珊瑚の時々お絵かき日記

夫と二人暮らし、コロナ自粛するうちに気がついたら中国ドラマのファンになっていました。

「刑事ヴァランダー」衝撃の最終回

2016年10月16日 | 映画 ドラマ 観劇 その他 観る

「刑事ヴァランダー」の最終回をこれから観る方はお読みにならないでください。

ネタバレがあります。

 

WOWOWで録画してあった「刑事ヴァランダー」を観た。

シリーズものだが、不定期で数年かけて放送されていた。

原作はスウエーデンのヘニング・マイケルという作家の警察小説で、ドラマ製作はイギリスのBBC。

舞台はスエーデン、主人公のヴァランダーはスエーデン人でスエーデン警察の刑事。

でも、演じるのはイギリス人の名優ケネス・プラナー、というややこしいドラマだ。

中年の刑事が、離婚や父親の病気、個人的な問題で悩みつつも、

事件を解決していく人間臭いドラマで、スエーデンの気候のせいか、

映像も全体的に暗い。

なんだかおもしろくなさそうだけれど、それが面白い。

年に何回か放送されるのを楽しみにしていた。

今回は最終回らしかったので、ガッカリと同時にどのように終わるのか興味深かった。

ヴァランダーももう年だから、少し早めの退職だろうな、

まさか殉職なんてことじゃないといいけどと思いながら観ていた。 

 

始まった途端に、ヴァランダーが強盗に頭を殴られてしまう。

幸い大事に至らなかったのだけれど、それが切っ掛けなのか、

約束を忘れたり、自分の居場所がわからなくなったりし始める。

始めは気にもしなかったが、ガスの火を消すのを忘れてボヤを出すに至って

脳の検査を受ける。

(殴られたことで脳腫瘍ができたのかな・・・)

検査結果から医師は告げる。

「亡くなったお父様と同じ病気ですが、違うのは、あなたの場合急速に症状が進むということです」

(え?何ですか?)

ヴァランダーの父は重度の認知症だった。

ヴァランダーが55歳だというから若年性認知症ということになるのか。

医師に、できるだけ早く家族や友人に話すように勧められるが、なかなか言い出すことができない。

(そりゃそうよね、本人だって信じられないわよね)

そうこうしているうちに、銃弾をフル装填した銃をファミレスに置き忘れてしまう。

小さな女の子が見つけた銃は、その母によって警察に届けられ、大事には至らなかったが

いよいよ追い詰められたヴァランダーは、娘に自分がどうなっていくのか告げる。

「私がパパの世話をするわ」という娘の言葉が救いだけれど、

何て残酷な終わり方なの!

名刑事が若年性認知症だなんて、思いもよらなかったわ。

「相棒」の甲斐亨が、シリーズ最終回でまさかの逮捕をされて以来のショックよ。

 

記憶を失う恐怖に怯えながらも、ヴァランダーは、娘の夫の両親の関係した事件を解決して、

それが最後の事件になった。

こんななら、殉職のほうが良かったかな~、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


眠れる森の美女を観てきました

2016年10月05日 | 映画 ドラマ 観劇 その他 観る

ブログ、すっかりサボってしまいましたが、帰って来ています。

眠れる森の美女は渋谷ヒカリエの中の「東急シアターオーブ」で上演されました。

駅から外へ出ずに行けて、とっても便利です。

 

 

今日のキャストです。

オーブから見下ろしたら、有名な渋谷の交差点がありました。

 

バレエですが、さすがマシューボーン、予想以上に良かったです。

ストーリーはひねりが効いてるし、衣装はとっても凝っていて素敵でした。

個人的には、魔女とその手下の狼がお気に入りです。

次に来日してくれるのはいつかしら。

 

 

 


