私魚人(あいうおんちゅ)~定年親父の魚三昧:タナゴ仕掛けとガサで出会った魚たち~

50年続けた魚遊び。胴長ガサガサもしんどい。ならば釣りだ!野遊びだ!タナゴから珍魚・駄魚釣りへ!地元の生き物探しへ!

ぼっけえウロハゼ:喜びも悲しみも幾時分の巻

2017-10-07 17:54:17 | 周縁魚
2017年10月5日(木) 近場の漁港にて

仕事を終え、職場を出ると「プッ!」とクラクション。
あらま! かみさんの車じゃ!
「迎えに来たよ。ゴカイも買っとるし、ついでに釣りに行く? 明日は雨じゃし。」
「行く行く!」
先週末釣りに行けんままドンヨリしてた私をねぎらうつもりらしい。
すんばらしいサプライズである。
ああっ! 人生最良の気づかいができる伴侶なのである。

「カメラ積んでくれた?」
「そんなん知らんわ!」
「カメラないとデータとれんやんか!」
「どうでもええ。」
ああっ! 人生最悪の態度の悪い伴侶なのである。

道すがらコンビニへ。
飲みもの等をしこんでおかないと。
「おっ! 700円でクジがひけるで!」
「ひいてあげるわ。」
「アタリやあ~! 250円の商品やあ!」
ああっ! 人生最高の運を持つ伴侶なのである。

到着。最干潮の時間。
立ち待ち月が昇るのを楽しみにしながら釣りをはじめる。
隊長2cmほどの小さなヒイラギがポツポツ。
秋の知らせやね。

かみさんが体長5cmほどのシロギスを釣る。
「なんでこんなに小さいんな? もうおっきくなって深場へ行かんといけんやろ?」
まるで初夏の知らせなのである。
たまたまかと思ったら私にもちっこいシロギスがポツポツ。

さらに、かみさん体長3cmほどのちっこいちっこいネズミゴチ。
なんでや? 
キミもとっくに大きくなってるハズなのに。

「今度はおっきいよお~!」突然かみさんの声。
手のひらを越える20cm近いマハゼである。
え? もうやってきてるの?
キミの季節は晩秋じゃなかったかなあ?

「また、おっきいよお~!」
2尾目は私に釣らさんかいっ!
ああっ! 人生最低の遠慮を知らぬ伴侶なのである。

完敗なのである。

この日に釣れた魚を多い順に並べると、
ヒイラギ(幼)・シロギス(幼)・マハゼ・ツマグロスジハゼ・ウロハゼ・ネズミゴチ(幼)・ガザミ(幼)。

なのだが、写真がない。

そこで、この漁港へ今年8月27日(日)
「たまには行っとかんと1年間のデータが残らんけえ」と寄ったときの写真と記録。

こんなとこで釣ったのである。


この日は、ぼっけえウロハゼが釣れたんである。


撮影ケースには当然入らんのだ。


バケツの中のちっこいウロハゼや若いマハゼと比べてみると

こんな感じである。
というか、こんだけしか釣れんかったので書く気になってなかったのである。

体長20cmはかるく越えてたと思うのである。
竿がへし折られるかと思うくらいひいたのである。

ま、コイツ、繁殖もすませ、人生の終末を迎えつつあるのである。
十分食えるサイズだけど、そっと海へ戻してやろうじゃないか。

タイの魚の話ばかりでもあきるけんな。



 

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