私魚人(あいうおんちゅ)~定年親父の魚三昧:タナゴ仕掛けとガサで出会った魚たち~

50年続けた魚遊び。胴長ガサガサもしんどい。ならば釣りだ!野遊びだ!タナゴから珍魚・駄魚釣りへ!地元の生き物探しへ!

ながら読書とだらだら野鳥観察

2019-02-26 09:30:03 | 鳥類
2019年2月26日(火)

世事も私事も憤懣やるかたなきことが多くて・・・「ちむぐりさ」なのだが・・・
ブログにぶつけても、何となく高みの見物(評論家)的見解に思えたりするのも嫌だし
何より書いても面白くないから余計に不愉快がたまるし。

かといって、楽しく書こうとしてもなかなか難しい。

そこで、まず今日は最近読み終えた3冊の紹介。

『鳥類学者の目のツケドコロ』 松原 始 (著) ベレ出版 (2018/7/11)
『鳥が好きすぎて、すみません』 細川 博昭 (著) 誠文堂新光社 (2018/10/10)


どんな世界にも好き者がいる。
鳥好き(鳥屋さん)の気持ちを知りたくて、読んでみた2冊。

最近、過去のデータとは比べ物にならないくらい近辺から魚が消え、釣りにならない。
しかたなく野鳥観察で日々をごまかしてた。
でも、しかたなく野鳥観察なんてないい加減さは失礼かもしれん。

餌付けされたヤマガラの観察の時なんか
「エサにタナゴバリ忍ばせたら釣れるかもしれん・・・」なんて、不埒なことを考えたりもするし。

いっちょ何冊か読んどくべ。

とり上げる鳥たちが身近なのが多く、楽しく読めたし・・・
動物行動をフィールドでしっかりふまえてるのも心地良い。
最近、インビトロ(研究室内)な研究者が増えたもんなあ。

でも、書いてる内容は大脳視覚中枢から記憶中枢へは通行止めがかかってしまう。
老いるというのはこういうことなんだな。

と、思いながら・・・リビングの大窓を丁寧に磨いておいてっと・・・

読書しながらインビトロな野鳥観察ぢゃっ! 

「ツグミが来たぞっ!」


2冊の本をめくり「ツグミ・・・ツグミ・・・」とあらためて探す。
載ってるかどうかは自分で手にして確かめてね。

「スズメが来たぞっ!」


2冊の本をめくり「スズメ・・・スズメ・・・」と・・・以下同文。

なるほどね。こういうのもありやね。


もう1冊は『コケの謎~ゲッチョ先生、コケを食う』 盛口 満 (著) どうぶつ社 (2008/07)


この人の文章の上手さと観察力の鋭さ・好奇心の強さはすでに定評がある。
何の生き物のことを書いてもおもしろい。
コケ類にはまったく興味はなくて、なかなか読まずにいたケド・・・引き込まれてしまった。

この人、コケならコケ屋さん、ゴキブリならゴキブリ屋さんと
生き物を通して「生き物屋さん(専門家)」の姿を巧みに書き上げてんのかもしれないなあ。
コメント
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