4年生道徳「かわいそうなぞう」の実践案。
この主題は「生命尊重」である。
この『生命の尊さ』をとおして、自分の命だけでなく、身近な人や自然の命の尊さについて深く考える機会にしたい。
1 教材について
・D 主として生命や自然、崇高なものとの関わりに関すること
・「生命の尊さ」
・3・4年の目標・・・・生命の尊さを知り、生命あるものを大切にすること。
・4年生「かわいそうなぞう」(日本文教出版)
2 あらすじ
戦時中のある動物園の話。
戦争でオリが壊れたら、恐ろしい動物たちが逃げ出してしまうので、ライオン、とら、ひょう、熊など次々に毒を飲まされて飼育員によって殺される。
かしこいぞうは、毒を混ぜても食べなかった。
えさをやらずにいると、ジョンは17日目に死んだ。
トンキーとワンリーも同じようにえさを与えられなかった。
ある日、オリにやってきた飼育員さんに向かって、前足をあげてバンザイをして立ち上がる。
芸をすれば、昔のようにえさがもらえると思ったのだ。
飼育員さんは思わずえさと水をオリに投げ入れた。
しかし、トンキーとワンリーは死んでしまう。
空を飛ぶ爆弾を積んだ飛行機に向かって、飼育員さんたちは、
「戦争をやめてくれえ」と叫ぶ。
2 展開
(1)動物園の象の画像を提示する。
①発問 この写真は上野動物園の象の写真です。
この写真を見て感じたことを発表します。
・元気そう
・嬉しそう
・周りで見ている人も楽しそう
②発問 この象舎の隣にこんな石碑があります。
この石碑はなんの石碑だと思いますか。
・動物よ安らかにと書いてある
・千羽鶴がかざってある
・千羽鶴があるということは何か願い事をあるのでは
・動物のお墓かもしれない
・リボンがある
③指示 「かわいそうなぞう」のお話を読みます。
時代はみんなや先生が生まれるずっと前のお話です。
日本は外国と戦争をしていました。
その戦争が激しくなってきたときのさっきみた上野動物園での象と飼育員さんのお話です。
どんなことがおこっているか、注意して聞きましょう。
※教師が読み聞かせをする。
④発問 登場人物は誰ですか。
・トンキー
・ワンリー
・ジョン
・飼育員さん
⑤発問 時代はいつですか。
・戦争中
⑥発問 場所はどこですか。
・上野動物園の象舎
⑦発問 戦争が激しくなり、日本にもたくさん爆弾が落ちるようになりました。
そんな中、日本政府からどんな命令がでましたか。
・爆弾が落ちておりが壊れると猛獣が逃げ出し危険だから、毒を食べさせて殺すように。
⑧発問 この政府の命令は正しいと思いますか、それとも間違っていると思いますか。
◯正しい
・動物の命よりも人間の命が優先だから
・動物が逃げ出したら人間が襲われて危険だから
・動物はまた平和になれば飼えるから
◯間違っている
・命に優先順位はない
・どの命も大切
・動物に襲われて死ぬ人よりも空襲で死ぬ人の方がはるかに多い
・動物を殺す前に戦争をやめるべき
・飼育員さんがかわいがっている象は殺せない
⑨発問 では、質問を変えます。
あなたが飼育員さんだった象を殺しますか。
◯殺す
・政府の命令だから
・人間の命が大切
・命令にそむいたら飼育員さんがバツをうける
・時代だからしかたない
・危険性のもんだいだけでなく、食料の問題もある
・動物が逃げて人が死んでもいいのか
◯殺さない
・象を殺すなんてかわいそう
・人間の都合で命をそまつにしない
・そもそも戦争をはじめたのは人間で象ではない
・象に責任はない
・第3の道を探す
⑩発問 象と人間の命どちらが大切ですか。
◯人間
◯同じ
◯象 ※いないと予想される。
⑪結果的に、ぞうよりも人の命を優先したわけです。
この判断は、正しいと思いますか?
