私魚人(あいうおんちゅ)~定年親父の魚三昧:タナゴ仕掛けとガサで出会った魚たち~

50年続けた魚遊び。胴長ガサガサもしんどい。ならば釣りだ!野遊びだ!タナゴから珍魚・駄魚釣りへ!地元の生き物探しへ!

ミミズをもらったもんで・・・ちょい遠出(後半)

2019-02-22 09:59:18 | 淡水釣り
2019年2月22日(金)

一昨日、行きつけの釣具屋さんに2箱ほど「ミミズちゃん熊太郎」をもらった話の続き。

2ポイント目、かみさん思い出の地なのだが・・・生体反応皆無。
ここも水路の整備で年々ダメになってしもた。

3ポイント目は、私の好きな場所。
採れたて野菜じいさんの畑の近く。
採れじい(略にて失礼)は齢90後半。
戦地での壮絶で悲惨な話を以前じっくり聞かせていただいたことがある。

「今年も元気に会えるかね?」
「畑におってくれたらなあ・・・」
「きっと元気にしちょるよ。ひい孫に子どもが生まれたとか言うとったし・・・」

車を停め、釣り具を持って歩く。畑が近づく。

「お~っ! 久しぶりじゃのおっ!」 採れじいの声。
「覚えてくれてたんですね。お元気ですか?」 と、かみさん。
「元気よの。あんたら1年ぶりじゃなあ。姿見んけえ心配とったぞ」 反対に心配されとったぞ。

覚えてくれてたことは、3つの意味でうれしい。
1.もちろん、採れじいが元気だったこと。
2.私たちを覚えてくれてたこと。
3.そして、遠方から多くの釣り人が次々来てた頃の眼と違い、柔らかく迎えてくれてること。

かみさんは絶好調!
ミミズ1匹がけで、大きなワタカを数匹釣ったり釣り落としたり、ヌマムツやタモロコを釣ったりと。


ヌマムツ(1尾のみ)


ここで、ふと思いつく。
「今回は背景を水路の流れにしよ。ワンパターンで魚たちを映しても何ちゃならんし、つまらんし」

ということで、ヌマムツ撮りなおし


タモロコ


私は、タナゴスレバリに小さくちぎったミミズ片で小物をねらう。
やっとヤリタナゴ(数尾)が釣れる。ほっとする。


かみさんにコウライモロコ(1尾のみ)


こそっと黄身ねりにエサを変え、小さなシロヒレタビラ♂(1尾のみ)


さらにオイカワ(1尾のみ)


そして、これまで大きすぎて撮影できなかったワタカも
やっとこさちっこいのを




ヤリタナゴが2ケタ釣れる前に竿じまい。
ギンブナ・カネヒラ・モツゴ・コウライニゴイ・コイなんかは釣れないまま。
シロヒレタビラもずいぶん減っとる気がしてならんなあ。

今回の釣りで、釣ったのは計8種類。
かみさんが釣れなかったのは、シロヒレタビラとオイカワの2種類。
私が釣れなかったのは、ギンブナ・コウライモロコ・ヌマムツの3種類。

「勝った! 勝った!」 と喜ぶかみさん。
「シロヒレタビラのちっこいのやワタカの撮影サイズ釣るんは難しいんぞ」 と私の遠吠え。

「あんたら、わしゃ帰るけん。ダイコンいらんな? でっかいけんど、おいしいで!」
「あっ要ります。欲しいです。くださいください」

ミミズをもらい、春一番のような強い風の中いろんな魚に出会い、ダイコンをもらい・・・

なんかとっても優しさに包まれた気がした一日だったわなあ・・・。

コメント (2)
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