ベルギー産のユーロホップス。泡モノ党なら誰でも聞いたことのあるラベルだと思います。
月河も聞いたことだけはありました。
平成10年代まで酒屋さん専業だった近所のコンビニ(←行きつけではなかった)で、昨日、330ml缶98円で発見。
100ml当たり39kcalならあまりお腹にたまらないかなと思って明るいうちから大胆に試飲。
……やはりお国柄が違うと攻め方も大胆に違いますね。日本の規格ではリキュール(発泡性)となっていますが、ここまで“酸味押し”の新ジャンルって、国産メーカーでは難しいかも。
無理やり頑張って、強いてたとえれば、リニューアル前のKIRINコクの時間か、SUNTORY7種のホップRELAXが近いかな。かの国の泡モノ規格や訴求購買層戦略は寡聞にして未知ですが、日本の新ジャンル客層の大多数とは、“泡モノ”に求める味や飲みクチが違うのかもしれませんね。とりあえず、本体部分の味は不味くはないし、付属部分として無用のねっちょり感や後クチの重さが感じられないのは好感要素だと思います。
しかし、こうなると新ジャンルじゃない本物のベルギービールも飲みたくなりますよね。ドイツビールのヘニンガー、ホルステン、USAのクアーズ、シュリッツ、オランダのハイネケンなんかは1980年代中盤、あの恥ずかしいカフェバーブームにちょっこし乗っちゃったりなんかして、夜な夜な結構いけてたんですけど、ベルギーのステラアルトワは、一度飲んだような記憶はあるものの、リピーターになるほどではなく何となく遠ざかっていました。グリーンボトルの素朴で清潔感のあるラベル。今度リターンマッチいってみないといけませんな。