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米中軍事対決

2016年12月12日 09時00分00秒 | 雷日記
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

この種の本は多々ありますが、戦術的な面から一番詳しいのは「米中軍事対決  河津幸英 アリアネド企画」398ぺージ、2,700円で、豊富な写真で軍事技術レベルの進化におどろきますし、よくここまで公開情報を集めたと感心します。 防衛というのは、まさに盾と槍の開発競争ですから、際限なく発展します。

戦争が嫌だからと言って軍事に関心を払わない方には想像もできないくらいに軍事技術は発達してしまいました。 米国が戦争好きな国だからという一言では片付けられない、軍備を拡大する姿、防衛に払う関心度の高さと実行力は見上げたものです。人類というのは争いもなく人種、国家の壁を越えて仲良くできることはできない生物と割り切って現実的になることが必要です。 相手のあることなので、戦争はイケナイ、自分だけ戦わないと言っていても仕方ありません。 そういう良い子ぶった態度こそが、学校や会社でもイジメを生み出し、イジメられて自殺してしまう風潮になっているのではないでしょうか? 身の回りのイジメッ子にも横暴な隣国にも断固戦う姿勢が大事なのです。

「米中もし戦わば ピーター・ナバロ 文芸春秋」412ページ 1940円 も、中々の内容です。 トランプ政権に影響力のありそうな方が、米中の衝突も真剣に想定されているというのは、能天気なオバマよりもよっぽどましです。 本書は、45の章の最初でクイズをかかげ、内容的には控えめで戦争を煽るようなものではありませんが、彼我の差を冷静に見つめています。 中国は、既に米国が簡単には太刀打ちできない所まで発展していますが、それを可能にしたのは米国です。 軍事技術が盗まれたもそれを見逃してきた米国の責任は重大です。 トランプさんがどのような一手を打つかは見ものですが、日本も米国に協調しつつ従属しない独立した心意気を持たねばなりません。

「兵器と大学  岩波ブックレット」。日本の学者さんはノーベル賞をいただくくらいにその道の研究者としては立派な方が多いのでしょうが、国際感覚、歴史、人間生などについてのご理解は子供並みの方が多いようです。 本書では、最初から「軍事」が悪として定義され、そこから出発しているのです。 外敵から身を護るのは当然の事であり、そのための技術研究もまた当然のことなのです。 憲法第9条を護れと言うのも、日本に自衛すらさせたくない中国の思惑と一緒でして、中国に加担する反日日本人の考えです。

軍事技術が悪であるという前に現実の認識として拉致被害者をどのようにお考えなのでしょう? 日本国内にいながら外国軍隊(特殊部隊)が侵入して連れ去った日本人に、話せば分かると何年交渉しても話し合いの席にすら付かない相手をどうするのでしょう? これは、戦争になってでも断固として、取り返す行動を起こすべきなのです。国民を護ってこその国なのです。その時に必要なのは軍備なのです。 軍備がキチンと整備されないからこそ拉致事件が発生するのです。 戦わなければ虐殺されるか奴隷にされるか、平和を愛した(しかし戦う術がなかった)チベットの人達が、今、中国(漢民族)に民族浄化までされてしまっているのです。 国民を守り切れないという点では日本はまともな国ではないのです。 チベットの二の舞にならないためには憲法を改訂し、世界並みのGDP2%の防衛予算を確保すべきです。

いい加減に軍事アレルギーを脱し、世界の平均並みの軍備を整えねばならない時代になりつつあります。 来年は、そのための一歩の始まりの年になってもらいたいものです。

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