恵比寿にある中華料理店「筑紫楼」に行ってきた。
フカヒレ料理で知られる有名な店らしい。
富裕層ではないのであくまでランチ利用。
お店は恵比寿駅前のラブホテルに囲まれた場所にあった。
フカヒレを扱うだけあって、高級感漂う店構えだ。
店内に入ると正面のウィンドウに巨大なフカヒレが展示されている。
席に案内される。周りに自分のような1人サラリーマンはおらず、
みな、お金を持っている人たちに見えて、心なしか落ち着かない。
昨今の急激な円安により、少し恩恵を受けたので少し贅沢する。
3000円のフカヒレの姿煮セットを注文。。。。
まず、ジャスミンティーがポットで出てくる。と ても美味しい。
冷めないように、ろうそくで保温されている。
10分ほど待って、料理が一品ずつ届く。
「セット」だったので一気に並べられると思いきや、コース料理のようだ。
「大海老のマヨネーズ和え」「青菜の蟹のあんかけ」「豚肉の蒸篭」
「ごはん」「中華スープ」「フカヒレ煮込み」「杏仁豆腐」
どれも、もれなく美味しい。さすが高級中華といった感じ。
ご飯とスープはおかわり自由とのことだが、
ご飯はおひつで出てくるし(茶碗2杯くらいの量だが)、
そもそもお代わりすることが恥ずかしいため、やめた。
スープとご飯だけで攻め続けることも可能なので、
がっつり食べようと思えば、その要望に応えてくれるサービスだ。
肝心のフカヒレの姿煮は、間違いなく美味しいが予想の範囲。
当たり前だが、肉厚で繊維質が見える高級なフカヒレは使っておらず、
ペロンとして薄い皮のような、ランチ用のフカヒレである。
だが、その分、ボリュームはそこそこあるので、不足感はあまりない。
食べログ情報では、「味付けが濃い」と言われていたが、
結構あっさり目の味付けで全く問題なかった。
姿煮で残ったスープをご飯にかければいくらでもイケそう。
スープを飲み干すことも視野に入れたが、恥ずかしいのでやめた。
デザートの杏仁豆腐が結構な量で嬉しい。
思ったより杏仁の香りがせず、バニラ味のババロアに近い印象。
杏仁のクセが苦手という人にも食べられるようにしているのかも。
料理もさることながら、普段行くことのない高級店なので
そのサービスがとても印象に残った。
デザートのスプーンはキンキンに冷え 、
おしぼりは食前と食後の2回出てくるし、
爪楊枝は取りやすいように並べられている。
お会計をしたフロアマネージャーっぽい人が
愛想がやけに悪かったくらいで、大変満足。
3000円のランチを、再び食べたいとは思わないが、
1500円くらいのセットもあるみたいなので、
誰かと恵比寿でメシを食う機会があればリピートしたいと思った。
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