飛耳長目 「一灯照隅」「行雲流水」「万里一空」「雲外蒼天」

「一隅を照らすもので 私はありたい」
「雲が行くが如く、水が流れる如く」

耐える者必ず志を得る

2022年04月27日 18時13分03秒 | 人生論
東京パラリンピック女子マラソン金メダリスト 道下美里氏の言葉

思い切って親友にそれを伝えたら「気付いてあげられなくてごめん。目の不自由な友達は自分の周りにおらんし、何もわからんけど、私にできることがあったら言ってね。絶対に味方になるから。」「目が見えなくなったことで美里から離れていく人は誰もおらん」と言ってくれたんです。

東京パラリンピックゴールボール女子銅メダリスト 浦田理恵氏の言葉

四季が巡るように、物事には良い時も悪い時もある。
今は耐える時なんだな。

自分が決めたトレーニングは毎日必ず実行する、栄養バランスを考えた食事を摂る、挨拶は元気よくする、仲間に助けてもらったら「ありがとう」、ミスをしてしまったら「ごめんなさい」を言う。
それって当たり前のことのように見えて、結構「まあ、いっか」と疎かになりがちなんですね。

祖母の言葉。私の心を奮い立たせくれたのが、実家で同居していた祖母でした。
私が熊本に帰省するたびに、高齢の祖母が最寄り駅まで迎えに来てくれて、「ほら、ばあちゃんの肩、握らんね」って前を歩いてくれるんですよ。
その時に、「迷惑ばかりかけてごめん」と伝えたら、「目が良いとか悪いとかは関係なか。人間は皆生きとるだけで誰かに迷惑をかけとる
やけん、あんたは心配せんでもよか」と言ってくれて…

Saitani

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NO LIMIT、YOUR LIFE

2022年04月26日 14時07分49秒 | 人生論
武藤将胤氏の言葉。

有限な時間をどう生きるか。
答えは、診断を受けた日の帰りの新幹線の中で人生の原点回帰をすることで見いだしました。
それが「社会を明るくするアイデアを形に」というライフミッションでした。
ALSや様々な障害と戦っている「仲間」の未来を明るくするアイデアを形にー
それが自分の使命ではないかと思い至ったのです。

予期せぬことが起こっても、それをどう受け止め、どう行動していくか、有限な時間をどう使っていくかは自分次第。
自分の行く先の未来を正解にできるのは自分だけなのです。
苦しみも悲しみもすべてを経験値に変えて挑戦していくことが明るい未来を切り拓いていくことに繋がる。
あの時、行動してよかったなと思える日が必ず訪れるのです。

私は、「NO LIMIT、YOUR LIFE」というメッセージを発信しています。
人生に限界はない。
限界は自分自身がつくっているのです。
これからもいまこの一瞬を後悔しないように大切に生ききり、挑戦し続けることで、いつか必ずALSが治せる社会、誰もが自分だけの花を咲かせ、色鮮やかに輝く世界を創造していきたいと思っています。
私の挑戦と創造に終わりはありません。

saitani

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言葉の大切さ

2022年04月26日 09時44分29秒 | 教育論
私たちは、人とコミュニケーションをとって生活している。
一日の始まりの「おはよう」から始まり、自分の考えを伝えたリ、言葉によって人の考えを理解したりする。
何気ない一言で人の心は深き傷つきもするし、思いやりのある言葉で絶望の淵から這い上がることができたりすr。
それほど言葉というものは重要なのである。
良い言葉に出会うことは、よい友人に出会ったのと同じであると言われる。
友人の大切さは誰でも理解するところである。

あと別れと出会いについて。
人は生きていれば、出会いと別れを繰り返しながら人生を生きていく。
出会いは希望に満ちた未来を予感をさせる。
しかし、別れはどうしてもネガティブなイメージがつきまとう。
そんなイメージを払拭するこんな言葉がある。

出会いは人の心を広げてくれる。
別れは人の心を深くしてくれる。

別れがあるから人生は美しく、深い物になっていくのである。
もし出会いが永遠のものであったなら、感動も感慨もないのである。

saitani

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答えのない問題

2022年04月19日 13時20分47秒 | 教育論
久しぶりに会った教え子からこんなことを言われた。
「クラスの中で先生が出す問題をいつも私たちは一生懸命考えていた。
 何時間もの授業を使って、みんなで必死に答えを探そうとした。
 でも、振り返ってみると先生が私たちに問う問題は正解なんてないものばかりだった。
 その時は必死で考えた答えだったけど、今同じ問題を出されたら違う答えを言うかもしれない。」

