202212月14日(水)
ゴイサギ Nycticorax nycticorax
20221212 60cmほど
一昨日かみさんと散歩中、近くにある小さなため池はすっかり冬干しされていて
先に歩くかみさんに驚いたのかバサッと池中央に飛び出してきた。
「ゴイサギだっ!」
夜行性だから寝ぼけナマコで飛び出したのかもしれない。
羽の色や頭にちょんとでている白い飾り羽から4年は生きている成鳥だ。
2か月半ほど前のこと、市内ではまだ生物多様性の残る数少ないため池で
20220930
遠くのアシ原にいた鳥を少し変わったアオサギだと思って撮影していた。
すぐにアシ原の奥へススッと入っていったから変だと思いつつ・・・
帰宅後、画像を拡大して・・・目が赤いじゃないかっ!
ならばゴイサギではないかっ!
と、買い物の度にこのため池へ立ち寄って散歩してきたのだけれど、会えぬまま。
まさか同じ町内の干からびた視界のひらけたため池にいるなんて!
逆光だから少しずつ回り込む。
読んでくださる方々には、似たような画像が続くだけだから
調べたうんちくを書き連ねながら進めると
ゴイサギは美味しい鳥だったみたいで
『平家物語』には、天皇の命令に従って素直に捕らえられたことから「正五位」という位を与えられたと、記されているそうだ。
だから、漢字で『五位鷺』と書く。
ついでに、律令制における「正五位」について調べてみた。
古く聖徳太子の時代の「冠位十二階」の色でいうと「青または薄い青」にあたるらしい。
だから、ゴイサギの背面の濃青灰色・羽の薄青色と合致しているな。
(気づかれたのか頭を下げ、少し目つきが鋭くなった)
また、平家物語での「正五位」では、身内の貴族たちで「四位」までを占め
「五位」からは身内以外の一般的な人々の貢献度で位付けしているようだった。
このように、ゴイサギは位の高い鳥として扱われてきているみたいだ。
それは、明治時代にも続いていて・・・
例えば、明治天皇から「正五位」を与えられた人物の中に『野口英世』がいた!
ゴイサギと野口英世が同じ位置づけにあるなんて・・・
それは、今でも紫綬褒章とか社会貢献など長く続けられてきた方々に贈られる形で残っているからね。
(やっと順光へ回り込んだ)
ま、低くしっかりしゃがまないと
高く遠くへ飛(跳)べないことは、鳥も人も同じだな。
ゴイサギ Nycticorax nycticorax
20221212 60cmほど
一昨日かみさんと散歩中、近くにある小さなため池はすっかり冬干しされていて
先に歩くかみさんに驚いたのかバサッと池中央に飛び出してきた。
「ゴイサギだっ!」
夜行性だから寝ぼけナマコで飛び出したのかもしれない。
羽の色や頭にちょんとでている白い飾り羽から4年は生きている成鳥だ。
2か月半ほど前のこと、市内ではまだ生物多様性の残る数少ないため池で
20220930
遠くのアシ原にいた鳥を少し変わったアオサギだと思って撮影していた。
すぐにアシ原の奥へススッと入っていったから変だと思いつつ・・・
帰宅後、画像を拡大して・・・目が赤いじゃないかっ!
ならばゴイサギではないかっ!
と、買い物の度にこのため池へ立ち寄って散歩してきたのだけれど、会えぬまま。
まさか同じ町内の干からびた視界のひらけたため池にいるなんて!
逆光だから少しずつ回り込む。
読んでくださる方々には、似たような画像が続くだけだから
調べたうんちくを書き連ねながら進めると
ゴイサギは美味しい鳥だったみたいで
『平家物語』には、天皇の命令に従って素直に捕らえられたことから「正五位」という位を与えられたと、記されているそうだ。
だから、漢字で『五位鷺』と書く。
ついでに、律令制における「正五位」について調べてみた。
古く聖徳太子の時代の「冠位十二階」の色でいうと「青または薄い青」にあたるらしい。
だから、ゴイサギの背面の濃青灰色・羽の薄青色と合致しているな。
(気づかれたのか頭を下げ、少し目つきが鋭くなった)
また、平家物語での「正五位」では、身内の貴族たちで「四位」までを占め
「五位」からは身内以外の一般的な人々の貢献度で位付けしているようだった。
このように、ゴイサギは位の高い鳥として扱われてきているみたいだ。
それは、明治時代にも続いていて・・・
例えば、明治天皇から「正五位」を与えられた人物の中に『野口英世』がいた!
ゴイサギと野口英世が同じ位置づけにあるなんて・・・
それは、今でも紫綬褒章とか社会貢献など長く続けられてきた方々に贈られる形で残っているからね。
(やっと順光へ回り込んだ)
ま、低くしっかりしゃがまないと
高く遠くへ飛(跳)べないことは、鳥も人も同じだな。