イエローフローライトを探して

何度も言うけど、
本当にブログなんかはじめるつもりじゃなかった。

お昼休みは雪雪ウォッチン

2013-03-03 01:40:36 | 四季折々

ぷっはー、死ぬかと思った。とにかく豪雪、猛雪、激雪ですわ。歩道も車道も、本通りも中小路も雪雪雪。

 当地では例年2月第1週に観光雪まつりが催されるのですが、大雑把に見るとこの週と、もひとつ翌週ぐらいが一年の降雪、積雪のピークで、それ以降2月後半戦に入ると、多少寒暖のデコボコや行きつ戻りつはありつつも、昼の時間の延びとも相俟って、融雪、減雪傾向が優勢になってくるものです。ジリジリゆっくりでも、この時期が北国の、銀世界からの脱出シーズン。

 ところが今年は脱出どころか、その先にさらなる深淵が待ちうけていたという。雪まつりの翌週の、もうひとつ翌週に、ドカンドカンと降雪、と言うより雪の“積み増し”

ちょうど夕方のローカルTVの気象コーナーで「今日現在、平年の1.5倍の積雪量です」という手遅れな情報を小耳にはさんだ、その翌日の未明から午前中に、ゲリラ豪雨ならぬゲリラ吹雪で、いやもうマジ地元で遭難するかと思いましたね。月末週は役所も金融機関も混むので、何としても第3週のうちに金策その他済ませたいと思い、正午過ぎよしっ止んだいまのうちにっ!と外へ出たら、バス路線なのに車一台走ってなくて、動いてるのは黙々と忍の一字で除雪してる人だけ。

これじゃバスダイヤ遅れ放題だろうなーと始発の方角を見ても、歩道と車道の間にアイガー北壁並みのジャイアントな雪の山が聳え立ち、バスもタクシーも見えやしない。よく見たらバス停の標識まで首まで埋まってました。

ここ数年を振り返って見ても、前述の“積雪のピーク”が年々、少しずつ後ズレになってきているような気がします。絶対量そのものは少ない年もあれば今年のようにジャイアントな年もあるのですが、“早めに融雪が進んで今年はラク”ということがなくなってきているような。3月の声を聞いてもびっくりするくらいまとまった“積み増し”がくることがあるんですよね。全体的には地球温暖化しているはずなのに、やはり隕石の影響でしょうか。

 当地1.5倍のニュースの日だったでしょうか、絶賛放送中『八重の桜』の地元・会津の映像も流れましたが、かの地もかなり苛烈に豪雪しちゃってますな。同じ東北でも日本海側の秋田や山形、あるいはお隣の新潟辺りに比べると、行ったことない者が地名を聞いたとき“雪国そのもの”というイメージはあまり浮かばないのですが、盆地だから雪雲に囲まれやすいのかしら。

 そう言えば『八重』には八重さん(綾瀬はるかさん)の同郷女子会?メンバーに、家老職神保修理様(斎藤工さん)に嫁ぐ井上雪さん(芦名星さん)と、山本家ご近所さんで八重の妹分・日向ユキちゃん(剛力彩芽さん)と、2人の“ゆき”さんがいますね。

 ドラマ内で、似かよった年頃設定、ともにヒロインと親しい設定のふたりの人物が同じ下の名前を持つというのも珍しいような気がします(一昨年の朝ドラ『おひさま』には“けい子”さんが3人いましたが)。先へ行っての何かの伏線になる(下の名前で呼ばれて振り向いたために人違いされるとか)のか、それとも「会津の人々にとって“雪”は厄介ものではなく、愛娘に命名したいほど親しく美しいイメージのもの」だということなのか。

コメント
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