravity 
are places that pull  If ever there was someone 
to keep me at home  It would be you

あまり近づかないでくれ  重力に負けそうになってしまうから
もし俺がここにとどまる理由があるとすれば  それは君なんだ

Everyone I come across in cages   they bought
They think of me and my wandering  But I'm never what they thought
Got my indignation   but I'm pure in all my thoughts  I'm alive

出会った人々は皆  自分で作ったカゴに囚われていた
彼らは彼らの目を通して俺を見ていたけど  俺は彼らの思っている様な人間じゃない
ただ黙って納得なんかできないんだ  自分の気持ちに正直にいるだけなんだ

Wind in my hair, I feel part of everywhere  Underneath my being is a road
 that disappeared  Late at night I hear the trees
They're singing with the dead  Overhead

髪を通り過ぎる風  自分が大きな何かの一部であると感る
足元に目に見えない道が  続いているのがわかる
夜更けには木々が死者と歌う声を  頭上に聴く

Leave it to me as I find a way to be  Consider me a satellite for ever orbiting
I knew all the rules but the rules   did not know me  Guaranteed
そっとしておいてくれ  自分が行く道は自分で見つけるから
俺の事は永遠に宇宙を彷徨い続ける  衛星とでも思っていて

ルールなら全部知ってる  でもそのルールは
俺のことなんか知りもしないのに  そこにあるんだ 
いつだって

Saitani

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2020年 総括

2021年01月03日 10時52分00秒 | 人生論
2020年が終わりを告げ、2021年になった。
年末の慌ただしさを理由に1年間の総括をしていないこと気づいた。

何といっても、昨年1年間は新型コロナウイルス感染予防に明け暮れた日々だった。
2月に国から出された緊急事態宣言に基づく様々な対応で混乱が生じた。
何しろ、組織のシステムが新型コロナウイルスの感染に対応できていない。

いつも突然の対応を現場に迫ってくる。
ある程度の高学歴集団であることと、素直な性格の集団であることが幸いして、まず対応ありきで、物事が進んでいくので何とかなってきた。
いや、現実は何とかなっていないことの方が多い。
冷静に見れば。

今年は立場も変わり、仕事内容も生活サイクルも大きく変化した。
こちらは、本来の自分の生き方に近いものなので充実しているといっていいだろう。
12月からは、さらに対応を迫られる仕事も増えたが、こちらは自分が昨年受けてきた恩に報いるためにもしっかりと取り組んでいきたい。
家族の変化もあった。

趣味の自転車は、夏の間一時中断していた時期もあったが、徐々に再開。
年末恒例となったFestive500のチャレンジはミッションインコプリート。
3年連続で達成できていたが、ことは時間確保が難しく、400kmで終了。
来年また、頑張りたい。

あと新しい趣味としてソロキャンプに挑戦した。
合計6回ほど、行った。
こちらも人生の潤いとしては大きな成果があった。
特に富士山YMCAグローバルエコビレッジでのキャンプは大自然の中で大きな感動があった。

5月に見た映画の主題歌の歌詞。
このように自分も生きたいと思うこの頃。
共感できる部分も多くある。

続く


Saitani


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