飛耳長目 「一灯照隅」「行雲流水」

「一隅を照らすもので 私はありたい」
「雲が行くが如く、水が流れる如く」

最悪なことが起きたとしても

2024年08月05日 05時29分22秒 | 人生論
最悪としか思えないことが起きたとしても、それは最悪なことへの防波堤として起きているだけのこと。
もし、最悪なことが起きていたとすれば、最悪だと感じることもできない。
                            アドラー

人生に起きたことには必ず意味がある。
また、意味を見いだし、見つけていく。
それが仏法者の生き方です。
意味のないことはありません。
どんな宿命も、必ず、深い意味があります。

最後には全部うまういく。
もし、うまくいってないなら
それはまだ最後ではないということ。

おごらず、人と比べず、
面白がって、平気に生きる。

強い人より弱いまま
強くあろうとする人が好きだ
擦れた自分を笑うより
繊細であることを諦めない人が好きだ


あんまり頑張らないで
でもへこたれないで

どんな日であれ
その日をとことん楽しむこと

この世界に居る人
全員に好かれるなんて不可能
だから気にするな

欠点なんてあって当たり前
完璧な人なんていないんだから


たの人のように
うまくやろうと思わないでいい
自分らしく失敗すればいい

できないことに気を取られず
できることをやりなさい

いいんですよ弱いままで
自分の弱さと向き合って
それを大事にしなさい

君はこの先何度も転ぶ。
でもその度に立ち上がる強さも
君は持っているんだよ。   ドラえもん


弱い自分を嫌うより
弱さもあっていいと
認めてあげよう

落ち込む自分を嫌うより
落ち込んでもいいと
認めてあげよう

不安定な自分を嫌うより
不安定でもいいと
認めてあげよう

完璧でない自分を嫌うより
完璧でなくてもいいと
認めてあげよう

どんな自分も
すべて認めてあげよう



下を向いてもいいんだよ
綺麗な花が咲いているから。

立ち止まってもいいんだよ
本当の気持ちに気づけるから

回り道してもいいんだよ
思いがけない景色と出会えるから

泣いたっていいんだよ
未来のあなたはきっと笑っているから

知識は一人が100人、1000人に対して教育できる。
でも、意識はマンツーマンで教えるしかない。

どのような真理をもってしても
愛するものを亡くした哀しみを
癒やすことはできないのだ
どのような真理も、どのような誠実さも
どのような強さも、どのような優しさも
その哀しみを癒やすことはできないのだ
我々はその哀しみを哀しみ抜いて
そこから何かを学び取るしかできないし
そしてその学びにとった何かも
次にやってくる予期せぬ哀しみに対しては
何の役にも立たないのだ
           村上春樹


「わからないことがあったら聞いて」
ではなくて
「聞くべきかを迷った時点で聞いて」
と伝えた方が安心できます


コンビニの駐車場に、空のペットボトルが捨てられていた。
その人は、関係ないのに、わざわざ拾って、ゴミ箱に捨てる。

スーパーで、駐車場に、買い物カートが置き去りにされていた。
その人は、関係ないのに、わざわざ車を停めて、カートを元の場所に戻していく。

出先で、カップルが携帯を内カメにして、写真を撮っていた。
その人は、関係ないのに、わざわざ「撮りましょうか?」って笑顔で話しかける。

僕が失敗して落ち込んでいるとき。
その人は、関係ないのに、わざわざ「大丈夫だって!また、やり直したらいいんだから。」と励ましてくれる。

僕が、人の悪口を言ったとき。
その人は、関係ないのに、わざわざ
「気持ちはわかるよ。でも、その人の悪口なんて言う必要ないよ。
 あなたなら、その人が気にならないくらい、もっと上のステージに上がれるから。」
と言う。

その人は、とても優しくて、とても強い人に見えた。
その人は、「関係ある、関係ない」そんな考えで動いてはいなかった。

でも、ある時、その人が僕の前で泣いた。
その人でも、辛いことや悲しいことがあるらしい。
僕は何も言わず、その人を抱きしめていた。

しばらくして、その人が泣き止んだ後、
「大丈夫だって!また、やり直したらいいんだから。
 僕もずっとそばにいる。」
そう言った。

それを聞いた、その人は、泣き止んだはずなのに、また、泣いた。
少し経つと、その人は、いつもの、明るい元気な彼女に戻っていた。

彼女と一緒にいる時、
コンビニの駐車場に、空のペットボトルが捨てられていた。
僕は、彼女より先に拾って、ゴミ箱に捨てた。
「関係ないのに、わざわざそんなことするの?
 なんていってるけど、変わったね。
 すごくいいと思う。」
彼女はそう言った。

きっと、人は出会う人で、全てが変わるんだと思う。

僕は奇跡的に彼女と出会えたことを忘れずにこれからも生きていく。

saitani



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