珊瑚の時々お絵かき日記

夫と二人暮らし、コロナ自粛するうちに気がついたら中国ドラマのファンになっていました。

明日、東京へ

2011年03月28日 | 国内旅行

明日、東京へ行く。

娘が東海方面に転勤するので、その引越しの手伝いのためだ。

4月1日の午前中に辞令を受け、午後には着任しなければならない。

どうしてこんなに慌しいのかと思うけれど、仕方がない。

 

ついでだから、空いた時間に、江戸東京博物館で開催されている狩野一信の五百羅漢展を観て来よう。

更に時間があったら三菱1号館にも行って来よう。

それから、それから・・・と、考えてもそんなに時間はないわね。

娘が東京にいる間に、もっといろいろ行っておけば良かったと思うけれど、もう遅い。

とはいえ、多発する余震、原発、計画停電、今東京へ行くのは、正直なところあまり嬉しくはない。

けれど、わが子のためなら仕方がない。

それに、この際だから、日本の首都東京の平静な姿をこの目で見て安心して来よう。

 

私達も赴任地まで一緒に行って、荷解きを手伝い、3日に帰ってくる予定だ。

新幹線に乗るのがちょっと楽しみ。

 

 


散歩をすれば

2011年03月24日 | 読む

JCBが発行しているJ-B Styleという隔月の旅の情報誌がある。

2-3月号が大分前に届いていて、時々ぱらぱらめくってみていたのだが、昨日たまたま「散歩はれっきとした旅です」という文が目に入った。

寄せているのは新井素子さんだ。

それによると、新井さんのご主人は大の散歩好き。

5時間から6時間も歩き続ける行軍とも呼べるほどの大散歩、2時間から4時間の中散歩、30分から1時間の小散歩を、お休みのたびになさっているそうだ。

新井さんがお付き合い するのは、もっぱら中散歩と小散歩だけれど、そもそも散歩を始めたのは新井さんなのだそうだ。

それは、大震災に遭ったとき、大きな公園など身近な広い場所まで自力で歩いて行けるようになりたかったから。

「どこかの道が通れなくなっていても、休みのたびにあちこち散歩していれば、きっとそういう場所のどこかに行き着くことができる」

 そういう理由だったそうだ。

 その散歩をご主人が更に距離を伸ばして、大散歩にまで延長しまったわけだけれど、そのお陰で、いつ何があっても、ご主人の帰宅確立はとても高い。

新井さんご自身も、中散歩と小散歩のお陰で、どんなときでも、いつかは自宅にたどり着ける自信があるとのこと。

そして、「うん、散歩っていい旅だ」と結ばれている。

それを読んで、なるほどねーと納得した。

 

震災で電車が動かなかった日、自宅を目指してひたすら歩いているたくさんの人々を、TVは映し出していた。

あの方々は、きっと無事に家族のもとにたどり着いただろう。

でも、もし大きな被害があって、あちこちで道路が通れなかったら、家へたどり着けなかった人もいたかも知れない。

 

私も、逆方向から行ったり、違う道を通ったりすると、景色が変わって、目的地がわからなくことがよくある。

まして、あちらが不通、こちらが不通となったら殆ど迷子になりそうだ。

私が自他共に認める方向音痴だからかもしれないけれど、ならばなおのこと、中散歩、せめて小散歩くらいはしておいたほうが良いかも知れない。

でも、できるかなぁ・・・ 

 

 


日本を守る人たち

2011年03月22日 | 日々のこと

NHKのニュースを見ていたら、福島原発の電源復旧作業を阻んでいた周囲の瓦礫を取り除く作業をしたという人が、そのときのことを語っていた。

テレビの画面では大手建設会社の社員と紹介されていたが、私の聞き違いでなければ、アナウンサーは、大成建設と言っていたと思う。

 東電の社員、その協力会社の社員、自衛隊員、消防署職員、危険にさらされ作業しているのは、その人たちだけじゃなかったのだと初めて知った。

その方は、日本を守るためにできることがあればしなければと思っていたと仰っていた。

日本のために身体を張って頑張っている人がここにもいる。

涙がでてくる。

原発の現場で作業なさっているかたがたにはほんとうに感謝の気持ちでいっぱいだ。

 

それにしても、始めから海水を注水していればこんなことにはならなかっただろうと言われている。

炉に海水を注入するとその後使えなくなる可能性が高い。

廃炉を避けたいための判断ミスだ。

そのミスを犯した人たちは、原発から遠く離れたところで眺めているだけだ。

許せない。

 

 

 

 

 

 


支援物資、どうして空から投下しないの?

