私魚人(あいうおんちゅ)~定年親父の魚三昧:タナゴ仕掛けとガサで出会った魚たち~

50年続けた魚遊び。胴長ガサガサもしんどい。ならば釣りだ!野遊びだ!タナゴから珍魚・駄魚釣りへ!地元の生き物探しへ!

マナマコ・アオ型(釣査215種目)は重すぎる

2019-04-19 09:29:20 | 他の無脊椎動物
2019年4月19日(金)

大きなマナマコ・アオ型


昨日、2つ用事をすませ、漁港で釣り。

いつものタナゴのべ竿にくわえ
『何が釣れるか分かりまへんでスペシャル』によるチョイ投げ。


普通の投げ釣り用の仕掛けを、極々小さいハリ(金袖1号)に換えたもの。
これもまたタナゴ仕掛けとして当初から登録してるのだがめんどくさくてね。

投げたらほっといていつもの釣り。

アイナメの幼魚 1匹


アカオビシマハゼ 5匹


久しぶりのイソギンポ 1匹


あたたかくなってきて姿が見えなくなってきたチャガラ 1匹




さてと、そろそろチョイ投げあげてみよかね?
グイッ! とアワセをかませて・・・・・・ん? 根がかりやんか!
クソッ! と竿ごとバックしてくと・・・・・・ん? 根がかりが動くやんか!

それからは、おもちゃのようなリールをガリゴリガリゴリまいていく。

何やろ? 何やろ?

「どっひゃあ! ナマコやあっ!」

まさか215種目がマナマコとは・・・まなこおっぴろげ!

グイッとあわせたとき、たまたまひっかかったんや。
ナマコは強い刺激をくわえると固く収縮する。
ハリもなかなかはずれない。
ハサミでナマコさんの患部を切開手術。

「しばらく様子を見ますから黒バケツにいてください」


緊張がほぐれるとのびるのびる。
たくさんの糞もする。
もう大丈夫そうですね。
いつ退院されてもいいですケド・・・・・・

さて、ナマコのうんちく。
ナマコはウニ・ヒトデと同じ棘皮動物の仲間。
私たちセキツイ動物が含まれるグループ(後口動物)の先祖にもあたる。

ウニ・ヒトデより私はナマコが一番えらいと思ってる。
なぜなら造骨細胞をもち、骨片をつくるのである。
つまり、体内に骨を造ろうと試みたのである。
えらいじゃないかっ! 
そして、途中でやめてしまうのである。
体内に骨片を残したまま、海でのほほんと過ごすことに運命を変えていく。
えらいじゃないかっ! アクセク生きない自堕落な感じが好きだ!
骨片はコリコリとする食感のもとでもあるし。

『何が釣れるか分かりまへんでスペシャル』によるチョイ投げで

イトヒキハゼ 2匹


シロギス 1匹


追加して・・・さてさてナマコどうするかねえ?
兄貴に電話、調理法を聞いてみたら、なんとかできそうなのでお持ち帰り。

立派なメスでたっぷりのコノコが・・・


今、冷蔵庫に美味しいナマコ酢たくさんできてます!

コメント
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