マシュー・ボーンの「 眠れる森の美女」を観ます

2016年09月21日 | 映画 ドラマ 観劇 その他 観る

明日東京へ出かけるのですが、目的は、

娘と一緒にコンテンポラリーバレエ「 眠れる森の美女」を観ることです。

ああ、あれねと一般にイメージする「 眠れる森の美女」ではありません。

20年ほど前でしょうか、

「白鳥の湖」で演劇関係の賞を総なめにしたマシュー・ボーンの作品です。

その「白鳥の湖」で、英国ロイヤルバレエ団のプリンシパルだった

アダム・クーパーが主役を演じた時代から、娘と私はマシュー・ボーン作品の大ファン。

白鳥の湖だけでも、10回以上観ました。

娘と二人で、ロンドンへも何度か観に行きました。

東京公演では、首藤康之さんが白鳥を、数年後に王子を演じた舞台も観ました。

首藤さんは王子のほうがしっくりしていました。

当初は、日本でもオーケストラが演奏していて、オーケストラピットというものを初めて見ました。

やがて音楽テープを使用するようになり、

オーケストラ演奏を知っているファンには物足りない気がしますが、

チケットの価格を抑えるためには仕方がないことですね。

演目が何であれ、来日したら欠かさず行っていますが、

母が入院して亡くなった年だけは行けませんでした。

待ちに待った白鳥だったのですが。

買ってあったチケットは、娘のお友達が引き受けてくれました。

 

最後に見たのは、2013年のドリアン・グレイの肖像

時代を現代へ置き換えて、とてもファッショナブルな舞台になっていました。

でも、私の中では白鳥を超えるものは今だありません。

今回の「眠れる森の美女」はどうでしょう。

マシュー・ボーンですもの、ひとひねりもふたひねりもされているはず、

とても楽しみです。

 

「眠れる森の美女」を観たら、翌日は幹線で名古屋へ。

孫の顔を見に行きます。

こちらは、もっと楽しみです

 

 

 

 

 

 


キャロル

2016年04月25日 | 映画 ドラマ 観劇 その他 観る

最近、映画づいている。 

「マリーゴールドホテル幸せへの第2章」「長めの良い部屋売ります」

「ミスター・ホームズ」に続いて、「キャロル」を観てきた。

「太陽がいっぱい」の原作者パトリシア・ハイスミスが、

別名で書いた小説の映画化だとか。

「太陽がいっぱい」は、主演のアラン・ドロン の絶世の美男ぶり、

ニノ・ロータの情感溢れるテーマ曲、哀れを誘うラストシーンで

乙女の涙をふり絞ったのよね。

最近、といっても10年以上前だけど、「リプリー」というタイトルでリメイクされた。

主演はマット・ディモン。

こちらのほうが原作に近いそうだけれど、マット・ディモンでは、

とてもアランドロンに太刀打ちできない。

マット・ディモンが悪いわけじゃないのよ、アラン・ドロンの心に刺さるような美貌には

誰もかなわない。

映画の完成度でも、必要なことだけでストーリーを作った「太陽がいっぱい」の勝ちだと思う。

あら、横道にそれてしまったわ。

 とにかく、パトリシア・ハイスミスの原作だというので、俄然観たくなったわけ。

 

時は、多分1950年代の辺りか。

キャロルは、夫も子もある人妻だが、実はレズビアン。

自分を偽って送る結婚生活に疲れ果て、離婚を望んでいる。

しかし、キャロルを理解できず世間体を気にする夫は、承諾しない。

子供を盾に家庭生活を続けることを求める。

そんな時、キャロルはデパートの玩具売り場で、カメラマン志望の若いデパートガール出会う。

彼女も又、恋人から気の進まない結婚を迫られていた。

二人は一目で魅かれ合う。

レスビアンであることを隠し、夫のお飾りとして生きてきたキャロル、

自分らしく自立した人間として生きたい。

でも、そのためには子供を手放さなければならない。

子供を取るか、自分自身を取るか、決断を迫られるキャロル。

とまあ、こんなストーリーだけれど、「めぐりあう時間たち」を思い出した。

ハッピーエンドと言ってもいい終わり方だと思うけれど、

将来も幸せになっていてほしいと願うわ。

キャロルはケイト・ブランシェット。

美しいのよね~。

デパートガールはルーニー・マーラという若い女優さん。

前髪のせいかな、ちょっとした瞬間、

ローマの休日のオードリーヘップバーンに似ている。

 


Mr.ホームズ

2016年04月01日 | 映画 ドラマ 観劇 その他 観る

ミスターホームズを見てきました。

国際線の飛行機内で見た友人が、おもしろくなかったと言っていたのですが、

ホームズものとなれば、一応見たいわ。

それに、なんたって真田君(真田広之さん)がでるんですよ。

見ないわけにはいかないわ。

まだ上映中なので、内容については控えますが、

宣伝に偽りありと思う人が多いのではないかと思います。

面白く無かったという意味ではなくて、

「ホームズが少年を助手に、過去の未解決事件を捜査する」と思ってみると、

期待を裏切られます。

93歳のホームズが、過去の失敗を薄れ行く記憶の中で見つめなおし、

自分に大切なものを見つけ出す、みたいなことかしらね。

ホームズファンの私としては、こういうのも有ってもいいよねと、満足でした。

 

映画が始まるなり、日本から帰国したホームズが、呂敷包みを大事そうに抱えていたのが驚きでしたが、

風呂敷って英国紳士が持っても、全然和感がないんですよ。

デザイン性が高いのかしらね。

ちょっと嬉しかったです。

日本での場面も多いのですが、かなり変です。

これはまあ、仕方がありません。

日本のひれ山椒という植物を、ホームズは、ボケ予防の薬と信じているのですが、

どうなんでしょうね???

