先週末になるが、「マリーゴールド・ホテルで会いましょう」を観た。
久々に日比谷のシャンテで観た。
公開直後だったということもあり、
シャンテのスクリーンの中でも一番環境の良いスクリーンで上映していた。
ミニシアターにありがちな、前席の人の頭が被るということもなかったので良かった。
で、本作は、年末から続く海外の賞レースでちらほらノミネートされていたり、
Rottenでも高評価だったので「もしや面白いのかも?」という淡い期待をもって観たのだが、
まー良くも悪くもなく、といった感じだった。
物語はイギリスのおじいちゃん、おばあちゃんたちが、
新たな生活の場としてインドに赴き、余生を楽しむ。みたいな話だ。
ジュディ・デンチをはじめ、英国ベテラン俳優たちの豪華競演が楽しかった。
齢を経て、余裕たっぷりな演技が気持ち良い。
ハリポタで馴染みのマギー・スミスは、そのヤクドコロのおいしさもあったが、
悲哀を感じさせる、ファニーな人種差別主義者を好演していた。
主人公のジュディ・デンチは基本ちびっ子なおばあちゃんなので
個人的にはスカイフォール(007)よりもシックリ来ていた。
ベテラン俳優たちの小粋な演技を見ていると、
上質なコメディ映画になりそうな雰囲気があったが、
肝心な物語はしごく平凡で、これといった面白さはなく、
とってつけたような人物描写に、やや閉口するシーンもあり残念。
あとは舞台でもあるインドの鮮やかな情景、
「インドという国は人の感覚を絶え間なく刺激する」
と言っていたジュディ・デンチ演じるおばあちゃんのセリフに
なるほど~だった。
【60点】
久々に日比谷のシャンテで観た。
公開直後だったということもあり、
シャンテのスクリーンの中でも一番環境の良いスクリーンで上映していた。
ミニシアターにありがちな、前席の人の頭が被るということもなかったので良かった。
で、本作は、年末から続く海外の賞レースでちらほらノミネートされていたり、
Rottenでも高評価だったので「もしや面白いのかも?」という淡い期待をもって観たのだが、
まー良くも悪くもなく、といった感じだった。
物語はイギリスのおじいちゃん、おばあちゃんたちが、
新たな生活の場としてインドに赴き、余生を楽しむ。みたいな話だ。
ジュディ・デンチをはじめ、英国ベテラン俳優たちの豪華競演が楽しかった。
齢を経て、余裕たっぷりな演技が気持ち良い。
ハリポタで馴染みのマギー・スミスは、そのヤクドコロのおいしさもあったが、
悲哀を感じさせる、ファニーな人種差別主義者を好演していた。
主人公のジュディ・デンチは基本ちびっ子なおばあちゃんなので
個人的にはスカイフォール(007)よりもシックリ来ていた。
ベテラン俳優たちの小粋な演技を見ていると、
上質なコメディ映画になりそうな雰囲気があったが、
肝心な物語はしごく平凡で、これといった面白さはなく、
とってつけたような人物描写に、やや閉口するシーンもあり残念。
あとは舞台でもあるインドの鮮やかな情景、
「インドという国は人の感覚を絶え間なく刺激する」
と言っていたジュディ・デンチ演じるおばあちゃんのセリフに
なるほど~だった。
【60点】