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スター・ウォーズ エピソード2 【感想】

2015-12-19 16:00:00 | 映画


引き続き、BDボックスにて再見。
元老院議員となったパドメの暗殺未遂の黒幕を追っていくなかで、シスの陰謀が明らかになり、共和国軍とシス率いる分離主義勢力との全面戦争が始まる。エピソード3への橋渡し的な役割が大きいと感じた本章。前作で幼かったアナキンが青年に成長し、パドメへの愛を抑えられないでいる。また、別れた母を想い、母の行方を追うが悲劇が待ち受け、怒り爆発。恐れと怒りがフォースを曇らし、アナキンからダークサイドの匂いがプンプン。
本章の見どころとなるアクションのハイライトは3つ。クローン製造工場での脱出劇では、C-3POとR2-D2が初めてバディらしいアクションを披露。C-3POのユーモアとR2-D2の優秀さを示した冒険劇だ。2つ目は闘技場での脱出劇で、ノーボーダーな人種で構成されたジェダイ軍団の活躍に胸躍る。しかし、ここはもう少しいろんなタイプのジェダイの表情にフォーカスして、多様性のあるジェダイの強さを強調してもらったほうが楽しかった。最後は、ヨーダとドゥークー伯爵の戦い。ドゥークー伯爵に対する「かつてのパダワンよ」のヨーダのセリフにゾクっとする。いつもヨチヨチ歩きのヨーダが圧巻の跳躍アクションを魅せる。フォースの力は偉大だと実感。しかし、あの場面は完全にヨーダがドゥークー伯爵をねじ伏せてほしいところだ(そして卑怯な手を使ってドゥークーが逃亡みたいなシナリオで・・・)。2人の戦いの後半で、ヨーダが落とされる岩盤処理に追われてしまったのが少し勿体ない。
当時アナキン役として、その大抜擢が話題となっていたヘイデン・クリステンセン。良くも悪くも演技、存在感ともに青さが目立つ。前作から引き続きのパドメ役のナタリー・ポートマンは、顔がパンパンで可愛い。アナキンの母親探しのシークエンスでは、まだ無名時代のジョエル・エドガートンを発見!そして、スターウォーズのチャームはC-3POとR2-D2の存在が大きいと再認識する。前作同様、140分という長尺だが、見出してしまうと止まらなくなるSWシリーズだ。エピソード3に続く。
【65点】
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