学級は問題の集合体だ。
毎日、日々の生活の中から疑問や問題は発生ずる。
その一つ一つを担任は子どもたちに投げかける。
子どもたちは必死になって考えた。
時には、膨大な時間を必要とした問題もあった。
子どもたちはそのときどきでベストと思える答えを出す。
それは個々の答えをもとにした集団としての答えでもあった。
あのことにどれだけの意味があったのかと自分も振り返る。

こんな歌の歌詞を思い出す。

正解(18FES ver.) RADWIMPS
(一部抜粋)

あぁ 答えがある問いばかりを 教わってきたよ そのせいだろうか
僕たちが知りたかったのは いつも正解など大人も知らない

喜びが溢れて止まらない 夜の眠り方
悔しさで滲んだ 心の傷の治し方
傷ついた友の 励まし方

あなたとはじめて怒鳴り合った日 あとで聞いたよ 君は笑っていたと
想いの伝え方がわからない 僕の心 想いの伝え方がわからない 僕の心 君は無理矢理こじ開けたの

あぁ 答えがある問いばかりを 教わってきたよ だけど明日からは
僕だけの正解をいざ 探しにゆくんだ また逢う日まで

次の空欄に当てはまる言葉を
書き入れなさい ここでの最後の問い「君のいない 明日からの日々を
僕は/私は きっと □□□□□□□□□□□□□□□□□□」

制限時間は あなたのこれからの人生
解答用紙は あなたのこれからの人生
答え合わせの 時に私はもういない
だから 採点基準は あなたのこれからの人生

「よーい、はじめ」

saitani

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見た目の重要性

2022年04月18日 09時12分32秒 | 人生論
よく人と見た目で判断してはいけないと言われる。
また、若い人がよく口にする「人を見た目で判断しないで」。
このことはある意味真実だが、すべてではない。
正確に言うと、人を見た目だけで判断するのはよくないということになる。

しかし、人間は、最初は見た目で判断する。
これも真実なのである。
なぜなら、その服装や立ち居振る舞い、所作にその人の内面が表れるのが必然だからだ。

性格は「顔」に出る
生活は「体型」に出る
本音は「仕草」に出る
美意識は「爪」に出る
清潔感は「髪」に出る
気配りは「食べ方」に出る
芯の強さは「声」に出る
ストレスは「肌」に出る
落ち着きのなさは「足」に出る
人間性は「弱者への態度」に出る

実際に就職活動に普通の洋服で来た人物を採用するだろうか。
家庭訪問にジーパンとTシャツできた担任をどう思うだろうか。
人は見た目ではないと言うのだろうか。

立ち居振る舞い、服装にはその人物の価値観が表れるのである。
全てではないが。

saitani



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環境がくれるのは「種だけ」

2022年04月18日 09時05分15秒 | 人生論
同じ感環境にありながら、成長できる人とそうでない人がいる。
この違いはどこにあるのだろうか。
こんな言葉がある。

どの環境につこうが
成長性しない人は成長しない
なぜなら環境がくれるのは
すべて「種だけ」だから
花を咲かせるためには
毎日「自分で」種に
水を与えなければならない
「環境のせいにするな」
全ては自己責任

専門職と言われる教師。
その教師も同じである。
もらった種を育てるのは自分。
周りの人に水までももらおうなどと考えていけない。
人から水をもらったところで成長するような変化も見られない。
自分で磨くのである。
それ以外に上達の方法はない。

saitani



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旅立つ子供に贈る10か条

2022年04月15日 13時09分11秒 | 人生論
1 同じ過ちをしないように他人の失敗から学びなさい
2 貯めても価値を生まないから自分に投資しなさい
3 1日を大切にできるように目標をもちなさい
4 つらい時こそご飯を食べなさい
5 一人では限界があるからまわりを頼りなさい
6 明日を楽しみに思えないならその場から離れなさい
7 自分の身は自分で守るように
8 決して我慢しないように
9 自分のことを誰よりも愛しなさい
10 どんなことが起きても自分を信じて前に進みなさい

saitani

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自転車競技十か条

2022年04月13日 11時57分33秒 | 人生論
1 練習量を増加させる工夫をせよ
2 人と同じ練習はだめだ
 ※自分の秘密の特訓を考えよ
3 練習は継続だ
4 厳しい練習をやれ
5 食事に注意せよ
6 努力した人が勝利する
7 だめだと思うとだめになる
8 限界はない、挑戦せよ
9 明確な目標をもて
10 歴史に残る実績をつくれ
 ※1年、2年、3年とこんな結果を出してきたという自分の歴史をつくること
祐誠高等学校自転車競技ぶ初代監督 手島 又喜氏


