珊瑚の時々お絵かき日記

夫と二人暮らし、コロナ自粛するうちに気がついたら中国ドラマのファンになっていました。

ラールキラー、フマユーン廟、ラージ・ガート、帰国

2015年01月18日 | インド旅行 2014/12

風の宮殿

たくさんの窓から、宮殿の女性たちが街を見下ろして楽しんだそうです。

裏側

フマユーン廟

 

 

ラージ・カート(ガンジーの霊廟)

 

平和の火が燃えています。

 

あまりに適当ですが、ここで終わっちゃいます。

 

観光地とホテル以外、まあ私が見たインドの大部分ですが、

そのあまりの汚さと、食事の合わなさに、早く帰りたいとすら思って、

最後の日は、もうどうでもいいわという感じになってしまいました。

写真を見ながら、どこだかわからなくて、ああ、情けない。

ちゃんと目に焼き付けるんだったと、今になって後悔しています。

そして、時間が経つにつれ、もう一度行ってもいいかなという気持ちになっています。

だけど、もう行くことはないだろうな・・・。

 

 


アンベール城とシティパレス

2015年01月15日 | インド旅行 2014/12

 すみません、写真を並べるだけでお茶を濁します。

 どこがどこだかわかりません。

調べる気力もありません。

 

 

 

 

 

 

 

象さんは、お客様を運んで坂道を上り下りします。

平坦な道を歩くより3倍は疲れるでしょうね。

それで、一日の往復する回数は決まっているそうです。

3回だったと思いますが、違うかも。

 

さて、明日はいよいよ帰国です。


フェアモントジャイプール、ラッキーな飲み放題の夜

2015年01月13日 | インド旅行 2014/12

随分間が開いてしまったけれど、インドの続きだ。

実はもう飽きてしまった。

でも、自分の日記として、後で読み返して思いだすことが目的なので、

何とか最後まで続けたい。

 

さて、豪華宮殿風ホテル、フェアモントジャイプールでは、ラッキーなことがあった。

その夜の夕食にドリンク一杯がサービスで付いていたので、

美味しいと勧められたワインをチビチビ飲んでいると、ガイドさんがやって来た。

後で、屋上のバーに来てくださいと言う。

その日、彼らが所属している旅行会社のパーティーがこのホテルで開かれたそうで、

その二次会に、その日たまたま宿泊していた私たちも招待されたのだ。

行ってみると、屋上はハーレムのように設えたバーになっている。

生バンドがインドの歌謡曲?を演奏していた。

  すでに、他のツアーメンバーにガイドさんたちも来ていて、

飲み放題食べ放題ですよ、と、お酒やシシカバブを勧めてくれる

もうすでに、ほろ酔い気分だ。

その夜のことは、私たちだけでなく、ガイドさんたちにしても、

滅多にないラッキーな出来事らしく、みんなご機嫌で、

プライベートなことも随分おしゃべりをしてくれた。

ガイドさんたち5人はデリー大学日本語学科の卒業生、

一番若い一人は現役の学生で、見習いということだった。

デリー大学はインドで2番目にハイレベルな大学ということで、

「それなら、皆さんはエリートなのね」と、言うと、

「そうそう、私たちエリートよ」と、酔っぱらっておどけて言っていたけれど、

ほんとうにそうなのだろう。

 

私たちのガイドさんには、女の子が3人いて、全員私立の学校(パブリックスクール)へ行かせるつもりだそうだ。

インドでは、私立の学校はパブリックスクールで、公立の学校は、ガバメントスクールというそうだ。

ガイドさんも、おかしいでしょ、と言って笑っていた。

公立の学校は、先生も学習内容もよくなくて、親はなんとしても私立に行かせたいのだという。

すでにかなりの学歴社会になっているようだ。

カースト制は、昔ほどではないものの、いまだに深く社会に根を下ろしている。

原則として、結婚は同じカースト同士でし、仕事は親の仕事を継ぐのだそうだ。

低カースト出身なら、いくら優秀でも、自分の望む職業につくのは困難だ。

インドがIT大国になったのは、IT産業が新しい分野で、

カーストに縛られないからだと聞いたことがある。

だから、成功を夢見る優秀な若者は、IT業界を目指すのだという。

彼らの黒々と見事な髪が、菜種油をつけているせいだということもわかった

「いくら髪に良くても、無理だな~」と、そろそろ心配を始めている、一人のご主人が呟いた。

もっともだわ、日本では、とても無理よね(笑)

