若い男性の社員とたまたま話す機会があった。
パートの私は、社員と仕事のことで二言三言話すことはあっても、個人的な会話をすることは殆どない。
話題に困っていると、彼に、結婚間近の彼女がいるという噂があるのを思い出した。
それで、ちょっと不躾かなと思いつつ「そろそろですか?」と聞いてみた。
すると、「そうですね、結婚しようと思えばいつでもできる状態なんですが、僕としては彼女の仕事が決まってからにしたいんです」という返事が返ってきた。
それで、あらっと思って、「ああ、彼女は学生さんなんですか?」とまた訊いて見た。
すると、「いえ、学生じゃないんですけど、家でぶらぶらというか、そういう感じなんですよ。僕としてはそういうのはあまり良くないような気がするんです。子どもがいるとかならいいんですけど」・・・」という返事だった。
更に、自分は料理好きだし、掃除や洗濯などもできるだけするつもりだから、奥さんにかかる家事の負担はかなり軽減できると思うから、一応ちゃんと働いていてほしいんです」ということなど話してくれた。
うう~ん、男性も変わったな~と思う。
彼女の状態は、昔なら家事手伝いという立派な身分だっただろう。
働かなくても良いお嬢様というようなイメージもあったかも知れない。
それが通用しない時代になってきたのだろう。
いまや男性が自分の収入だけで妻子を養えない時代なのだから、奥さんにも働いて欲しいというのは、当然といえば当然なのだけれど、周囲を見回せば、共稼ぎしながらも家事の負担は女性だけという家が殆どだ。
彼の言葉に一瞬、え?と思ったのは、私が、家事は女の仕事という感覚を引きずっているからだ。
彼は、堅実で当然のことを言っていると思う。
男性が家事を負担することを当然とする意識がもっと広がって行って、家庭か仕事かと女性が迫られたり、仕事しながら家事を一手に引き受けて疲れ果てたりすることがなくなればいいなと思う。
そうしたら、女性がもっと結婚するようになるのではないかしら。
彼がそれを将来実行できるかどうかは、職場の事情などもあってわからないけれど、少なくとも、こういう男性の意識の変化はとても喜ばしいと思う。
彼がうちの娘の彼氏だったら、彼女は大喜びで結婚するだろうに。
うまくいかないものだ
パートの私は、社員と仕事のことで二言三言話すことはあっても、個人的な会話をすることは殆どない。
話題に困っていると、彼に、結婚間近の彼女がいるという噂があるのを思い出した。
それで、ちょっと不躾かなと思いつつ「そろそろですか?」と聞いてみた。
すると、「そうですね、結婚しようと思えばいつでもできる状態なんですが、僕としては彼女の仕事が決まってからにしたいんです」という返事が返ってきた。
それで、あらっと思って、「ああ、彼女は学生さんなんですか?」とまた訊いて見た。
すると、「いえ、学生じゃないんですけど、家でぶらぶらというか、そういう感じなんですよ。僕としてはそういうのはあまり良くないような気がするんです。子どもがいるとかならいいんですけど」・・・」という返事だった。
更に、自分は料理好きだし、掃除や洗濯などもできるだけするつもりだから、奥さんにかかる家事の負担はかなり軽減できると思うから、一応ちゃんと働いていてほしいんです」ということなど話してくれた。
うう~ん、男性も変わったな~と思う。
彼女の状態は、昔なら家事手伝いという立派な身分だっただろう。
働かなくても良いお嬢様というようなイメージもあったかも知れない。
それが通用しない時代になってきたのだろう。
いまや男性が自分の収入だけで妻子を養えない時代なのだから、奥さんにも働いて欲しいというのは、当然といえば当然なのだけれど、周囲を見回せば、共稼ぎしながらも家事の負担は女性だけという家が殆どだ。
彼の言葉に一瞬、え?と思ったのは、私が、家事は女の仕事という感覚を引きずっているからだ。
彼は、堅実で当然のことを言っていると思う。
男性が家事を負担することを当然とする意識がもっと広がって行って、家庭か仕事かと女性が迫られたり、仕事しながら家事を一手に引き受けて疲れ果てたりすることがなくなればいいなと思う。
そうしたら、女性がもっと結婚するようになるのではないかしら。
彼がそれを将来実行できるかどうかは、職場の事情などもあってわからないけれど、少なくとも、こういう男性の意識の変化はとても喜ばしいと思う。
彼がうちの娘の彼氏だったら、彼女は大喜びで結婚するだろうに。
うまくいかないものだ