飛耳長目 「一灯照隅」「行雲流水」

「一隅を照らすもので 私はありたい」
「雲が行くが如く、水が流れる如く」

特別の教科 道徳 2 評価 所見

2017年05月07日 08時11分38秒 | 道徳科
今回の道徳のキーワードは次の2つである。

1 考え、議論する道徳
2 主体的・対話的で深い学び

評価の記述については、次のよう例が考えられる。

○○という場面に対して、○○のような考えをもち、実際に実践することができた。
○○のような考えをもって、自分自身も○○にように生きようと考えた。

○○生き方を通して、〇〇に気づき、自分自身も〇〇を大切していこうという気持ちをもつことができた。
○○の生き方を通して、〇〇の生き方の大切に気づくことができた。

saitani

特別の教科 道徳 1

2017年05月07日 07時08分17秒 | 道徳科
平成30年度より、「特別の教科 道徳」が実施される。
なぜ、「特別の教科」というのだろう。
それは、通常教科は、評価し、指導要録等に記載する必要があります。
この道徳も、評価を指導要録に記載することになります。
ただ、一つ違っているのは、数値での評価は行わず、文章表現のみで評価するという点である。

さらに、二点中教審での方向性が示されている。

1 内容ごとではなく、大くくりなまとまりで評価する。
2 相対的な評価ではなく、個人内評価とする。

高学年の場合、通知表等にも記述部分は多い。
さらに、これに道徳の文章による評価が加わると担任の負担は増となる。
評価は、ただ単に記述する労力のみならず、普段の資料収集も必要になってくるからである。

子供たちにとって、自らの成長を実感し、意欲の向上につながる評価とすることが必要となってくる。
そのためには、まず必要なのが授業改革である。
これまでの基本形と言われる、導入・展開・終末といった形式な展開に固執すること無く、目的をふまえた柔軟かつ多様な展開を考える必要がある。
 
考え、議論する道徳をどのように構築していくのか、これがポイントなる。

議論することはよいことだが、活発に議論することが道徳的価値が高く、友達や教師の話を集中して聞いている姿も見落とすこと無く評価に加えることも忘れてはならない。

saitani