珊瑚の時々お絵かき日記

夫と二人暮らし、コロナ自粛するうちに気がついたら中国ドラマのファンになっていました。

忠臣蔵について

2013年12月30日 | 映画 ドラマ 観劇 その他 観る

 

年末といえば、必ずのように目にするのが忠臣蔵。

少し前、たまたまテレビを見ていたら、

BS歴史館という番組でも、取り上げられていた。

途中からで、しかもあまりちゃんと腰を据えて見ていたわけではないので、

思い違いもあるかもしれないけれど、

大石内蔵助の書き残した文書などから、討ち入りに至る経緯、義士たちの真意など

探っていく番組だった。

討ち入りは、奉公先を無くした彼らの再仕官先を探すデモンストレーションだったとか、

周囲の期待が大きくて、せざるを得なかったとか、いろいろな説に触れながらも、

ここでは、比較的素直に君主への忠義心からというようにまとめられていた。

そこで、いくつか紹介された大石の手紙の中に、

討ち入りに参加する元藩士の人数が少ないと嘆いているものがあった。

もっとたくさんの藩士が参加すれば、名誉も高くなるものを、

逃げたものは、卑怯者のそしりを免れまい、とか何とかいうものだ。

その時、歴史学者のかたがご自分の高校時代のお友達の話をされた。

あるとき、その友人が、「実は自分の家には大きな秘密があるんだ」と打ち明けた。

「家の先祖は赤穂藩の藩士だったんだけど、討ち入りには参加しなかったんだ。

それで、そのことを他人に知られぬよう、決して他言してはいけないことになっているんだよ」

と、いうようなことだった。

それを聞いて、ほかの人たちが、ああやはりそういう雰囲気があったんですね~

などと話していたが、私は意外な気がした。

実は、私の父方の先祖も、まさに討ち入りしなかった赤穂藩士だった。

それも、比較的上のほうの人だった。

史実に沿って作られた作品だと、名前が出てくることもある。

その人が先祖だということは、言い伝えられているだけで

実際にそうだったかどうかはわからない。

でも、恥じて隠すべき真実だったならば、わざわざそれを先祖に結び付ける必要もない。

今は本家も絶えているそうで、確かめようもないけれど、

その番組を見て、やはりほんとうにそうだったのかなと思った。

ただ、私の記憶では、祖父はわからないが、

少なくとも父にそれを恥じているという印象はなかった。

「討ち入りに参加していれば自慢できたのにな~」くらいの感覚だろうか。

誇ることでもないけれど、隠すことでもないという感じだった。

その歴史学者の方は40代くらいの方だから、そのお友達も同じくらいの年齢だろう。

そんなに若いのに、打ち明けるという形でしか語れないという感覚が残っているのだ。

私たちとは何と大きな差があることだろう。

地元と開拓地という地域の差かもしれない。

こちらでは、忠臣蔵も赤穂浪士も小説や映画、テレビドラマの物語でしかない。

先祖が・・・といってもピンとこない。

でも、赤穂や江戸では、それは現実に起こった身近なことなのだ。

赤穂浪士のお墓には、今も大勢の参拝客があって、花を手向けるという。

 

お友達との普段の会話で、忠臣蔵が話題に上ることはほとんどないから、

誰かにわざわざ言ったことはない。

でも今度、

「私の先祖は赤穂の藩士だったんだけど、討ち入りはしなかったの」

と、言ってみようかしら。

どんな反応が返ってくるか興味があるわ。

でも、きっと、「ああそうなの」で、さっさと次の話題に移ってしまうだろうな~。

 


靖国神社を首相が参拝して、どうして号外がでるの?

