珊瑚の時々お絵かき日記

夫と二人暮らし、コロナ自粛するうちに気がついたら中国ドラマのファンになっていました。

母の若作り

2010年06月08日 | 日々のこと
たまたまこのタイトルが目に止まって、そのブログを読んでみた。
異様に外見に拘る母親にイライラさせられるという若い女性のものだ。

その彼女のお母さんは、もともと美人で若く見える人なのだそうだが、50歳になった頃から、異様なほど外見に拘るようになったそうだ。

着るものは10代20代の若い子の行く店で買い、やはり若いこの好む可愛らしいバッグを持ち、アクセサリーも同様だそうな。

傍目から観ると不自然でとてもよいと思えないのだが、本人にはそれがわからないのだそうだ。

それを読んで、50代になった頃の私自身を思い出した。
さすがに私はそこまで行っていなかったけれど、思い当たる節は多々ある

50歳は女性にとって大きな曲がり角だ。
私はその頃から血圧が上がったし、手足の間接が、動かすとギシギシきしむという体験をした。
明らかに女性ホルモンが減っているのだ

白髪やしわが目立つようになり、緩やかに進んできた老いが一挙に加速し始める年なのだ。

だからだろうか、こんなはずはない、鏡に映った私はたまたま疲れていただけ。
私はもっと若く見えるはず。
そう信じて、事実を認められないのだ。

自分が認めなくても、これでもかこれでもかというように老いが追いかけてくる。
嫌だけれどが仕方がない

若作りと若々しさは違う。
過度な若作りは老いを際立たせる。
でも、自分自身のこととしては、なかなか実感できない。

このお母さんにももう少し時間が必要なのだろう