私魚人(あいうおんちゅ)~定年親父の魚三昧:タナゴ仕掛けとガサで出会った魚たち~

50年続けた魚遊び。胴長ガサガサもしんどい。ならば釣りだ!野遊びだ!タナゴから珍魚・駄魚釣りへ!地元の生き物探しへ!

はたと気付いたっ!

2019-04-11 08:44:07 | 日常
2019年4月11日(木)

兄弟との2泊3日のプチ合宿の話を書く予定だったが・・・
夜寝床でついつい考えてたら、はたと気付いてしまった。

それは、昨日届いた図鑑の話のこと。


奄美群島の魚たち1300種以上が掲載されてる、と紹介した。
亜熱帯の地域だし、見知らぬ名前や新種記載の魚たちが満載だ。



真面目にコツコツ、1日3、4種ずつ覚えていくとする。
そうすると全部覚えるまで、ま、1年はかかることになる。
1年たってすべてに目を通した頃、最初の頃覚えた名前はすっかり忘れてしまってる。



また、初めから覚え直しをすることになる。

するってえと何かい?
いつまでたっても覚えられないってえことかい?

そりゃ、回し車を走り続けるネズミと同じ運命なのかい?
メビウスの輪みたいなもんかい?



年をとるのはつらいね、とうなだれて落ち込み
若者よ、若いうちに勉強せい、なんて説教をたれる気も毛頭ない。

だって、覚えたはしから忘れていくってことは
ずっとずっと新鮮な気持ちで図鑑をながめられるってえことじゃんっ!




ひょっとすると・・・
「コケの一念岩をも通す」で全部覚える日が来るかもしれんし・・・(たぶん来ない)

なお、文中のコケはプチ合宿中に撮ったもの。(フフフッ! オチへの布石だね)

あれっ?
コケの一念のコケ・・・苔のことだっけ? 念のため調べることに・・・


違いました。
「虚仮(こけ)」でした。
仏教用語で嘘とか絵空事を表し、ここでは「愚か者」の意味で使ってるそうです。

なるほどっ! また新たな気付きじゃっ!
苔と虚仮を勘違いして覚えとるとは・・・まさに虚仮ぢゃねっ!

ま、こんな兄弟が3人集まったのだから、プチ合宿はど忘れ・勘違いの連発!
ぶち楽しかったもんな。 

つまり、ある意味年をとるのはステキなこと。
そうじゃないですかあっ!

コメント (2)
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