一昨日の夜、フィギュアスケート国別対抗を見ていた時のこと、
お風呂の後、ソファで転寝していた夫がキッチンの方へ立って行った。
すると、すぐにけたたましい音が!
あ、転んだ!
すぐに見に行くと、やはり夫が倒れている。
すぐには立ち上がれず、呻きながら頭を押さえている。
オロオロして、立てる?と聞いても返事ができない。
しばらくそうしていて、やっと立ち上がってソファに横になったら、
か細い声で、お茶と言う。
お茶を入れようとしてキッチンに行ったらしい。
シンク前に敷いてある小さなカーペットに躓いたのかしら?
から揚げをしたから油が床に飛んで滑ったのかしら?
明日、病院へ行った方がいいかも、
あれこれ考えながらやかんのはと麦茶を入れて渡すと、
夫もいろいろ考えていたのだろう、
「意識を失っていたんじゃないかと思う」と言った。
立ち上がった時に、血が引いていく感覚があったそうだ。
そして、気がついたら頭をぶつけて横たわっていた。
そして、その間の記憶がないというのだ。
ぶつけた痛さで気がついたけれど、それがなければ
しばらく意識を失ったままだったかも知れない。
ああ、これが、とお友達から聞いていた話を思い出した。
Kさんのご主人は、趣味仲間との飲み会で、トイレに立った瞬間倒れた。
大騒ぎで救急車を呼んだら、到着したころには意識が戻って、お帰りいただいたそうだ。
翌日病院へ行って検査したら異常なしだった。
M子さんのご主人は、朝トイレで2度倒れている。
一度目は、びっくりしてやはり救急車を呼んだそうだが、到着前に意識が戻り
ご主人の希望でお帰りいただいた。
2度目は、M子さんも落ち着いていて、意識が戻るのを待ったそうだ。
共通しているのは、急に立ち上がったこと。
夫の場合は、
夕食に焼酎を飲んだのだけれど、もう少しでボトルが空くので、
ついでに飲んでしまおうと、いつもより多めに飲んだかも知れない。
そして、少ししてお風呂に入った。
それで、一時的に血圧が下がったところで、急に立ち上がったのだろう。
近々病院へ行く日なので、先生に相談してみることにした。
頭をぶつけたことが一番心配だったけれど、
一晩寝たら、首が少し痛いだけで、あとはどこも痛くないそうだ。
以前から二人のお友達のご主人の話を聞いていたので、パニックにならずに済んだ。
年をとったら急に立ち上がってはいけないと、よく言われることだけれど、
ほんとうにそうだ。
気を付けなければ。