三原色を使って自分の色を自由に作らせたい。
葉っぱは緑、黄は茶色、コンクリートは灰色みたいは既成概念を変えたい。
キミ子方式での三原色の活用は有名だが、もっと、一般的に活用を目指したい。
三原色を知っている子は、濁った色も澄んだ色もつくることができ、色彩に広がりが出てくる。
若い頃に良く言われたことがある。
「その子の個性を大切にしなさい。」
その時に、頭の中に浮かぶ。
「個性って何?」
「どうしたら個性を大切にできるの?」
そのことを聞いてみると多くは次のような返事が返ってきた。
「教えすぎないこと。」
「自由な発想をさせること。」
納得のいかない返事が返ってくる。
教えず、自由にさせることができれば個性が伸びるなら、何もしないことが大事になる。
しかし、芸術の世界に何も指導されず、修行をしないで優れた作品を残した人はいるのだろうか。
個性を大切にするということは、自分が表現したいものを的確且つ適切に表現できる能力あることではないのか。
ならば、三原色による色作りができるようになった子が初めてできるようになることでないのか。
1 色の三原色
「赤・青・黄の三色を色の三原色と言います。」と子どもたち伝える。
画用紙に、赤・青・黄の色紙を貼る。
「赤と青を混ぜるとどんな色ができますか?」と問う。
「紫」
赤と青の間に紫の色紙を貼る。
「赤と黄をまぜるとどんな色になりますか?」と問う。
「だいだい」
赤と黄の間に、だいだいの色紙を貼る。
「青と黄をまぜるとどんな色になりますか?」と問う。
「みどり」
青と黄の間に、緑の色紙を貼る。
「このように、色はぐるっと輪になります。」
「黄緑はどこにくるでしょう。」
「緑と黄の間です。」
「それでは、色の三原色を全部混ぜるとどんな色になりますか。」
2 色作り
「三原色を全部混ぜた色を作ります」
パレットに、赤・青・黄・白の絵の具を出させる。
「三原色を混ぜてごらんなさい」
「汚い色になった。こげ茶みたいな色だ。」
黒板に書く。
赤+青+黄=にごった色
三色を混ぜると濁るが、二色だと濁らない。
ここからが子どもたちの活躍場面。
「今日は、色の三原色である赤・青・黄とそれから白をつかって、色作りの練習をします。
いろいろな色をたくさんつくれるほど良いのです。」
ここで条件を出す。
1 いろいろな木の葉の色
2 いろいろな木の幹の色
3 いろいろなコンクリートの色
みの三つの色だけはまず作りなさい。
風景を描くときにとても大切は色だからです。
この三つの色の作り方はしっかりと覚えさせておく。
うまく混色できない子には個別に支援を行う。
〇緑色は、青色と黄色を混ぜてつくります。
〇茶色は、まず赤と黄をまぜて朱色を作ります。
それに少しずつ青をまぜていきます。
〇灰色は、まずはじめに赤・青・黄を適当に混ぜます。
黒っぽい色が出来たらそれに白を加えていきます。
◎この三つの色が自由にできるようになったら、いろいろな色に挑戦してみなさい。
作ったら、500円玉ほどの大きさで画用紙に塗っていきます。
誰が一番多く色をつくれるでしょうか。
発展問題で、「自分の肌の色をつくれるかな?」と問う。
結構難しい。
できない子には支援をする。
「まず、赤と黄をまぜてだいだい色を作ります。
黄色を多めにします。
そしてほんのちょっぴり青を混ぜます。
ほんのちょっぴりです。
それに白色を少しずつ加えていくと肌の色に近くなります。」
「色の三原色」は教室に掲示する。
saitani
葉っぱは緑、黄は茶色、コンクリートは灰色みたいは既成概念を変えたい。
キミ子方式での三原色の活用は有名だが、もっと、一般的に活用を目指したい。
三原色を知っている子は、濁った色も澄んだ色もつくることができ、色彩に広がりが出てくる。
若い頃に良く言われたことがある。
「その子の個性を大切にしなさい。」
その時に、頭の中に浮かぶ。
「個性って何?」
「どうしたら個性を大切にできるの?」
そのことを聞いてみると多くは次のような返事が返ってきた。
「教えすぎないこと。」
「自由な発想をさせること。」
納得のいかない返事が返ってくる。
教えず、自由にさせることができれば個性が伸びるなら、何もしないことが大事になる。
しかし、芸術の世界に何も指導されず、修行をしないで優れた作品を残した人はいるのだろうか。
個性を大切にするということは、自分が表現したいものを的確且つ適切に表現できる能力あることではないのか。
ならば、三原色による色作りができるようになった子が初めてできるようになることでないのか。
1 色の三原色
「赤・青・黄の三色を色の三原色と言います。」と子どもたち伝える。
画用紙に、赤・青・黄の色紙を貼る。
「赤と青を混ぜるとどんな色ができますか?」と問う。
「紫」
赤と青の間に紫の色紙を貼る。
「赤と黄をまぜるとどんな色になりますか?」と問う。
「だいだい」
赤と黄の間に、だいだいの色紙を貼る。
「青と黄をまぜるとどんな色になりますか?」と問う。
「みどり」
青と黄の間に、緑の色紙を貼る。
「このように、色はぐるっと輪になります。」
「黄緑はどこにくるでしょう。」
「緑と黄の間です。」
「それでは、色の三原色を全部混ぜるとどんな色になりますか。」
2 色作り
「三原色を全部混ぜた色を作ります」
パレットに、赤・青・黄・白の絵の具を出させる。
「三原色を混ぜてごらんなさい」
「汚い色になった。こげ茶みたいな色だ。」
黒板に書く。
赤+青+黄=にごった色
三色を混ぜると濁るが、二色だと濁らない。
ここからが子どもたちの活躍場面。
「今日は、色の三原色である赤・青・黄とそれから白をつかって、色作りの練習をします。
いろいろな色をたくさんつくれるほど良いのです。」
ここで条件を出す。
1 いろいろな木の葉の色
2 いろいろな木の幹の色
3 いろいろなコンクリートの色
みの三つの色だけはまず作りなさい。
風景を描くときにとても大切は色だからです。
この三つの色の作り方はしっかりと覚えさせておく。
うまく混色できない子には個別に支援を行う。
〇緑色は、青色と黄色を混ぜてつくります。
〇茶色は、まず赤と黄をまぜて朱色を作ります。
それに少しずつ青をまぜていきます。
〇灰色は、まずはじめに赤・青・黄を適当に混ぜます。
黒っぽい色が出来たらそれに白を加えていきます。
◎この三つの色が自由にできるようになったら、いろいろな色に挑戦してみなさい。
作ったら、500円玉ほどの大きさで画用紙に塗っていきます。
誰が一番多く色をつくれるでしょうか。
発展問題で、「自分の肌の色をつくれるかな?」と問う。
結構難しい。
できない子には支援をする。
「まず、赤と黄をまぜてだいだい色を作ります。
黄色を多めにします。
そしてほんのちょっぴり青を混ぜます。
ほんのちょっぴりです。
それに白色を少しずつ加えていくと肌の色に近くなります。」
「色の三原色」は教室に掲示する。
saitani