2017年4月22日 土曜日
体長3cmもないタケノコメバルの幼魚である。

相棒が釣りやがったのである。

仕掛け投入とほぼ同時にウキが沈んだのだ、という。クソッ!
「タナゴ竿と仕掛けで何種釣れるか」というほぼほぼ無意味なことをはじめて半年。
どうやらこうやら77種目なのである。
記念すべき77種目なのである。クソッ!
話は朝へさかのぼる。
5時半に目が覚める。
昔から休日になるとなぜか早起きになる。
天気もいい。
今日は一日フリーに過ごせる。
海へ行こうか、川へ行こうか悩んだ末に、この前イソギンポを釣った漁港へ行くことにした。

この漁港は人も漁船もほぼほぼ見当たらないのである。
浮き桟橋もあるし、階段から急に深くなってるし、駐車場も広い。
近所に住んでる人も前回
「いつだってこの辺自由に釣りしてええよ」と言ってくださったのだ。
であれば昼食をつんでのんびりと一日イカねばならぬ。タコねばならぬ。
さっそく相棒がアイナメのチビを立て続けに2尾釣る。


負けじと私もアイナメのチビを1尾釣る。負けとるがな!

ムムムッ! お得意のアカオビシマハゼじゃ!

と、仲睦まじく釣っては放流、釣っては放流してたのである。
「あっ! ちっちゃいアイナメ釣ったわ。ありゃ? 何かちがう・・・・・・?」
「どれ、見せてみい! わっ! タケノコメバルじゃが!」
「わし、タモ網で1匹採ったこたぁあるが、まだ釣っとりゃせんが! なんで釣るん!」
「知らんわいね! へへ~ん! 私の勝ちぢゃね!」
と、にわかに雲行きは怪しくなってしまったのであった。
しょせん夫婦ももとを正せば赤の他人なのである。
さて、撮影だ。
「何か釣れたんですか?」
こんなときに限って声をかけてくる人が現れる。
「ええ。タケノコメバルの赤ちゃんを撮影してるんです。」
「こんなちっちゃな竿で釣ったんですか?」
「はい。いえ、釣ったのはかみさんです。」
いろいろ説明せんといけんのんがもどかしい。
こちとらサッサと済ませて釣らんといけんのんじゃど・・・・・・
釣り再開。
昼飯もろくに食わずにウロウロと漁港を歩き回る。
アイナメもアカオビシマハゼも10尾ちかく釣ってしまった。
と、ようやくプルプルプルという小さなアタリ(この頃にはウキを取りミャク釣りに)。

「どうじゃあ! わしのが大きいで!」
「私のが先じゃけんね!」
まだ言い争っているのであった。
西日本ではメバルのことを春告魚と呼んだりする。
この漁港にもたくさんのタケノコメバルの稚魚が群れていた。
春はソロソロと海の中にも訪れたみたいだ。
タケノコメバルの稚魚たちはサクラの花びらのように舞っていたのであった。
体長3cmもないタケノコメバルの幼魚である。

相棒が釣りやがったのである。

仕掛け投入とほぼ同時にウキが沈んだのだ、という。クソッ!
「タナゴ竿と仕掛けで何種釣れるか」というほぼほぼ無意味なことをはじめて半年。
どうやらこうやら77種目なのである。
記念すべき77種目なのである。クソッ!
話は朝へさかのぼる。
5時半に目が覚める。
昔から休日になるとなぜか早起きになる。
天気もいい。
今日は一日フリーに過ごせる。
海へ行こうか、川へ行こうか悩んだ末に、この前イソギンポを釣った漁港へ行くことにした。

この漁港は人も漁船もほぼほぼ見当たらないのである。
浮き桟橋もあるし、階段から急に深くなってるし、駐車場も広い。
近所に住んでる人も前回
「いつだってこの辺自由に釣りしてええよ」と言ってくださったのだ。
であれば昼食をつんでのんびりと一日イカねばならぬ。タコねばならぬ。
さっそく相棒がアイナメのチビを立て続けに2尾釣る。


負けじと私もアイナメのチビを1尾釣る。負けとるがな!

ムムムッ! お得意のアカオビシマハゼじゃ!

と、仲睦まじく釣っては放流、釣っては放流してたのである。
「あっ! ちっちゃいアイナメ釣ったわ。ありゃ? 何かちがう・・・・・・?」
「どれ、見せてみい! わっ! タケノコメバルじゃが!」
「わし、タモ網で1匹採ったこたぁあるが、まだ釣っとりゃせんが! なんで釣るん!」
「知らんわいね! へへ~ん! 私の勝ちぢゃね!」
と、にわかに雲行きは怪しくなってしまったのであった。
しょせん夫婦ももとを正せば赤の他人なのである。
さて、撮影だ。
「何か釣れたんですか?」
こんなときに限って声をかけてくる人が現れる。
「ええ。タケノコメバルの赤ちゃんを撮影してるんです。」
「こんなちっちゃな竿で釣ったんですか?」
「はい。いえ、釣ったのはかみさんです。」
いろいろ説明せんといけんのんがもどかしい。
こちとらサッサと済ませて釣らんといけんのんじゃど・・・・・・
釣り再開。
昼飯もろくに食わずにウロウロと漁港を歩き回る。
アイナメもアカオビシマハゼも10尾ちかく釣ってしまった。
と、ようやくプルプルプルという小さなアタリ(この頃にはウキを取りミャク釣りに)。

「どうじゃあ! わしのが大きいで!」
「私のが先じゃけんね!」
まだ言い争っているのであった。
西日本ではメバルのことを春告魚と呼んだりする。
この漁港にもたくさんのタケノコメバルの稚魚が群れていた。
春はソロソロと海の中にも訪れたみたいだ。
タケノコメバルの稚魚たちはサクラの花びらのように舞っていたのであった。
共通の趣味があるっていいですね!
相棒さんの腕前も、相当なものなんですね!?
再就職で大変そうでしたけど、よい週末を過ごせて良かったですね。
かみさんが始めたのはほんの3年前なんです。
メキメキ腕を上げやがって!
仕掛けもなんもかんも全部用意してたのが、
今ではハリも外すし、付け替えたりもします。
友達と行くのとはまた違った楽しみがあります。
紅実子さんもよかったらどうですか?
潮の香りを浴びながら一日過ごすのも悪くないと思いますよ。