そもそも論者の放言

ミもフタもない世間話とメモランダム

びっくりドンキー

2006-02-15 21:41:31 | Sports
トリノ五輪スピードスケート男子500mでメダルまであと一歩だった及川佑選手。
彼の所属が「びっくりドンキー」となってて、ちょっとびっくりした。

びっくりドンキーといえば、大学生の頃、テニスサークルの先輩にここのハンバーグが大好きな人がいて、車で出掛けた帰りに何回か食べに行ったことを思い出す。
学生の食欲を満たすに十分なボリュームのハンバーグは確かに満足感を味わえるものだった記憶がある。
びっくりコーラとかいう謎のドリンクメニューがあったり。
それ以来一度も訪れていないが、今回の及川選手の件でその名前を聞き、また食べに行きたくなってしまった。

この及川選手、大学卒業時に受け入れてくれる実業団がなくスケートを続けることをあきらめかけていたところ、就職活動で訪れたびっくりドンキーの役員面接で社長の理解を得、同社ただ一人のスケート部員として採用されたとのこと。
こうしてオリンピックで活躍して知名度を上げたのだから、結果的に社長の採用判断は素晴らしい英断だったということになるだろう。
客商売である以上、企業イメージが良くなることで何一つ損はないはず。
実際自分のように、これがきっかけでびっくりドンキーに食べに行きたくなる人だって少なくないだろうし。
一人の選手を抱えるコストに見合うだけのリターンは十分得られたのでは。
企業スポーツの世界では、ここ10年ほど撤退の動きが強まってるけど、運良くうまくいけば効率的なパブリシティ効果を得られるんだな。
景気も上向いてきたし、企業スポーツの世界でも風向きが多少変わっていくかもね。
コメント
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