珊瑚の時々お絵かき日記

夫と二人暮らし、コロナ自粛するうちに気がついたら中国ドラマのファンになっていました。

航空機内での冷え対策

2008年06月25日 | スペイン旅行2008

年に一度、頑張ってもせいぜい二度のことだから趣味といってよいかどうかはわからないが、私たち夫婦は海外旅行が好きだ。
この20年近くの間にずいぶん飛行機に乗った

行き始めた頃は、飛行機の中で冷えるということを実感しなかった。
靴を脱ぎ、ストッキングの足にスリッパを履いていて平気だった。
それが年齢とともに、靴を脱げなくなり、レッグウオーマー、貼るカイロで足を守らなければならなくなった。

最近ではそれでも冷える。
レッグウオーマー、カイロを貼った上から毛布で包んでもまだ冷える。
我ながら異常なのではないかと思われるくらいだ。
そして不愉快なのは、冷えとともにあらわれるむくみ。
立ち上がると感じる足の痛みはそのむくみからだ。
さらに、当然のことながら眠れない
旅行には行きたいが、飛行機に乗るのは嫌、という心境だった。
年をとるとクルーズに憧れる人が増えるのがよくわかる。
お金と時間があれば、私もクルーズがいい
でもそれは叶いそうもない夢だから、とりあえず飛行機で頑張るしかない。


まあそんなわけで、今回のスペイン旅行では、インターネットを駆使して冷え対策を練った。

といっても、ネットショッピングで冷え対策グッズを買っただけだけどね
まず、桐灰化学の「足の冷えない不思議なくつ下」というのを買った。
次にミーテミーテのレッグウオーマーを買った。
これは高かった、3800円くらいだったかな?
ニットやらなにやらいろいろなレッグウオーマーを試したが、どれも飛行機内の冷気には勝てなかったので、この際この値段に賭けてみたのだ。

さて当日は、足の冷えない不思議なくつ下を穿き、その上に高~いレッグウオーマーを重ね、くるぶしまで隠れるショートブーツを履いた。
ジーンズに隠れて見えないからいいものの、5月の末にその重装備を見たらみんな笑っちゃうだろうな。

でも、実はそれでは終わらない。
貼るカイロ、飛行機内で貸してくれる毛布で足りない場合に備えて、ウールのブランケットを持参。
これだけやってどうだったかというと、、たいして冷えも感じず、当然むくみもほとんどなかった。カイロは使わずに済んだ。
これはやっぱりお値段の勝利だったのか

冷房の利いたバスでの移動が多いツアーだったので、結局全日程このスタイルで通した。

夫は、暑くないのか?と呆れ顔だったが、これは冷えない人にはわからないのよね。口出ししないでほしいわ
それに、ほら、ノースリーブにロングブーツのお嬢さんだっているじゃない。

まあそんなわけで、今回の冷え対策は大成功だった。
当分旅行はこのスタイルで行こうと思う


スペインのひまわり

2008年06月24日 | スペイン旅行2008

5月の26日から今月3日までスペインへ行って来た。
しつこいようだが、ここのところで「日にちは前後するが」と入れれば良かったのね。

連休明けから体調が悪くて何時までたっても良くならず、スペイン旅行もキャンセルしようかどうしようかと迷っていた。でも心が決まらずグズグズしているうちに違約金不要でキャンセル可能な日も過ぎてしまった。
機内での、不眠、冷えに耐えられるか、バスの中で具合が悪くなってツアーの皆様にご迷惑をかけないか、など、その他諸々不安だったが、とにかく行くしかないと出発した。
出発してみれば、冷え対策がばっちりだったせいか、特に不眠に悩まされることも無く、ツアーの皆様にご迷惑をかけることもなく、旅行を楽しむことができた。
帰って来る頃にはすっかり不調からも回復していて、あれは何だったんだろう?と我ながら呆れてしまった。
体が、遊びたいよ~と叫んでいたらしい

この時期に行ったのは、連休の後で、気候が良い割りに旅行代がお安いことと、ひまわりの咲く季節だから。
行ってみると、満開には少し早いようだったが、自分たちが選べる日程では、まあベストだったと思う。

バスでアンダルシア地方を走るとき、可愛らしいひまわりが咲き乱れるなだらかな斜面が延々一時間以上も続く。
まさに黄色い大地だ
バスの中では「うわー!」「きれい!」と歓声があがっていた。

まだつぼみの部分、つぼみも持っていない部分、パッチワークのようにところどころ混ざっている。時間差で咲くようにだろうか。
まあ仕方がないわね。

ところで、今年はもう遅いけれど、来年以降ひまわりの時期にスペインへ周遊ツアーで行かれるかたへの、ちよっとしたアドバイス。

アンダルシア地方をバスで移動するとき、バルセロナへ入ってマドリッドから帰ってくるコースなら、バスの座席は左側を選びましょう。
ひまわりがこちらを向いて笑いかけてくれます。
右側に乗ってもひまわりは観られますが、みな背中を向けています。
マドリッドへ入ってバルセロナから帰って来るコースなら、逆で右側の座席を選びましょう。