 

 


ニューヨーク 眺めのいい部屋売ります

2016年03月18日 | 映画 ドラマ 観劇 その他 観る

マリーゴールドホテル幸せへの第2章での予告編でおもしろそうだったので、見てきました。

今風に言えば、老後を見据えて住み替えを考えるお話です。

 

モーガン・フリーマンとダイアン・キートン演じる、

70代の夫と妻、5階建てアパートの最上階に40年間住んでいます。

光あふれる大きな窓からはニューヨークの街並みが眺められ、

屋上で家庭菜園を楽しむこともできます。

夫は、ペットの老犬の朝の散歩がてら

コーヒーを買って帰るのがの日課です。

不満もなく気に入った住いなのですが、たった一つ欠点が。

それは、エレベーターがないこと。

若かった頃には苦にもしなかったことですが、40年たった今、

5階までの階段の上り下りは、大きな問題になりつつあります。

妻は70代後半の夫の身を案じて、エレベーターのあるアパートへの住み替えを

不動産屋である姪に相談します。

すると姪は、あれよあれよといううちに、次々とアパートを売る段取りをつけて行きます。

同時に次の住いの確保も急がされます。

考える間もなく迫られる決断、

さてどうなることか。

退屈な部分もあり面白くもありです。

 

ところで、二人は子供がなく、ドロシーという老犬を可愛がっているのですが、

そのドロシーが、その騒ぎの中、突然倒れて立ち上がれなくなってしまいます。

そこで、ペット病院へ連れて行くのですが、

まず、診察で、100ドル。

ヘルニヤの疑いありで、

CTスキャンに、1000ドル。

結果はやはりヘルニヤで、

ヘルニアの手術に、10000ドル。

今日の為替相場は、1ドル約112円

何と112万円!

我が家はペットを飼ったことがないので、日本でどうなのかわかりませんが、

やはりこのくらいかかるのでしょうか?

だとしたら、貧乏人にペットは飼えません。

わんこを散歩させている人とすれ違うと、みんなお金持ちに見えてきてしまいます。

 

ちなみに彼らのアパートの売値は、約1000000ドル、1億越えです。

40年前は、そんな田舎に、と言われた場所だそうですが、

さすがニューヨークですね~。


マリーゴールド・ホテル 幸せへの第二章

2016年03月13日 | 映画 ドラマ 観劇 その他 観る

「マリーゴールド・ホテル 幸せへの第二章」を見てきた。

一人で行くつもりだったけれど、結局夫と一緒に行った。

意外にも、夫はwowowで放送された1作目を私と一緒に見ていたそうだ。

夫の好みじゃないから見ていないと、私が勝手に思い込んでいたらしい。

 

前作では、異国の地で途方に暮れつつも何とか新生活に踏み出す老人たちの

不安、希望や勇気に心を動かされた。

今作では、その後の彼らがそれぞれ自分の仕事を見つけて、それなりに安定した生活をしているし、

ボロボロだったホテルは、別館を持とうかというほど順調だ。

ほっとしたけれど、その分単調で、途中何度か意識がなくなってしまった。

製作費は前作の3倍はかかっていそうで、

リチャード・ギアの参加、観光地案内、豪華な結婚式と、盛りだくさんなのだけれど、

そうしなければ、映画にならなかったのかな、なんて意地の悪いことを考えたりした。

でも、ご安心を、

名優揃いで、感動するべきとrころではちゃんと泣かせてもらえる。

 

それにしても、あの、ゴミだらけのジャイプールの街が、

映画になるとゴミまでが魅力的に見えるから不思議だわ。

 

 


映画に行きたいけど

2016年03月03日 | 映画 ドラマ 観劇 その他 観る

マリーゴールド・ホテル 幸せへの第二章」が明日から上映される。

2012年の「マリーゴールド・ホテル で会いましょう」の続編だ。

以前に観て、とても面白かったので

その後の話ならぜひ観たい。

 でも、夫の興味は引かないだろうな。

複合映画館なら、夫は夫、私は私でそれぞれ好きな映画を観るのだけれど、

生憎、ミニシアターなのよね。

 

