登山日和の週末、高尾山に登ってきました
登山というのもおこがましいのですが、一応山ですから。
高尾山口で降りたら、まずは腹ごしらえ。
おじいさんとおばあさんが営んでいる雑貨屋兼蕎麦やでとろろ蕎麦をいただきました。
店構えから見ても、あまり期待していなかったのですが、それを裏切る美味しさでした。
いやー、蕎麦は、お店の見かけじゃないわ。
お腹がいっぱいになったら、いよいよ出発です
いい雲だな~ 正面の三角屋根がケーブルカー乗り場。
でも、私たちは右側の小道に行ってリフトに乗ります。
すると、目の前にそそり立つ魔の石段が・・・うそー信じられない
登ったと思ったら、まだ続く。
長いよ~、リフトに乗るのにこんな大変な思いをするなんて
先に言ってほしいわ、そうしたらケーブルカーに乗ったのに~
あまりに大変で、写真を撮る余裕もありませんでした
ぜーぜー言いながら到着、這うようにリフトに乗りました。
青い空、爽やかな風、緑が目に優しくて、とても心地良い。
苦労の甲斐があったわ。
十分お弁当を食べられるくらいの時間、乗ります。
さて、降りて真っ先に娘が向かったのは、天狗焼き売り場。
すでに10人ほど並んでいましたが、お店の手際が良いので、5分ほどで買えました。
これこれ、美味しいらしいんですよ~
きりっとした天狗さんのお顔、どこから食べるか悩みますよね~
やっぱり、頭からかな。
黒豆の餡で、形が残った黒豆がゴロゴロ入っているのが嬉しい。
焼きたてのアツアツがあまりに美味しくて帰りにもう一度食べようねと言っていたら、
その頃には長蛇の列ができていて、泣く泣く諦めました
さて、本当に出発です。
平坦で歩きやすい道です。
小学校低学年の子供たち、杖をついたお年寄りや、ベビーバギーを押すカップルまでいます。
階段は、お父さんがバギーを持ち、お母さんが抱っこでした。
途中でお参りする人たち。
頂上へ着くまでの道筋には、いろいろ楽しみスポットがあって飽きません。
でも、頂上についたら、人人人で、「ああ、空気がきれい、ヤッホー」
という感じではありませんでしたけど。
頂上からの眺め
霞んでます。
帰りは、吊り橋コースを通ることにします。
いつものルートが、スズメバチが出たために閉鎖とかで、やや上級コースになりました。
右に山壁、左に谷底という細い道を行きます。
道は山側から谷側に傾いている上に、気の根がぼこぼこくねくね露出しています。
土はぬるぬる、水溜りまであります。
私たちが履いていたのは、普通の革靴、滑らないよう細心の注意を払って進みます。
かなり恐ろしかったけれど、先を行く小学生たちの楽しげな声が、励みになりました。
やがて、木々の間から吊り橋が見えてきました。
おお、渡ってる、渡ってる、元気100倍です。
うう~む、底はとっても深そうですが、木が生い茂っていて見えないので、
あっけなく渡ってしまいました。
左側にいるのが、私たちを励まし続けてくれた子供たちのグループです。
本人たちは知らないでしょうね
無事、ケーブルカー乗り場まで辿り着き、乗ろうと思ったら長蛇の列。
やっぱり帰りもリフトに乗ることにしました。
リフトもかなり長い列ができていましたが、次々と乗るので、それほど待たずに乗れました。
そこで、わかったこと。
登りは上を向いているので、山以外の景色は見えません。
でも下りは、だんだんと眺望が開けて下界の景色が見えてきて、
山を降りているって実感します。
行きはケーブルカー、帰りはリフトが正解ですよね。
当たり前の話なのですが、乗るまで気づかなかったんですよ。
私たちが、アホだったんでしょうか
最後に、参道を下りながら、土産物屋さんの店先で焼いている、クルミ味噌団子を食べました。
味はまあまあの普通のお団子でしたが、かなり大きいです。
高尾山は、気軽に行けて、なかなか楽しいところでした。
機会があったら、また行きたいです。
ああ、天狗焼きが食べたい・・・