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入社式の教え

2022年04月13日 11時43分01秒 | 人生論
4月多くのフレッシュマンが入社式を迎えた。
ニュース映像でも真新しいスーツに身をつつみ、新人としての抱負を読み上げる姿が清々しかった。
この入社式で話す社長の言葉を新人はどの程度覚えているだろうか。
自分自身の遙か昔、初任者であったときの講話の内容はほとんど覚えていない。
部分的には覚えているが。

川崎製鉄の初代社長を務めた西山彌太郎は、次のような話しを入社式で話したという。
この西山彌太郎は、松下幸之助や本田宗一郎と肩を並べるほどの実業家である。

1 会議などは必ず五分前に着席すること
遅刻はもってのほかで、事前に議題を考え、自分の意見をまとめた上で会議に参加する。

2 一所懸命に勉強すること
どんな分野でも大抵3ヶ月一生懸命に学んだら、大学で勉強するのと同じくらいの知識は得られる。
入門書を三種類購入し、一週間で各三回読み込むペーズで勉強して疑似専門家になれ。

3 社内外での交流をできるだけ広げること
技術職であれ、積極的に視野を広げるため、自分より優れた人に学ぶ。

企業人であっても、公務員であっても社会人としての心構えは一緒である。

saitani

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プロとアマとの違い

2022年04月12日 08時31分53秒 | 教育論
教師は、子どもたちを教育することにより対価を得ている。
仕事をすることにより報酬を得ていれば、それは広義でのプロと言えるかもしれない。
お金をもらっているのに満足な仕事をしないならばそれはプロとは言えない。

しかし、現実には、プロとしての仕事の仕方をしていない人が、どの世界にも相当数いるのが現実だろう。
では、このプロとアマに違いはなんだろう。
こんな考え方がある。

第一に、プロは自分で高い目標を立てられる人だということである。
自分なりにほどほどやればいい、この程度でいいだろうと、目標をできるだけ低く設定しようするのがアマである。
組織の中で足並みをそろえるという文化がある。
現在の教育もその方法論の善し悪しや教育的効果の真偽は別として、他の学級と違うというだけでクレームがくる。
教師は、それがたびたびあると慎重にならざるをえない。
そうするといきおい足並みをそろえておいた方が無難であると考えるようになる。
この足並みをそろえるという現象、高い目標にあわせるなら組織としても成長するし、子どもたちにとっても有益な実践となる。
しかし、通常は低い目標にあわせる、率直に言えば簡単な方にあわせるのである。

そのことは結果的には伸びていこうする若い教師の成長を否定し、足を引っ張る結果となる。
もちろん勝手に何でもやってもいいと言うことではない。
組織の不利益になったり、学校の大きなルールを逸脱するように行為は否定されるべきだ。
しかし、それぞれの教師が創意工夫し、個性を発揮しながら教育に対峙していく、そういった昔から教育技術を進歩させてきた文化がなくなろうとしている。

やはりプロは、自分で高い目標を立て、その目標に責任をもって挑戦していこうする意欲をもっている。

第二に、約束を守るということ。
約束とは、教育する対象者に対する約束である。
きちんと成果を出して、子どもたちを成長させ、そのことを実感させる。
自分に与えられた報酬にふさわしい成果をきちんと出すことがこれがプロである。

成果を出せなくて何の後悔や自責の念を感じず、やれなかった弁解を繰り返して毎年やり過ごす、これはアマである。

第三に、準備をする。
プロは絶対に成功するという責任を自分に課している。
絶対に成功するために徹底して準備する。
準備に準備を重ねる。
自分を鍛えに鍛える。
そうして勝負の場に臨むから、プロは成功するのである。
アマは、準備らしい準備をほとんどせず、まあうまくいけば勝てるだろうと安易な気持ちで勝負に臨む。
教師も長く務めていると経験と勘でなんとかしようとする。

以前、寝食を忘れて仕事に没頭するということを書いたが、プロは寝ても覚めても考えている人でもある。

第四に、これこそがプロとアマを分ける決定要因である。
言い換えるとプロになるためには欠かせない絶対条件だとも言える。
それは、プロは進んで代償を支払おうという気持ちをもっているということが。
プロであるためには高い能力、スキル、人格が必要だ。
その高い水準を維持するためには、時間とお金と努力を惜しまない。
犠牲をいとわない。
代償を悔いない。
それがプロである。
犠牲をけちり、代償を渋り、自己投資を怠る人は絶対にプロにはなれないことは自明の理である。

saitani

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