2013年12月29日 | 日々のこと

今日、娘が帰省した。

彼女によると、東京では安倍首相が靖国神社を参拝したことで、

号外が出たそうだ。

札幌やほかに地域で出たかどうかはわからない。

娘は同僚と、「日本の首相が日本の神社を参拝して日本で号外がでるって変じゃない?」

と話していたそうだが、私もそう思う。

日本の首相が日本の神社を参拝するのは当然のことだし、

外国から宗教観をとやかく言われる筋合いはないと思う。

それを、先を争って、とんでもない大事件のように騒ぎ立てる。

日本のマスコミはおかしい。

見ていると、世界中が安倍首相を非難しているかのようだ。

ほんとうにそうなのか?と疑問を持っていたら、やはりそうでもないらしい。

ネットで、こんな記事を見つけた。

 

マスゴミが隠蔽する、中韓以外のアジア諸国及びアメリカの声

まずは本当のアジアの声

★シンガポール リー元首相:「靖国問題も中国が心理的なプレッシャーをかけているだけ」
★台湾、李登輝元総統:「国のために命を亡くした英霊をお参りするのは当たり前の事。外国が口を差し挟むべきことではない」
★台湾、陳前総統:「中国の反発に負けずに靖国参拝をする首相を評価」
★カンボジア:フン・セン首相:「戦没者の霊を弔うことは当然のこと」首相の靖国参拝に理解
★インドネシア:ユドヨノ大統領:「国のために戦った兵士のためにお参り、当然」靖国参拝に理解
★ベトナム:「我々は中国や韓国のような卑怯な外交手法をとるつもりはない」
★マレーシア、外相:「過去は過去である」
★タイ:「参拝を支持」
★インド:「参拝を支持する」
★パラオ、レメンゲサウ大統領:靖国参拝に「すべての人のために祈るのは正しいこと」と支持を表明
★ソロモン諸島のケマケザ首相:「日本とソロモン諸島の共通の文化は先祖に感謝すること。英霊が祭られている場所を拝見したい」

ここからはアメリカの声

★アーミテージ氏:「中国は靖国問題に言及するべきではない。日本は戦後60年間、模範的な市民である」
★シーファー元駐日大使:「アメリカ政府は、日本の靖国参拝に干渉することはない」
★ラムズフェルド元国防長官:「中国は日本の靖国参拝への干渉を自制すべき」
★ウォーツェル米中経済安保調査委員長:「『歴史認識非難』は単なる対日攻撃手段、靖国参拝、中止すべきでない」
★トーマス・スニッチ氏:「中国には日本の戦没者追悼に対し一定の方法を命令する権利はない 」
★アーサー・ウォルドロン氏:「事の核心は日本に対し覇権を確立したいという中国の野望だ」

転載させていただいたけれど、残念ながら、元記事はわからない。

でも、このそうそうたるメンバーの言葉が捏造だとは思えない。

みなさん、本当にこう仰ったのでしょう。

 

世界にはいろいろな人がいて、いろいろな意見がある。

欧米でも、現職の政治家が大国中国の顔色を窺って発言するのはしかたがないけれど。

日本のマスコミ報道は極端に偏っている。

  世界が、というけれど、世界とはどこなのか?

中国と韓国ですか?

 

 
 

 

 


母の脳梗塞 2

2013年12月28日 | 母のこと

母が入院してから2週間、治療とリハビリの甲斐あって、症状は随分と改善された。

身体的回復は、ほんとうに驚くほどで、発病前の8割がたは戻っていると思う。

トイレも一人で行けているそうだ。

でも、残念なことに、精神面はそうはいかない。

しっかりした受け答えの後で、辻褄の合わないことを言われると、

途端にがっくりしてしまう。

この間ね、と言っても30年前の話だったりする。

想像や妄想というより、自分の経験の思い出が、アトランダムに蘇る様だ。

これからの生活に支障はないのだろうかと気になって、

リハビリの先生に伺うと、普段の生活にさほど支障はないのでは、と言ってくださった。

リハビリの終わりに、「どうもありがとう、明日もよろしくお願いします」と

きちんとご挨拶しているのを見ると、少しほっとする。

これからは、今まで以上にいろいろな方のお世話にならなくてはならない。

その方たちに感謝を伝えることは、とても大事なことだ。

母にそれができることがとても嬉しい。

脳梗塞がきっかけで性格が変わってしまった、という話をよく聞くけれど、

母にはその心配はなさそうだ。

それが何よりも良かったと思う。

 