よくお茶会をしている友達を誘えば、行くと言ってくれるだろうけれど、

いつも3人で会っているから、どちらか一人というわけにないかない。

3人となると、日にちの調整やら何やらしなければならなくなる。

ああ、面倒くさい。

 

2月で退職したM子さんを誘おうか、

でも今月の初めにイギリス旅行へ行くと言っていたから、

もういないかも。

いたとしても、映画どころじゃないだろうな。

 

あ、そうか、肝心なことを忘れていたわ。

映画は第2章なんだから、第1章を観ていない人は、観る気にならないよね。

もともと一人で行くしかないんだわ。

 

 

 


ニノの坊ちゃんを見て

2016年01月08日 | 映画 ドラマ 観劇 その他 観る

お正月は、ジャニーズ系の面々がやっている番組を次から次へと見ていた。

別にファンじゃないけど、帰省している娘が見るといったら見なきゃあね。

勢いで、嵐の二宮君の「坊ちゃん」まで見た。

言わずと知れた、夏目漱石の名作、私も高校生のころ読んだ、ような気がする。

といっても50年近くも昔のこと、よく覚えていない。

ドラマを見たら、大まかな粗筋は、記憶とそう違っていなかったが、

細かいところは、原作に忠実なのか、アレンジしてあるのかわからない。

マドンナが、あの背の高い松下奈緒という配役は疑問だったけど、

まあ、こんなもんだったのねと見終わった。

でも、最後にとても興味深いことが。

松山から帰って来た坊ちゃんは、鉄道会社の技師となり、

子供のころから常に見方してくれた下女の清と暮らす。

そして、3年後に(2年後だったかも)清は死ぬ。

言い残した、清の願いはただ一つ、

「坊ちゃん、後生だから清を坊ちゃんのお墓に入れてください」

「その願いの通り、清は俺の墓で、俺が来るのを待っている」

というような一人称で、ドラマは終わる。

何気なく見ていたけれど、考えてみたら、これって結構スゴイ話じゃない?

主人のお墓に使用人を入れた、ということよね。

清は、無条件に坊ちゃんを可愛がってくれた人ではあるけれど、

まだまだ上下関係に厳格な明治の時代に、

小説とは言え、そんなことあり得ないんじゃないかと思うけど、どうなのかしら。

破天荒で、自分が正しいと思えば、

世間の常識など気にしないということなのでしょうね。

それを清もわかっていて、

坊ちゃんが願いを聞いてくれると思ったからこそ口にできたわけだしね。

この部分は原作通りなのかしら?

どうしても気になる私、夫の予約していた本が届いているというので

一緒に図書館へ行って、坊ちゃんの最後のページを読んでみた。

 

東京へ戻った坊ちゃんは、下宿にも寄らず

甥の家に世話になっている清のところへまっしぐら。

「まあ、お早いお帰りで」と、涙を浮かべて喜んだ清を見て、

「おれも嬉しくて、もう二度と田舎へは行かない。東京で、清と一緒に家を持つんだ」

と決心する。

坊ちゃんは鉄道の技師となり、家を借りて清と暮らす。

玄関つきでなくても清は満足そうだった、とあるのは、

門がなくてもということかしらね???

ドラマの通り、清は死に際に 

「坊ちゃん、後生だから清を坊ちゃんのお墓に埋めてください。

清はそこで、坊ちゃんがいらっしゃるのを楽しみに待っています」

と言い残す。

「だから、清の墓は小日向の養源寺にある 」で、坊ちゃんの物語りは終わる。

簡潔な文章に、坊ちゃんの清への思いが溢れている。

清は幸せよね。

今度借りてきて、ちゃんと読んでみようかしら。

 

 


トレジャーハンター クミコ

2015年10月02日 | 映画 ドラマ 観劇 その他 観る

題名に魅かれて録画してあった「トレジャーハンター クミコ」を観た。

菊地凛子演じる東京のOLが、映画「ファーゴ」の内容を現実に起きたことと信じて、アメリカ、ノースダコタのファーゴという地に埋められたはずの大金を探し求める話だ。

ファーゴは雪に埋もれた極寒の地、クミコは大金を求めてさまよい、最後は大金を手に入れる夢を見ながら凍死してしまう。

 家族にも職場にも馴染めないOLはいるとは思うけれど、だからと言って、映画の内容を真実と信じてってあり得ないでしょう

そもそも真実なら映画を撮った人たちが見つけているだろう。

途中早送りしたので、どうやって手に入れたかわからないけれど、会社のクレジットカードを使っていて、何日も無断欠勤しているのに、それがばれないと思っていたり、あまりにおバカで、少しも感情移入ができなかった。

アメリカ映画なのに、どうしてこの駄作の主人公に、わざわざ日本人女性を選んだの?

