そもそも論者の放言

ミもフタもない世間話とメモランダム

3歳

2009-02-07 21:23:15 | Diary
今日は長男の3歳の誕生日。
朝から次々とプレゼントが届き、彼は大興奮。
昼は、うちの実家の両親も招いて外食。
その後、家に戻って、ヨメといっしょに彼自身でショートケーキを作り、生クリーム初体験(我が家では3歳で生クリーム解禁と決めてました)…のはずだったんだけど、結局ウワモノの苺とクッキーしか食べませんでした。

幼稚園入園を目前にして、彼もだいぶ分別がつくようになり、コミュニケーション力もかなり上がってきました。
最近は、下のムスメ(9ヶ月)もハイハイで自由に動けるようになり、おもちゃ触った云々での諍いも多くなってきました(これからもっとエスカレートするんだろうけど)が、今が一番かわいい時期なんだろうし、しばらく大変な日々が続くけど楽しくやっていきたいと思っている今日この頃です。
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地球寒冷化

2009-02-02 23:32:14 | Society
今日の日経新聞朝刊科学面に、地球の平均気温が2000年頃から頭打ちになっているという記事があったので、これはブログに書いておかなきゃと思ったら、池田信夫blogで早速取り上げられていたので、横着してそちらの記事にリンクを張らしていただくことにします。

地球は寒冷化している(池田信夫blog)

新聞記事には2人の専門家の見解も掲載されていましたが、片や「頭打ちは一時的な現象で長期的には温暖化する」、片や「CO2排出が増えているのに温暖化は進んでいない。IPCCは過ちを認めよ」と真っ二つ。
何を信じてよいのやら。
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資産欠乏説

2009-02-01 21:30:32 | Economics

ちょっと日が経ってしまったけど、1月30日日経新聞朝刊「経済教室」より、藤田正久・経済産業研究所長、小林慶一郎・同研究所上席研究員の論文から以下メモ。
バブル発生の構造的原因として、米MITのリカルド・カバレロ教授が提唱する「資産欠乏説」を解説。

 近年、中国や中東産油国など多くの新興国で産業が発展し、フローの所得(国レベルでは国内総生産)が増えるようになった。だがフローの所得を蓄積し、保蔵するための良質なストックを新興国は供給できていない。市場環境(法制度やビジネス慣習)の成熟度やその国の政治的・社会的な安定性などに資産の質やリスクが大きく左右されるからだ。例えば政治的な理由で政府が資産を接収するリスクがある国では、その国の国民も自分の財産を国内に投資しようとは思わないだろう。このため、特に政治や法制度が不安定な新興国では、産業が発展して所得水準が向上しても、良質な資産市場が形成されないことが多いのである。

 新興国での資産の欠乏に加え、決済通貨としてのドルの絶大な魅力が加わり、米国の資産に世界中の投資家の資金が集中した。それが米国の巨大な経常収支赤字の原因にもなった。グローバルに見れば、良質な資産の総供給量に比べ、資産への投資需要の総量が過剰だった。これが近年の世界的な金利低下の一因となった。また、グローバルな資産欠乏は欧米諸国の資産市場への負荷を高め、近年、米英などで住宅バブルを引き起こしていた。これがカバレロ教授の資産欠乏理論である。こうしてできた住宅バブルが崩壊し、今日の金融危機に至ったとの説明は説得力を持つ。

中国や中東産油国などの新興国が採り上げられているけど、内需主導型の経済を実現できていないという点では日本も同様でしょう。
「貯蓄から投資へ」というスローガンも、このような理論を背景にしてみると、新たな説得力を帯びるように思えます。

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