飛耳長目 「一灯照隅」「行雲流水」「万里一空」「雲外蒼天」

「一隅を照らすもので 私はありたい」
「雲が行くが如く、水が流れる如く」

八代目同窓会

2010年01月11日 20時39分22秒 | 教育論
教育におけるターニングポイントと言える時代が存在する。
常に過去の自分を否定し、新しい学級経営、新しい教育方法を模索していく過程においては「同じ」ということはあり得ない。

スタートは始業式の出逢いであり、ゴールは卒業式の別れである。
その1年は何物にも代え難い、輝く記憶として鮮明に脳裏に焼き付く。
場面場面はある映像であるが、多くの人間の記憶をつなげあわせることにより、連続した記憶となって再現される。

八年前、別れた教え子と再会をした。
自分にとっては、その1年その1年、そのときできる最大限の教育を行ってきたつもりではあるが、今振り返ってみると、消してしまいたいような恥ずかしさを覚える。
子どもたちには本当に申し訳ないと思うのである。
今なら、もっとべつの方法があったと思う。
しかし、あのときの真剣さはそのときにベストだと思う方法を選んだのだ。

間違っていたとは思わないが、未熟であり力が足りなかったと思う。

本当に子どもたちはよく頑張ってくれた。
記録は更新されたが、その努力は今でもあせることはまったくない。

来年を再会を楽しみに、また、教師修行を続けて行こうと思う。
みんなも体にはくれぐれも気をつけて。

saitani

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謹賀新年2010

2010年01月03日 18時32分24秒 | 教育論
年が明けて2010年はスタートした。
今年も、充実した良い年になることを心より願う。

教育には、二つの力が必要である。
それは当然、一つは授業力である。
これは単により授業をするという言う意味でだけでなく、子どもたちを向上させる教育課程を編成する力も含むものである。

もう一つは、人間力である。
人間としての深み、優れた人格を持たなければ本当に教育はできない。
教師としての哲学、人間の生き方としての哲学をぶれのない形でもつ必要がある。

自らを磨き、高める日々でありたいと願う。

saitani

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