2020年7月14日(火)
ツツジコブハムシ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/29/8696559f3b2eb9fb04825bdec29851a6.jpg)
大きさ3mmもない。
見つけたのは7月3日のこと。
雨の中、かみさんがもう一度「茅の輪くぐり」の神社へ行って、吟行をしたいというので
「仕方ないのう。透明ビニル傘持ってついてくわ」と
桜とツツジだけ見て歩くことに。
透明とはいえ傘ごしに見るのは無理やった。
来なきゃよかった・・・ブツブツブツブツ・・・
桜にはムシクソハムシ、ツツジにはツツジコブハムシという
まるで『虫の糞』のような形態をしたハムシがいる。
そのことは、すでに図鑑で調べていた。
桜関係は残念ながらアウト。と、垣根のツツジを見てまわる。
最後の最後、剪定前のツツジの頂芽のすき間に黒い物体、発見!
「ごめんなさい。ちょっとお先に剪定します!」とポキッして
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/21/95c44b1ecd82a2ab1e27adb5107163a4.jpg)
なんか虫の糞にしては足があるような・・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/00/3c/4c9e261c6ffb769bb62cb2e4d6ab071a.jpg)
早足で駆け戻り、観察ケースに入れて持ち帰り、コブハムシの仲間と確信だあっ!
かくして、一度も虫の糞に触ることもなく、コブハムシの仲間を見つけたのであった。
さてさて、乾くの待って夜、LEDライトで撮影、すべて失敗!
翌日、晴れた外で撮影会だ!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/76/4a/b92afc39be07d98b01f2fbb1aec8ca2f.jpg)
尾部を高く上げると飛ぶ合図っぽい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3e/ee/6221fdc7ed6649413464942a19fac2cc.jpg)
つついてグリーンカーペットを歩かせる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3f/c0/ba9e13dd77517eb72b37f1840369fd93.jpg)
はいっ!そこっ!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/48/04/c127b4d74880e4182aff6eef6c319d11.jpg)
そこでターン!よし!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/01/77/7286ac8732da66b95aaa0be7835b05d3.jpg)
それにしても3対の脚の収納庫の形には恐れ入る。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/63/3b/6222f98aa1a949a97c482388cfb33b7d.jpg)
脚をしまったらポロッとこぼれ落ちるのも無理はない。
ひっくり返した写真も撮っときゃよかったな。
天敵たちからもどうみても虫の糞に見えるんだろうなあ。
進化の妙はとてつもないね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1a/f6/22f587423b865f4fccf8bf474f068c22.jpg)
『コブハムシ亜科』にコブハムシの仲間は10種くらいいるようだけど
サクラを食草とするやつだけ『ムシクソハムシ』という名がついてる。
まさに、名は体を表してるね。
ただ、他の連中はすべて『○○コブハムシ』なのは、ちょっぴり残念だ。
と、事情も何も知らないど素人は思うのである。
「ムシクソ」という言葉に揶揄を感じる方がおかしいんじゃないかなあ?
おそらく、ムシクソハムシの命名が一番古く
後に、いろいろ見つかっていったとき
「ムシクソでは可哀想だし、蔑んでいるように扱われるだろう」とかいった配慮から
コブハムシという名前が生まれたんじゃないかなあ。
ということで、コイツのこと『ツツジムシクソハムシ』と私は呼ぶぞっ!
ハムシたちも30種を越えたところで、いったん一区切り。
図鑑も返したしね。
ツツジコブハムシ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/29/8696559f3b2eb9fb04825bdec29851a6.jpg)
大きさ3mmもない。
見つけたのは7月3日のこと。
雨の中、かみさんがもう一度「茅の輪くぐり」の神社へ行って、吟行をしたいというので
「仕方ないのう。透明ビニル傘持ってついてくわ」と
桜とツツジだけ見て歩くことに。
透明とはいえ傘ごしに見るのは無理やった。
来なきゃよかった・・・ブツブツブツブツ・・・
桜にはムシクソハムシ、ツツジにはツツジコブハムシという
まるで『虫の糞』のような形態をしたハムシがいる。
そのことは、すでに図鑑で調べていた。
桜関係は残念ながらアウト。と、垣根のツツジを見てまわる。
最後の最後、剪定前のツツジの頂芽のすき間に黒い物体、発見!
「ごめんなさい。ちょっとお先に剪定します!」とポキッして
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/21/95c44b1ecd82a2ab1e27adb5107163a4.jpg)
なんか虫の糞にしては足があるような・・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/00/3c/4c9e261c6ffb769bb62cb2e4d6ab071a.jpg)
早足で駆け戻り、観察ケースに入れて持ち帰り、コブハムシの仲間と確信だあっ!
かくして、一度も虫の糞に触ることもなく、コブハムシの仲間を見つけたのであった。
さてさて、乾くの待って夜、LEDライトで撮影、すべて失敗!
翌日、晴れた外で撮影会だ!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/76/4a/b92afc39be07d98b01f2fbb1aec8ca2f.jpg)
尾部を高く上げると飛ぶ合図っぽい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3e/ee/6221fdc7ed6649413464942a19fac2cc.jpg)
つついてグリーンカーペットを歩かせる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3f/c0/ba9e13dd77517eb72b37f1840369fd93.jpg)
はいっ!そこっ!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/48/04/c127b4d74880e4182aff6eef6c319d11.jpg)
そこでターン!よし!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/01/77/7286ac8732da66b95aaa0be7835b05d3.jpg)
それにしても3対の脚の収納庫の形には恐れ入る。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/63/3b/6222f98aa1a949a97c482388cfb33b7d.jpg)
脚をしまったらポロッとこぼれ落ちるのも無理はない。
ひっくり返した写真も撮っときゃよかったな。
天敵たちからもどうみても虫の糞に見えるんだろうなあ。
進化の妙はとてつもないね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1a/f6/22f587423b865f4fccf8bf474f068c22.jpg)
『コブハムシ亜科』にコブハムシの仲間は10種くらいいるようだけど
サクラを食草とするやつだけ『ムシクソハムシ』という名がついてる。
まさに、名は体を表してるね。
ただ、他の連中はすべて『○○コブハムシ』なのは、ちょっぴり残念だ。
と、事情も何も知らないど素人は思うのである。
「ムシクソ」という言葉に揶揄を感じる方がおかしいんじゃないかなあ?
おそらく、ムシクソハムシの命名が一番古く
後に、いろいろ見つかっていったとき
「ムシクソでは可哀想だし、蔑んでいるように扱われるだろう」とかいった配慮から
コブハムシという名前が生まれたんじゃないかなあ。
ということで、コイツのこと『ツツジムシクソハムシ』と私は呼ぶぞっ!
ハムシたちも30種を越えたところで、いったん一区切り。
図鑑も返したしね。
ムシクソハムシ、分かり易くていい命名だと思います。
直感で覚えられるから、こっちの方がいいですよね。
ムシクソという名も、虫の糞を馬鹿にする人にとっては嫌でしょうけど、糞は大切な資源でもあり、大好きな名前です。