こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。
先日、WOWOWで「レッドバロン」を見ました。赤く塗ったフォッカ―の三葉機(主翼が3枚)に乗った、赤い男爵こと第一時大戦のドイツの撃墜王リヒトホーヘンの物語です。この当時の飛行機に多く用いられたのが回転式のエンジンです。通常は、エンジンのクランク・シャフトが回転するのですが、それは胴体に固定し、プロペラと共にエンジン自体が回転するのです(プロペラもエンジンに固定)。離陸する時にプロペラを回してエンジンをかけると、確かにエンジンも一緒に回転していることが良くわかる映画でした。
何故、エンジンを回転させるのか?エンジンが回転すればシリンダーには空気があたりく空冷の効果が上がるからです。最近は、燃料噴射が当り前で、キャブレターはありませんが、このエンジンには当時のガソリン・エンジンには普通はあったキャブレターも無かったのです。固定されたクランク・シャフトにガソリンを入れると、回転するエンジンの中で飛び散ったガソリンの飛末がそのまま気化すると言う大胆な構造です。
重いエンジンが機種で回転していたら、回転方向には旋回し易くても、反対側に旋回する時は、旋回し難かったのではなかろうか?などと思いながら映画を見ていましたが、このような昔の映画で昔の機械の構造を知るのは楽しい事です。この当時のエンジンは100馬力程度でしたから、第二次大戦初期の1000馬力、後期の2000馬力とエンジン出力の向上は素晴らしいものがあります。それを可能にした陰にはガソリンの精製技術の向上もあるでしょうね。 第二次大戦中の日本のガソリンのオクタン価は約90で米国の100よりも燃料自体が劣っていたのです。戦争はまさに国の総力戦。飛行機の機体、エンジン、武器、燃料。どれも一流でというのは困難です。名機と言われたゼロ戦でさえ、自慢の20mm機銃はスイスのエリコンものでした。プロペラも米国ハミルトンの特許で、戦後、特許料を支払ったそうです。ただし1万機以上生産したのにたったの1ドルであったとのことです。
北朝鮮のような総合技術力の無い国で、ミサイルを作るのは大変でしょうね。。。日本であれば簡単に手に入る部品も事欠く中でよく作り上げたものです。日本で市販されている部品まで試用されているとのことです。韓国さえも自前【と言っても1段目はロシアの支援で作った順国産】の衛星打上げは失敗ばかりしている中、褒めて良いのか悪いのか。。。
〒231-0023 神奈川県横浜市中区山下町24番地8
SOHOステーション703
落雷対策専門の株式会社落雷抑制システムズ
電話 045-264-4110
公式サイト http://www.rakurai-yokusei.jp/
Eメール info@rakurai-yokusei.jp
先日、WOWOWで「レッドバロン」を見ました。赤く塗ったフォッカ―の三葉機(主翼が3枚)に乗った、赤い男爵こと第一時大戦のドイツの撃墜王リヒトホーヘンの物語です。この当時の飛行機に多く用いられたのが回転式のエンジンです。通常は、エンジンのクランク・シャフトが回転するのですが、それは胴体に固定し、プロペラと共にエンジン自体が回転するのです(プロペラもエンジンに固定)。離陸する時にプロペラを回してエンジンをかけると、確かにエンジンも一緒に回転していることが良くわかる映画でした。
何故、エンジンを回転させるのか?エンジンが回転すればシリンダーには空気があたりく空冷の効果が上がるからです。最近は、燃料噴射が当り前で、キャブレターはありませんが、このエンジンには当時のガソリン・エンジンには普通はあったキャブレターも無かったのです。固定されたクランク・シャフトにガソリンを入れると、回転するエンジンの中で飛び散ったガソリンの飛末がそのまま気化すると言う大胆な構造です。
重いエンジンが機種で回転していたら、回転方向には旋回し易くても、反対側に旋回する時は、旋回し難かったのではなかろうか?などと思いながら映画を見ていましたが、このような昔の映画で昔の機械の構造を知るのは楽しい事です。この当時のエンジンは100馬力程度でしたから、第二次大戦初期の1000馬力、後期の2000馬力とエンジン出力の向上は素晴らしいものがあります。それを可能にした陰にはガソリンの精製技術の向上もあるでしょうね。 第二次大戦中の日本のガソリンのオクタン価は約90で米国の100よりも燃料自体が劣っていたのです。戦争はまさに国の総力戦。飛行機の機体、エンジン、武器、燃料。どれも一流でというのは困難です。名機と言われたゼロ戦でさえ、自慢の20mm機銃はスイスのエリコンものでした。プロペラも米国ハミルトンの特許で、戦後、特許料を支払ったそうです。ただし1万機以上生産したのにたったの1ドルであったとのことです。
北朝鮮のような総合技術力の無い国で、ミサイルを作るのは大変でしょうね。。。日本であれば簡単に手に入る部品も事欠く中でよく作り上げたものです。日本で市販されている部品まで試用されているとのことです。韓国さえも自前【と言っても1段目はロシアの支援で作った順国産】の衛星打上げは失敗ばかりしている中、褒めて良いのか悪いのか。。。
〒231-0023 神奈川県横浜市中区山下町24番地8
SOHOステーション703
落雷対策専門の株式会社落雷抑制システムズ
電話 045-264-4110
公式サイト http://www.rakurai-yokusei.jp/
Eメール info@rakurai-yokusei.jp