 

 

 

 

 


母の脳梗塞 1

2013年12月22日 | 母のこと

母の脳梗塞について、ショックでなかなか書く気になれなかった。

 

入居している園から、母の様子がおかしいと連絡があり、13日に病院で検査をしていただいた。

その結果、おそらくは11日の夜に脳梗塞を起こしていたことがわかった。

なぜ発見が遅れたかについては、園に対して腹立たしいことや、

私自身後悔していることがいろいろあって、まだ書けない。

 

診察していただいた時には、発症から2日もたっていて、

母は、車いすから立ち上がることも、

自分で体を前へ倒すこともできない状態でだった。

寝たきりになるのではないかと、まさに絶望感でに打ちひしがれたという思いだった。

体の症状の割には、母の口調は比較的しっかりしていたけれど、

受け答えの内容は怪しい。

両手が何とか動くのが、不幸中の幸いだった。

即日入院となって、その夜から治療が始まった。

高気圧酸素療法という治療法だそうだ。

表情を無くした母は、「じゃ、また明日ね」と言う私に、向こうを向いたまま頷いただけだった。

その夜は、これからどうなるのか、夜も真っ暗なら私自身の心もも真っ暗で、眠れないままで、朝を迎えた。

翌日、面会時間を待って行ってみると、驚いたことに、母が車椅子に座っておうどんを食べていた。

点滴に繋がれた両手でどんぶりを持ち上げてお汁も飲んでいる。

プラスチックの軽いどんぶりとはいえ、昨日と比べたら、凄い進歩だ。

「どう?」と声をかけたら首を回して振り向いて、「ああ、来たの」と答えた。

昨日は頭を持ち上げるのもやっとというように見えたのに。

食事を見守ってくださっていた若い女性の療法士の先生に、発病する前の生活の様子など

お話していたら、涙が出てきて止まらなくなってしまった。

わが子よりも更に若い先生は、いい年をしたおばさんの涙に困られたことだろう。

「よくなってもらえるように、私たちも頑張ります」と、力強く言って下さった。

その言葉がほんとうに嬉しい。

「よろしくお願いします」と、心から頭を下げた。

すがるような思いとはこういうことを言うのだろう。

食べ終えるとすぐにリハビリだということで、私が帰ろうとすると、

「気を付けてね」と、母が私を見あげて言う。

昨日とは、表情が違う。

娘を気遣う気持ちが戻ってきているのだ。

希望が見えてきたようで、帰りの私の気分も昨日よりずっと明るい。

 