クミコじゃなくて、ジェニーでもクレアでも良かったんじゃない。

迷惑だわ。

そこのところに興味がわいて、ネットで検索してみると、何とこれは実話を元にしているというじゃない!

そして、アメリカでは有名な話だというから驚きだ。

思わず「ウッソ~」と叫びながら、更に読んでいくと、こういうことだ。

2001年にノースダコタのファーゴで、日本女性が凍死した事件があった。

その女性は、死の数日前、地元の人に地図を見せてファーゴへの行き方を尋ねていた。

ファーゴには見るべきものは何もない、それなのに、何故わざわざそこへ行ったのか?

きっと、その地を舞台にした映画「ファーゴ」で、登場人物が雪の中に大金を埋めた場面を真実だと思い込み、探しにに来たのではないかと話題になったのだそうだ。

その想像もずれて居るような気がするけれど、それだけ、ファーゴが人の行くような場所ではないということかしら。

後に、彼女は恋に破れ自ら命を絶ったことが判明した。彼女は、死に場所を探していたということだろう。

でも、日本女性が埋蔵金を探しに来たという噂は、都市伝説として残った。

日本人女性だったというのも、きっとロマン心を刺激したんでしょうね。

なるほどね~、それなら日本女性が主役なのも仕方がないわ。

でも、クミコの言動はあまりに幼稚、舌足らずのぼそぼそしたしゃべり方で、何かと言えば泣く。

アメリカ人の日本女性への典型的イメージってこうなのかしら?

 

この映画、アメリカでは高評価だったというけれど、ファンタジーなんでしょうね。

でも、日本ではどうかしら?

私には受けなかったけど。


歌川国芳展へ行ってきました

2015年06月23日 | 映画 ドラマ 観劇 その他 観る

「歌川国芳展後編」へ行ってきました。

芸術の森美術館で開催されています。

 

駐車場から美術館への途中の池、

思いがけない景色に出会いました

菖蒲と睡蓮がの饗宴です。

何度も来ているのに、こんな美しい時にであったのは初めてです。

ベストタイミングだったんですね

旅行中にデジカメの解像度を下げたままだったので、今一写りが良くありません。

ちょっとガックリ。

 

芸術の森美術館につきました。

前篇、後編共通チケットを買っていたのですが、前篇を見たのが2か月近くも前で、

後編のことはすっかり忘れていました。

たまたまクリーニングの引換券をお財布から取りだしたときに、チケットを見つけて思いだしました。

でなければ、無駄にするところでした。

 

好きです、こういう絵。

江戸時代も末期の人なので、作品も多く残っているのでしょう、展示品がたくさんで

楽しかったです。

 

ところで、駐車場は500円の料金がかかるのですが、6枚綴り1000円の回数券が

発売されていました。

前回あったら買ったのに、無かったんですよ。

お得はお得だけど、次はいつ来るかわからないし、

その頃には買ったことも忘れているかも知れませんしね、

買いませんでした。

 

 

 

 


華の愛ー遊園驚夢

2015年05月19日 | 映画 ドラマ 観劇 その他 観る

ずっと前から観たかった「華の愛 遊園驚夢」を観ました。

夫がインターネットでCDを借りるというので、ついでに借りてもらいました。

香港映画ですが、主演の一人は宮沢りえさん、

2001年のモスクワ映画祭で最優秀女優賞を獲得しました。

1930年代、蘇州の貴族の当主の第5婦人となった歌姫ジェイドと、

当主の従妹、男装の麗人ランの物語です。

 