〇正しい
・戦争中なら仕方ない
〇間違い
・象につみはない
・逃げ出しても人間がなんとかなる
⑫命を大切に出来る世の中にするために自分たちができること何ですか。
・身近な生物を大切にする
・むやみに生き物を殺さない
・食事をするときにも感謝する
saitani
この主題は「生命尊重」である。
この『生命の尊さ』をとおして、自分の命だけでなく、身近な人や自然の命の尊さについて深く考える機会にしたい。
1 教材について
・D 主として生命や自然、崇高なものとの関わりに関すること
・「生命の尊さ」
・3・4年の目標・・・・生命の尊さを知り、生命あるものを大切にすること。
・4年生「かわいそうなぞう」(日本文教出版)
2 あらすじ
戦時中のある動物園の話。
戦争でオリが壊れたら、恐ろしい動物たちが逃げ出してしまうので、ライオン、とら、ひょう、熊など次々に毒を飲まされて飼育員によって殺される。
かしこいぞうは、毒を混ぜても食べなかった。
えさをやらずにいると、ジョンは17日目に死んだ。
トンキーとワンリーも同じようにえさを与えられなかった。
ある日、オリにやってきた飼育員さんに向かって、前足をあげてバンザイをして立ち上がる。
芸をすれば、昔のようにえさがもらえると思ったのだ。
飼育員さんは思わずえさと水をオリに投げ入れた。
しかし、トンキーとワンリーは死んでしまう。
空を飛ぶ爆弾を積んだ飛行機に向かって、飼育員さんたちは、
「戦争をやめてくれえ」と叫ぶ。
2 展開
(1)動物園の象の画像を提示する。
①発問 この写真は上野動物園の象の写真です。
この写真を見て感じたことを発表します。
・元気そう
・嬉しそう
・周りで見ている人も楽しそう
②発問 この象舎の隣にこんな石碑があります。
この石碑はなんの石碑だと思いますか。
・動物よ安らかにと書いてある
・千羽鶴がかざってある
・千羽鶴があるということは何か願い事をあるのでは
・動物のお墓かもしれない
・リボンがある
③指示 「かわいそうなぞう」のお話を読みます。
時代はみんなや先生が生まれるずっと前のお話です。
日本は外国と戦争をしていました。
その戦争が激しくなってきたときのさっきみた上野動物園での象と飼育員さんのお話です。
どんなことがおこっているか、注意して聞きましょう。
※教師が読み聞かせをする。
④発問 登場人物は誰ですか。
・トンキー
・ワンリー
・ジョン
・飼育員さん
⑤発問 時代はいつですか。
・戦争中
⑥発問 場所はどこですか。
・上野動物園の象舎
⑦発問 戦争が激しくなり、日本にもたくさん爆弾が落ちるようになりました。
そんな中、日本政府からどんな命令がでましたか。
・爆弾が落ちておりが壊れると猛獣が逃げ出し危険だから、毒を食べさせて殺すように。
⑧発問 この政府の命令は正しいと思いますか、それとも間違っていると思いますか。
◯正しい
・動物の命よりも人間の命が優先だから
・動物が逃げ出したら人間が襲われて危険だから
・動物はまた平和になれば飼えるから
◯間違っている
・命に優先順位はない
・どの命も大切
・動物に襲われて死ぬ人よりも空襲で死ぬ人の方がはるかに多い
・動物を殺す前に戦争をやめるべき
・飼育員さんがかわいがっている象は殺せない
⑨発問 では、質問を変えます。
あなたが飼育員さんだった象を殺しますか。
◯殺す
・政府の命令だから
・人間の命が大切
・命令にそむいたら飼育員さんがバツをうける
・時代だからしかたない
・危険性のもんだいだけでなく、食料の問題もある
・動物が逃げて人が死んでもいいのか
◯殺さない
・象を殺すなんてかわいそう
・人間の都合で命をそまつにしない
・そもそも戦争をはじめたのは人間で象ではない
・象に責任はない
・第3の道を探す
⑩発問 象と人間の命どちらが大切ですか。
◯人間
◯同じ
◯象 ※いないと予想される。
⑪結果的に、ぞうよりも人の命を優先したわけです。
この判断は、正しいと思いますか?
〇正しい
・戦争中なら仕方ない
〇間違い
・象につみはない
・逃げ出しても人間がなんとかなる
⑫命を大切に出来る世の中にするために自分たちができること何ですか。
・身近な生物を大切にする
・むやみに生き物を殺さない
・食事をするときにも感謝する
saitani