それからほぼ毎日様子を見に通っていると、

治療とリハビリの効果で少しずつ回復しているのがわかる。

1週間たって、一人で歩けるようになった。

以前と同じというわけにはいかないけれど、手すりや壁を伝って何とか歩く。

車いすで足も持ち上げられなかった姿とは大違いだ。

日常生活では、10メートル歩ければ何とかなる。

トイレには行っているけれど、時々失敗があるので、紙おむつのお世話になっている。

いいかっこしいの母は、普通だったら絶対に嫌がるだろうけれど、特に気にしている様子はない。

早く気にするようになって欲しいけれど、86歳という年齢なら仕方がないとも思う。

たとえ、紙おむつと縁が切れなくても、自分で処理できるように回復して欲しい。

そうなるには、やはり精神面が重要なのだけれど、

前頭葉の判断を司る部分が、梗塞でかなり失われてしまったので、やはり問題が残っている。

口調がしっかりしているので、すぐにはわからないが、話しているとやはりおかしい。

痴呆症の症状が表れている。

「タバコ吸いたいんだけど」

「ここは病院だから駄目だよ」

「わかった。タバコ吸いたい」

「だから、駄目だって」

「わかった、だから・・・」

そんな会話を毎日交わす。

禁煙してもらうつもりなので、母は二度とタバコを吸えない。

可哀想だけれど、防火という意味で当然のことだ。

脳の失われた部分が回復することはないそうだから、

その会話をこれからもずっと交わすことになりそうだ。

入院中に、タバコのことは忘れてくれればいいのだけれど、そう簡単にはいかないだろう。

最悪ではないけれど、やはり前途は多難だ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


新しいPC

2013年12月16日 | お買い物

新しいPCが、我が家にやってきた。

今までお世話になったPC、ずいぶん前から調子が悪かったけれど、

PCオタクの夫があれこれ手当をして、だましだまし使っていた。

それが、1週間ほど前の朝、遂に立ち上がらなくなった。

「あら、困ったわと」思ったけれど、それもつかの間、

不調のPCにうんざりしていた私は、これで新しいPCが買えると大っぴらに喜んだ。

ところが、オタクの威信をかけた夫の救助活動で復活してしまった。ガッカリ。

でも、寄る年波には勝てない。反応が遅すぎてとても使えない。

さすがの夫も、「これは買うしかないな」と降参した。

ほっほっほっほ、私は心の中で高笑い。

やった、やった、新しいPCだ!

だけど、こうなって一番張り切るのは、やはり夫だ。

自分のデスクトップであちこち探し回り、また近くのヤマダ電機に出かけたりして、

これぞという一品を念入りに探す。

まあなんて楽しそうなのかしら。

私の希望はただ一つ、日本製であること。

そして、いろいろ吟味して夫が選んだのは、富士通の何とかいう機種。

今まではボディが黒かったから、今度は気分を変えて白にしてみた。

新PCにデーターを移す作業だが、PC音痴の私に出番はない。すべて夫にお任せ。

無事使えるようにしてもらったら、気分はルンルン。

早いよ~、快適快適

キーを打ってすぐに文字がでてく来るなんて、久しぶりだわ~

古いPちゃんにはゆっくり休んでもらおう。

今まで、ありがとう

 


クッション型マッサージ機

2013年12月08日 | 日々のこと

amazonから何やら送られてきた。

差出人は娘。

開けてみると、クッションサイズのマッサージ機。

そういえば、少し前に、「お父さんのお誕生日プレゼントに送るね」と、言っていたっけ。

慢性的肩こりに悩む娘が、自分で使ってみて、とても良かったのだそうだ。

でも、今のところ、夫は肩こりにはあまり縁がない。

実際には私が使わせてもらうことになるかな。

お父さんは、気持ちだけありがたくもらっておくことに なるけれど、その気持ちが大切よね。

その日のうちに、私が試してみた。

お風呂の後で、マッサージ器をソファの背に立てかけて、普通に座る。

背中をもたれさせてスイッチを入れると、かすかにグイーンと言いながら

モミモミしてくれる。

肩甲骨の下がとても気持ち良い。

寝てしまいそう

整骨院のマッサージ器には及ばないけれど、このサイズのしては、かなり優れものだ。

今度は床に置いて脚のふくらはぎのあたりを乗せてみた。

ほぐれるわ~

さて、問題は首筋から肩だ。

肩にあたるようにずらして、モミ玉が離れ無いように手で押さえると、

なかなか具合が良いけれど、手が疲れる。

何か工夫が必要だ。

今後の課題かしらね。

とはいえ、とても役に立つ嬉しいプレゼントだ。

娘よ、ありがとう~

 

 

 

 

 

 


ホワイトイルミネーション

2013年12月01日 | 日々のこと

 クリスマス市を見た後で、隣のホワイトイルミネーション会場をブラブラ。

札幌市の木ライラック

 

 

丹頂鶴

その場にいると、とても綺麗なんですが、写真に撮ると今一つです。

腕も悪いんですけどね。

それに、イルミネーションの数も何となく少ないような・・・。

確か鈴蘭なんかもあったような気がするんですけど。

泊原発が停まっているからかな~なんて、思いました。

北海道の冬は、暖房に大量の電気を消費します。

イルミネーションに割ける電気量は、このくらいがやっとなのかな

それでも、今頃の季節は大きな通りもイルミネーションで綺麗です。