老後の収入

お友達に書道の先生がいる。
いつも素敵な装いをしていて、年齢は3歳ほど上だけれど、若々しくてそれを感じさせない。
もっとも、ある程度行ってしまったら多少の歳の差なんか無いも同然かもしれないが。

その彼女、週に三日、あちこちで教室を開いている。
先日、もう少し収入がほしいから教室を増やそうかしら、と言っていた。
ご主人は一応定年となっているが、今も嘱託職員として働いている。

経済的には我が家などより数段良いはずだけれど、自分で自由に使えるお金はまた別物だろう。
いくらあっても多すぎることは無いものね。

それにしても、年齢に左右されない仕事を持っていることが羨ましい。
書道は子供の頃から続けていたというから、本人の努力なのだけれど、やはりそこへ導いてくれた親へ感謝すべきだろうと思う。

正直なところ、私にも親が何かさせてくれていたらと時々思う。
同年代の友人たちを見回せば、私同様、お稽古事なんかお金持ちのすることだったわよね、と言う人が多い。
大概の家庭は貧しかった。
親は親なりに一生懸命だったのだ。

それに、自分が子育てした経験からも、子供に習い事をさせたからと言って、それが実を結ぶとは限らないことはわかっている。
我が家の子供たちにもピアノ、水泳、スキーなど一応のことはさせたけれど、すべて途中で投げ出してしまっている。

今の彼女があるのは、彼女の努力の賜物なのだ。
私が書道教室に通わせてもらったとしても、数ヶ月も続かなかったことだろう。
それでも、チャンスは与えてもらいたかった。

とはいえ、振り返ってみたら、子供に手がかからなくなってから何年もたつ。
自由な時間はたっぷりあった。
何かする気があったならできたはずだと思う。
やはり責められるべきは自分自身だろう。

それはそれとして、わずかでも老後に収入を得る手立てはないものか・・・
ないな～

人寄せパンダにしようとしても

宮崎県の東国原知事が自民党から出馬を要請されて、「私を自民党次期総裁として選挙を戦う用意があるか？」というような返答をしたとか。

そのことで、宮崎県民もショックだっただろうけれど、自民党からも付け上がるなというような非難の声が上がっている。

私は、東国原知事の、客寄せパンダにしようとしてもそうはいきませんよ。という心意気だと思う。

自民党は、東国原知事の人気だけを利用して、思いのままに操るつもりだろうが、その思い上がりに冷や水をかけたようで小気味よい。

自民党が、万に一つも東国原知事の要求を呑んだら、笑ってしまう。

早く解散しなさいよ。

歯の定期健診

昨日は歯の定期健診へ行ってきた。
近所の歯科医に、半年に一度通うようになって10年近くになるだろうか。

別の歯科医で、ほぼ４分の１しか根のない歯を「抜くしかありません」、といわれ、抜きたくなくて、泣きついたのが今通っている先生のところだ。
ただでさえ少なくなっている私の歯、これ以上減らしたくないという一心だった。

先生は、「常識的には抜くべき歯なんですけどね～、でもダメもとでやってみましょう」と治療してくださった。
それが今だに健在なのだ。
先生は、検診のたび、「やってみるもんですね～、僕も勉強になりましたよ」と、言ってくださる。

私こそ、言ってみるものだ、ほんとうに感謝しています。

今回は久しぶりに歯全体のレントゲンも撮って、はい大丈夫です、と太鼓判を押していただいた。

これからも歯磨きを頑張って、何とか死ぬまで自分の歯でいたい。

それにしても、今の若い人はいい。
母親が自分の失敗を繰り返させまいと、子供に気をつけて歯磨きさせているから、歯の良い子が多い。
味噌っ歯の子など見かけたことが無い。

我が家の子供たちも、娘は虫歯ゼロ、息子も少々の痛みが2.3本ある程度だ。
少なくとも家にいる間はそうだった。
母の手柄だと自画自賛している。

この母の努力を無駄にしないでもらいたいものだ。

定額給付金が銀行へ

定額給付金を銀行の口座へ振り込みました、というお知らせが郵便で届いた。
驚いてしまった。
家族単位だから我が家は夫婦で一通なのだが、これを日本全家庭に届けるということだろうか、何という無駄だろうか、と思ってよくよく見たら、差出元は札幌市だった。
といって、札幌市だから良いというわけでもない。
札幌は200万都市だ。世帯数はこれより少ないと思うけれど、郵便料金はかなりの金額になると思う。
やはり税金の無駄使いに変わりは無い。

前に来たお知らせの返信用紙に一言、振込みのお知らせが必要か必要でないか？という一文を加えてくれていたら、我が家など不必要と回答していただろう。
または、PCのメールで受け取れる人はアドレスを、という手もある。
それでもずいぶん郵便料金を節約できただろうに。

親切のつもりだろうが、何と工夫の無いやりかただろう。
所詮費他人の金ということか。

お金が入ったという喜びよりも、他に使い道があっただろうにと、腹がたって仕方がない。

俊輔はエスパニョールへ

サッカーのスコットランドリーグ、セルッティックで活躍していた中村俊輔選手が、スペインのエスパニョールへ移籍することが決まった。
古巣の横浜マリノスへの復帰がほとんど決まりかかっていたところだったけれど、最後にかねてか彼自身が憧れを口にしてきたスペインリーグを選んだのだ。

まだまだ海外で活躍してほしいと願っていた私は、「ああやっぱり、良かったね」と思う。

エスパニョールは、上位争いをするチームではないけれど、かえってそのほうが活躍の場があると思う。
カカやドナウド、綺羅星のごとくスターがひしめくチームでは、なかなか実力を発揮できないだろう。