2011年03月19日 | 日々のこと

道路を覆っていた瓦礫が取り除かれ、滞っていた支援物資がやっと少しずつ被災地に届き始めた。

物資は十分あるのに、道路が通れない、ガソリンがない、などで届けられないでいた。

テレビで集積所に積み上げられた支援物資を見て、全国の人たちはどかしさに歯噛みをしていたことだろう。

だから、少しほっとしたことと思う。

でも、不思議だ。

どうして、ヘリで運んで空から投下しないのだろう?

ヘリは自衛隊にだって、警察にだって、あるはずでしょ。

テレビ局のヘリだって、被災地の上空を飛んでいるのだから、ついでに少し積んでいって落とそうなんてことはできないのだろうか?

寒い時期なのだから、衣類など、壊れる心配のないものだけでもいいじゃない。

おばさんは単純にそう考えてしまう。

できないというか、しない理由が全然わからない。

ひたすら陸路をゆくしかないのだろうか?


私にできること

2011年03月18日 | 日々のこと

一昨日仕事の後、伸ばし放題だった髪をカットするのに美容院に寄った。

車を丸井の駐車場へ置いたので、駐車料金を無料にしてもらうため、まずはデパ地下で、2000円分のお買い物をした。

コーヒーを300g買って金額が少し足りないので、カステラを買おうと虎屋の店舗に行ってみたら、カステラは見事に品切れだった。

流通が途絶えて品物が入荷していないのだそうだ。

ああ、そうか、そうだよね。

適当に別なものを買って金額を合わせたけれど、震災の影響が初めて現実に目に見えた。

 

カットを終えると、そろそろ夫が職場を出る時間だったので、彼が乗る地下鉄の終点駅に直結しているスーパーで待ち合わせた。

駐車場に車を置いてスーパー地下の食料品売り場へ降りていくと、ちょうど夫も着いたところだった。

夕食用にお弁当でも買おうと売り場を回ったら、やはり入荷していないのだろう、野菜の品数が少ないような気がする。

それに薄暗い。

天井を見上げたら照明は全部点いている。

よく見ると、陳列台を照らす壁のライトが消されているのだ。

ああそうか、節電してるのね。

 

駐車場を出て家に向かう間、いつも明るい道路が薄暗い。

あちこちのネオンが消えているようだ。

セブンイレブンの外の看板のライトが点いていない。

パチンコ屋さんの大きな広告塔も点いていなかった。

いたるところで節電が始まっているようだ。

どことなくうら寂しいムードが漂っているけれど、その分の電力を必要なところへ送れるなら、一向に構わない。

 

家庭でできる節電は限られているけれど、我が家でもとりあえず、朝、暖房のタイムスイッチでの点火をやめている。

起きてから、しばし寒さに震えるけれど、これで一時間の節電節油だ。

ナイトスチーマーも片付けた。

自己満足かも知れないけれど、何もしないよりは良いだろう。

 

登録しているいくつかのアンケートサイトで、溜まっていたポイントを募金に換えた。

全部合わせると、お財布から出すのにはちょっと躊躇われる金額になった。

アンケートサイトは、面倒くさくて止めようと思っていたところだったけれど、やってて良かった 。

 

ささやかでしかないけれど、自分でできることをするしかない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


買だめ?

2011年03月15日 | 日々のこと

先ほど、お友達のM子さんから電話が来た。

彼女のお嬢さんも東京で働いている。

そのお嬢さんから、食べ物を送って~と電話が来たのだそうだ。

東京のスーパーやコンビニから食料品が消えて無くなっているというのだ。

消えているのは、米、パン、カップめんなどの手軽に食べられるもの、トイレットペーパー,電池などの日用品。

どうやら多くに人が買だめしているらしい。

品物が被災者の支援に回って一般に出回る品が不足するという見方だろうか。

それとも、原発事故が悪化して、更なり災害がもたらされるという恐怖感からだろうか。

一人が買だめを始めたら、それを見た人も焦って買いだめに走る。

それを聞いて、また・・・というように買だめの輪が広がっていっているようだ。

気持ちはわかる、わかるけれど、自粛してほしい。

売る側は、一人何個というように数量規制を設けて欲しい。

海外からは、「このような災害時でもマナーを守りお互いを思いやる日本人」と賞賛を浴びているのだから。

 