貴族の館の一族は、夜毎に催される贅を尽くした夜会に酔いしれる。

その生活は、先祖が蓄えた財宝を売り払うことで何とか保たれているというのに。

没落の日が近づいていることは、皆感じているが、

なすすべもなく、アヘンに溺れるばかり。

やがて売るべき宝も尽きた。

そして、暇を出せれたジェイドと娘が頼るのは、

姉妹のように、恋人のように、いつもジェイドに寄りそうランしかいない。

教師をしているランの家で、

家族のように心静かに暮らす日々だったが、ジェイドは病に蝕まれていた。

そんなとき、ランは学校に現れた美男の役人シンに魅かれて行く。

彼との愛欲に溺れるラン。

それを察して、そっと涙するジェイド。

心が愛するジェイドと、体が求める男と、その間で揺れ動くラン。

見ている方も気が気じゃない。

ランを失ったジェイドはどう生きて行くのか・・・

 

やがて、役人であるシンが、任務を終えて去る日が来た。

心の愛が勝ったのか、見捨てられないという諦めか、

ランは、去っていくシンを静かに見送るのだった。

 

共に過ごした美しく華やかな日々へ想いを馳せながら

 ランとジェイドの心静かな日々が、再びはじまる。

 

 絢爛豪華な衣装と調度品、優雅な音楽、美しい庭園、

アヘンが見せた夢のような映画でした。

宮沢りえさん、頬がふっくらとして ほんとうに美しいです。

ジェイド(翡翠)という名にピッタリでした。

 

 

 

 

 


「ミス・ブルターニュの恋」

2015年05月01日 | 映画 ドラマ 観劇 その他 観る

テレビでだけれども、最近見た映画、「ミス・ブルターニュの恋」。

主演は、美女カトリーヌ・ドヌーブ。

映画のころは65歳くらいでしょうが、年をとっても美しいです。

若いころ美女コンテストで「ミス・ブルターニュ」となったけれど、

田舎町で小さなレストランを母とともに経営している女性が、ある日、

突発的に車に飛び乗り目的もなくドライブに出る。

家出というほどの気はなく、くさくさして何となくちょっと気分転換してみたくなっただけ。

でも、タバコを切らして、買える店を探しているうちにだんだん遠出になってしまう。

そのうち、不仲の娘から孫を父方の祖父のもとへ送り届けて欲しいと頼まれ、

孫息子とともにそこへ向かう。

久しぶりに会った孫息子とは、大人げなく本気で口喧嘩。

運転が下手で車線変更も苦手、駐車したらしたで 、どこに置いたかわからなくなる。

いかにもおばさんのドジ加減が、他人事と思えないくて嬉しくなってしまう。 

何とか無事に着いてみれば、その祖父は、不愛想で無骨な男だったが、

やがて二人は愛し合うようになる。

そこへ、母、娘もやって来て、めでたしめでたし。

 

それにしても、60半ばであの美しさ、ああ、羨ましい~。

 

 

 

 

 


GOGZILLA ハリウッド版ゴジラ 

2015年04月30日 | 映画 ドラマ 観劇 その他 観る

録画してあった、GOGZILLA ハリウッド版ゴジラを観た。

さほど期待していたわけではないけれど、やっぱりあんなものなのね。

全体の半分以上が真っ暗で何が何だかわからない。

細部をごまかすためかしら??? 

ハリウッド映画では、夜の場面なんかに使う手法で、

明るい画面に黒いフィルターをかけると聞いたことがある。

それかしら?

どうして?特撮は苦手なの?

戦いの場面なんか、ほとんど音だけよ。

日本のゴジラは全身を露わにして、力いっぱい戦ったぞ!

真っ暗い画面を見ているうちに、気が付いたらゴジラが倒れていた。

まさか、ゴジラを殺すつもりなのかと心配したら、立ち上がって海に帰って行った。

いやー、良かった良かった。

でも、雄叫びの声も今一だったわ。

音楽だって、伊福部さんのゴジラのテーマを超えられないわね。 

全体の感想としては、見せ場は、唯一炎を吐いた場面だけ。

金返せー!

払ってないけど

 

 


オリエント急行殺人事件を見て 2

2015年01月14日 | 映画 ドラマ 観劇 その他 観る

オリエント急行殺人事件の後半を見た。

列車内の事件の謎解きはしてしまったのだから、後半はその殺人に至る経過しかないよね。

仲間を募って、役割分担をして、逸る者を抑えて、千載一遇のチャンスを待つ、

これって忠臣蔵か、と思いながら見ていたら、セリフの中に大石内蔵助の名前が出てきた。

やっぱりねと思う。

団体戦の復讐劇って、そうなっちゃうのかも知れない。

だけど、思ったよりずっと面白かったと思う。

三谷さんって、やっぱり大したものよね。

それにしても、あの豪華列車に乗りたいものだわ。

セットだろうな~~