スコットランドリーグは、ヨーロッパではやはり一段劣る。
これからは、中村選手が、世界ナンバー１リーグでスター選手たちと日常的に対戦するのだ。ファンとしては、とても楽しみだ。
わくわくするな～。

あら？

すっかりさぼってしまって、久しぶりにブログを開いてみたら、「カカがミラン」へとある。
？と思って読んでみたら本文にもそう書いている。
ミランのカカがミランへ移籍なんてありえないよね。

自分では「ミランのカカがレアルマドリッドへ」、と書いたつもりだったのだ。
投稿したとき、見直しているはずなのに・・・
早速書き直したけれど、ああ、恥ずかしい～～

いつ頃からか、言ったつもりの言葉と実際言った言葉が違っていることが多くなった。
りんごを頭に浮かべながらみかんみかんと言っていたりする。
私だけならともかく、夫もかなりひどい。
そしてお互い、自分は正しく言っていた、と主張するものだから、始末が悪い。

考えてみると、娘が家にいたときは、彼女の一言が決着をつけてくれた。
お父さん、そう言ってたよ、とか、お母さん、間違って言ってたよ、とか、第三者の立場で言われると、すごすごと引き下がるしかない。

その第三者がいなくなったものだから、どちらかが折れるまで続くことになる。
それでも最近、なんとなく決着をつけないまま終わらせることが多くなった。
実はお互い自分でも自信がないのだ。

友人たちにきいてみると、みんな「そうなのよね～」と言ってくれる。
ちょっとほっとする。

だけど、これってやっぱり加齢かな～、それとも単に粗忽なのか～

カカがレアルマドリッドへ

ACミランの看板息子カカがついにレアルマドリッドへ移籍することになった。

うう～む、やっぱりなー

ミランも金欠なんだろうな。
高値のうちに売り飛ばした、って感じだ。
カカは、あんなにミランにいたいって言っていたのに。

かつてはネスタが、やはりチームの経済的窮状を救うためラッツオからミランへ、泣く泣く移籍したということもあった。
よくあることだけどね。

高額で取引されるってことは一流の証でもあるんだろうけど、でも、カカがね～、なんだかね～～。

ミランの新監督は、かつて鹿島アントラーズで活躍した美男子レオナルドだけど、カカはレオナルドが見つけてミランへ呼んだ選手だそうな。
それが、自分が新監督になったと同時に移籍とは、悔しいだろうな。
カカなしでどうしろってんだ、とでも言いたいだろうね。
前監督のアンチェロッティーはチェルシーの監督になることが決まっているが、ピルロとセードルフを連れて行くという噂もある。
もし本当にそうなったら、ミラン崩壊だよね。
一挙に若返って一から出直しという考え方もあるけど、寂しいな～。

ｗカップ出場、バンザーイ！

サッカー日本代表が次回ワールドカップ南アフリカ大会出場を決めた。
いやー嬉しいな～

あとは一位通過か二位通過か、だけれど、やっぱり一位通過がいい。
ほっとしないで一位通過を狙って欲しい。
もちろんやる気満々だと思うけど。

南アフリカに応援に行くぞー！と言いたいけれど・・・
まあ、景気が良くなったら考えよう。

定額給付金のお知らせが届いた

我が家にもやっと「定額給付金のお知らせ」が届いた。
私は、この政策には反対だけれど給付されるなら貰う、というスタンスだ。
多分たいがいの人はそうだろう。
まあ、せいぜい有意義に使おうと思う。

母にきいたら母のところにも届いていた。
申請するときは、例にならって書き込めばよいからそれは問題ないのだけれど、本人確認と振込み通帳のコピーが問題だという。
母はコピー機を持っていない。
コピーするにはどこかへ出かけなければならない。
母の場合、私が家でするから良いけれど、身内が近くにいないお年寄りは困るだろうなと思う。
どこへ行けばよいのか途方にくれる人もいるだろう。

だからこうすればいいんだ、というアイデアはないけれど、1人暮らしのお年寄りには何かにつけ厳しい時代だなと思う。

私が母の年齢になったときには、きっと身内は近くにいない。すべて自分で処理しなければならないだろう。
覚悟はしているけれど、現実はその覚悟をはるかに超えているだろうな。

PCは全然ダメなの、という友人には早く使えるようになりなさいと勧めている。
ネットショッピング、ネットバンキングなど、使いこなせば老後はずいぶん楽になると思うからだ。

もっともPCは両刃の剣だ。
惚けてネットバンキングなど行ったら、それこそ大変な事態を招くかもしれない。

ネットの世界にも、老人にやさしいシステムを開発してほしいなと願うけれど、使う本人が惚けていたらどうしようもない。
難しいな・・・

インフルエンザは？

数日前に、お友達のK子さんとランチをした。
K子さんは、教育関係の仕事に携わっている。
忙しい人で、いつもは電話でおしゃべりをしているのだが、その日はたまたま二人ともお休みだった。

彼女のところも夫婦そろって海外旅行好き。
この度の豚インフルエンザで今年の旅行を諦めた1人だ。

「ところがね」と、その彼女が言う。
「誰もそんなこと気にしていないのよね。私、ばかばかしくなっちゃった。これからでもどこか行こうと思って～」

なぜなら、熱があるのに休まず来る子供やら、外国旅行帰りの娘が熱を出して検査の結果待ちなの、といいながら出勤する同僚やらで、1人気にして旅行まで取りやめた自分っていったい何なの？という気になってしまったのだそうだ。

そうよね～、私もそんな気分だわ。
だけど、私の場合、「旅行で休みます」とはやはりとっても言いづらい。

ワクチンが早くできればいいんだけど。