 娘に電話して聞いてみると、「そうなの、私は特に困ってないけど、そういえばお米は売ってないみたいかな~」というのんきな返事が返ってきた。

彼女は普段から殆ど外食だから、食糧不足については、今のところさほど感じていないようだ。

ただレストランやカフェなどの営業時間が限られているので、気をつけなければならないらしい。

でも、買占めが続くと、そういうところへも物資が行かなくなるかも知れない。

震災の影響が、ささやかな日常にじわじわと覆いかぶさってきているようだ。

 

M子さんのお嬢さんだけれど、こちらで買って送ってあげたくても、ヤマトも郵便も出荷を止めている。

最悪の場合、M子さんが背負って持っていくしかないかも知れない。

 

 


福島原発の事故

2011年03月15日 | 日々のこと

福島原発の事故、心配だ。

本当はどうなっているんだろう???

職員の方々も避難したというし、不安が募る。

一方、作業のために残っている職員もいる。

その人たちはどんな思いだろう。

ご家族は生きた心地がしないだろう。

もし息子だったらと想像しただけで胸が苦しくなる。

被爆を防護服で防げるとはとても思えない。

仕事だから仕方がないといえばそれまでだけれど、覚悟の上なのだろうか。

ならば、彼らを支えているのは、人々を救うという使命感に違いない。

切ないです。

みんな無事でいてください。

 

 


デマメールだったみたい

2011年03月13日 | 日々のこと

節電お願いのメールがきて、内容をお友達に転送し、ここでもお願いしましたけど、デマメールらしいです

始めた人も悪気があってではないと思うし、節電自体は悪いことではないのですが、やはり、ブログの文は削除しました。

デマメールに踊らされてしまって恥ずかしいです。

申し訳ありませんでした。


有り得ない光景

2011年03月13日 | 日々のこと

テレビの画面に信じられない光景が映し出された。

大きな船、たくさんの車、そういうものを巻き込んで大津波が家々を押しつぶして濁流となって押し寄せる。

経験したことのない恐ろしい光景を人々はなすすべも無くただ見ているしかない。

建物を破壊する恐ろしい音が響き渡って 、まるでこの世のものではないようだ。

これは現実なのか、夢なら良いのに・・・・

 

被災なさった皆様、ほんとうにお気の毒です。

心が痛んでなりません。

月並みのお見舞いの言葉など何の役にも立たないのはわかっていますが、それでも言わずにはいられません。

どうぞ頑張ってください。

そして、行方不明の方たちが無事でありますように。

 

 


地震だ!

2011年03月11日 | 日々のこと

怖いよ~

テレビを見ていたら、女性アナウンサーが、「スタジオが揺れています、地震のようです。皆様ご注意ください。」と言った途端にこちらも揺れはじめた。

暖房を消して、様子を見ていたけれど、一向におさまらない。

怖くなって外に出てみた。

パート帰りに通りかかったご近所の奥さんと二人で、「怖いね~」と話しながらおさまるまであたりを見回しながら立っていた。

こういう時は何となく一人でいたくないのよね。

とてつもなく長い時間に感じたけれど、やっゆれを感じなくなったところで家に入った。

テレビをつけてみると、宮城県沖で発生したかなりの大きな地震のようだけれど、どこまで被害にあったのかわからない。

娘のいる東京はどうだろうかと電話をしようとしているところに、娘から、「無事だよー」とメールが来て一安心した。

息子のいる名古屋は大丈夫のようだ。

次々と入る情報、映し出される津波の被害。

津波警報はほとんど日本全土に渡っている。

仙台空港も水の下だ。

ほんとうに怖い。

何度か余震があって、暖房は消したまま、一番暖かいダウンを着てオーバーズボンを履いたままテレビを見ている。

ポケットには手袋、帽子、マフラーはそばにおいてある。

まさかとは思うけれど、一応用心しておかなくちゃ。

 

宮城では雪が振り出している。

この冬の季節に地震にあったら、寒さとも戦わなければならない。

被害が大きくなければ良いけれど。