
海外ドラマ「glee」のシーズン4のBDボックスを購入した。
シーズン3で購入は終わりにしようと思ったけど、
「フィン」こと、コーリー・モンテースへの追悼の気持ちもあり、購入した。
あまり期待していないシーズン4だったけど、全22話、見出したら止まらなかった。。。
4、5話ぶっ通しで見ても全然お腹いっぱいにならない。続きを煽る脚本でもないのに。
面白いというより、愛おしくて堪らない。
gleeという絆で結ばれた仲間たちの友情に何度も感動してしまう。
「さーみんなでハグしようぜ!」っていうたびに涙腺が緩む。
シーズン3にて、レイチェル、フィンをはじめ主要メンバーが卒業し、
ブレイン、ブリトニー、アーティといった大好物メンバーが中心になった。
そこにマーリー、ジェイク、ライダー、キティーの4人の新入生が加入する。
主要メンバーがいなくなった穴をどう埋めるか。
既存メンバーのサムとブリトニーがまさかのカップルになる。
2人とも顔が個性的でキュートだ。非常にお似合いでコメディとロマンスの大きな柱になった。
新キャストのパフォーマンスも凄い。さすがglee。さすがアメリカ。
どうしたらこんな才能を発掘できるんだって、唸ってしまう。
レイチェルに変わるリードボーカルとなったマーリーの歌唱力はかなりのモノだ。
レイチェル(リー・ミシェル)の歌唱力はキャストの中でも別格であるため、
比較したくないが、マーリーの歌声にはレイチェルにはない艶があって好きだ。
しかも歌うとき、非常に気持ちよく歌うんだよなー。笑顔がめちゃ可愛いし。
金髪&マッチョで、サムとキャラが被ることを懸念していたライダーだったが、
非常に好感度の高い個性的なキャラになっていて良かった。
ドラマ上では不実となったマーリーとライダーだったが、
実生活では、このドラマをきっかけに婚約したらしい。そういうの何か嬉しいわ。
だけど同時に、リー・ミシェルとコーリーのことを思い返して胸が痛くなる。
シーズン4の感想を大雑把にすると、シーズン2とシーズン3を足して2で割った感じ。
シーズン2の完全1話完結で、気持ちのよい終わり方が復活。この余韻を待っていた!
シーズン3から引き続き、パフォーマンスがよりパワーアップしていて見ごたえあり。
マッキンリー高校以外に、舞台をレイチェルたちのいるニューヨークまで広げたため、
これまでよりも広く浅く見せざるを得ないが、よくまとまっていると思う。
ニューヨークでレイチェルのロマンスの相手となるブロディも素敵だった。
なのに、あの仕打ちはあんまりじゃないか!?(笑)文化の違いかなー。
好きなエピソードは第7話の「ウォブラーズの陰謀」。
あのコメディのノリが最高に心地よくて堪らない。
印象的なエピソードは第18話の「最後に伝える言葉」。
打って変わって想定外にシリアスな内容にびっくり。gleeのチャレンジ回。
銃社会にある学園生活の一面を切り取っていた。
シーズン4を通じて嬉しかったのは、
ブレインのパフォーマンスが多かったことと、ブリトニーの出番が多かったこと。
メルヘンの世界に住むブリトニーのド天然ぶりが最高。なのに踊るとやっぱりキレキレ。
ブリトニー(ヘザー・モリス)の実妊娠のせいか、やや太めに。それでも全然可愛い。
体を気遣ってか、後半はあまり派手なダンスシーンはなかったみたい。出産おめでとう!
そして毎シーズンのお楽しみであるブリトニーと、
彼女と一緒に暮らしているデブ猫ダビントン閣下との絡みが神すぎて悶絶。
さらに新たなデブ猫、レディ・ダビントンが登場。可愛い。。。また悶絶。
デブ猫を愛するセンス。これだから好きなのだ。
シーズン4はこれまでのシーズンと比べて展開が遅く、
22話中、19話目以降からトーンダウン。次のシーズンへの序章だったのだろう。
そこにまさかの悲劇である。今でもにわかに信じられない。。。
gleeの大きな魅力は歌唱パフェーマンスだけでなく、
もれなく気持ちの良いキャラクターたちであることを実感。
そして吹き替え版のセリフの秀逸さと声優さんたちのハイパフォーマンス。
gleeへの愛を再確認したシーズン4だった。
最高にキュートでエクセレントなカット!!

サム 「この子の名前はレディ・ダビントン。
閣下に気を使って太めのコをシェルターから選んできたんだ」
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