飛耳長目 「一灯照隅」「行雲流水」「万里一空」「雲外蒼天」

「一隅を照らすもので 私はありたい」
「雲が行くが如く、水が流れる如く」

メディアリテラシー

2005年10月29日 17時49分12秒 | ICT
メディアリテラシーという言葉を最近よく聞くようになった。
実査には、7年ほど前からマスコミ等で取り上げられるようになったようだが、私自身はそんなに以前から理解していたわけではない。
メディアリテラシーとは、直訳すると「メディア 新聞・テレビ・ラジオなどの情報媒体。」「リテラシー literacy 読み書き能力。また,ある分野に関する知識やそれを活用する能力。」要するに、メディアを利用する技術や,伝えられた内容を分析する能力のことである。

さらにメディアリテラシーとは、次のような複合的な能力だと考える見方もある。
①メディアを主体的に読み解く能力
②メディアにアクセスし、活用する能力
③メディアを通じてコミュニケーションを創造する能力。特に、情報の読み手との相互作用的コミュニケーション能力。

メディアリテラシー教育の必要性が強調される裏側にはこんな問題点も指摘されている。
○匿名性があるから、無責任な言動に陥りやすい。
○現実と仮想現実の境界線が区別できなくなる。
○機会を相手にした生活に陥り人間関係が希薄化する。
○情報機器を利用した新しい犯罪が生まれている。
○不確かな情報を鵜呑みにして、正しい判断ができなくなる。

これからのメディア社会を生きていく子どもたちにとってメディアリテラシー教育は必要不可欠なものになっている。

SCENE113(saitani)
コメント
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