 

 

さて、明日は、アンベール城、シティーパレス、どちらも世界遺産だ。


インドの BLOW HORN

2014年12月28日 | インド旅行 2014/12

インドでストレスを感じたことの一つに、車のクラクションがある。

発展途上の時期はどこの国もそうなのだろうが、環境が整わないうちに車が爆発的に増えてしまって、路上に溢れている。

交差点の信号は、まったく無いわけではないけれど、あまり無い。

お巡りさんが一応交通整理をしているところもあるにはある。

でも、やる気がなさそうで、その指示に従う車も、あまりいない。

トラック、バス、乗用車、バイク、リクシャ、大混乱だ。

その中で車がこぞってクラクションを鳴らす。

ビー!ビー!っと、あっちからもこっちからもで、いったい誰が鳴らしているかもわからない。

私たちを載せた車も当然鳴らす。

「どけ、邪魔だ!」とでも言うように。

よほどのことがない限り、クラクションを鳴らすことのない私たちの神経は逆なでされる。

そんなに鳴らしたって仕方がないじゃない、混んでるんだから、と後ろからドライバーさんを恨めしげに睨んでみたが、ドライバーさんは、そんな睨みにはまったく気づかない(笑)

そのうち、「BLOW HORN」というロゴをつけたトラックが多いのに気が付いた。

初めは、運送会社か何かの社名のロゴかなと思っていたけれど、それにしては変な社名だし、ロゴは色もデザインも色々だ。

これはどうやら、運送会社の社名ではなく、文字通り「クラクションを鳴らしてね」というお願いロゴのようだ。

見ていると、他にも「HORN PLEASE」とか、文章は忘れたけれど、「クラクションを鳴らされても気にしません」という意味のものもあった。

なるほど、「追い越したり、追い抜く時は、一言言ってよね」ということらしい。

そうわかってみると、けたたましいクラクションの鳴らし合いも、前ほど気にならなくなった。

お互い手を伸ばせば届きそうな距離で、ひしめき合って走っている中で、この BLOW HORN はかなり有効なようだ。

車がまるでジグゾーパズルのように入り組んだ渋滞で、とうてい抜け出せるはずがないという状況から、ビッビ、ビッビと鳴らしながら、いつの間にか抜け出している。

インドの運転手さん、恐るべし。

4泊6日の間、ひどい交通事情にも関わらず、交通事故を一度も見なかった。

北京で一日に3件も見かけたのとは大違いだ。

インドの人の気性も穏やかで、忍耐強いのかも知れない。

信じられないことに、高速道路を逆走している車も普通にいる。

正面衝突どころか、かすりもせずにすれ違って行く。

車ならまだいい、ロバが引く荷車も・・・

うう~む、高速道路の存在意義って何だっけ???

そこにあるのは、まさに、無秩序の中の秩序。

インドって不思議だ。 

あ、でも、ロバは高速道路じゃなかったかも・・・

 

残念なことに写真を撮っていませんでした。

よければ、BLOW HORN インド で検索してみてください。

写真がたくさん出てきます。


今までで一番豪華だったホテル、フェアモントジャイプール

2014年12月27日 | インド旅行 2014/12

最後に2泊したホテルは、宮殿風ホテル。

宮殿ホテルではなく、宮殿風だ。

2年前にできたというから、まだまだ新しい。

道路から鉄柵の扉の内側に入ったら別世界だ。 

意外なほど小さなエントランスを入ろうとした時、何かがパラパラと頭に降って来た。

あれ、何?と思ったら、何と紅い薔薇の花びらだ。

嬉しい驚きだった。

散らばった花びらを踏まないように、中に入ると、ポロロロロ~ンと美しい音色が。

正面でお兄さんがインドの弦楽器サントゥールでお迎えしてくれている。

 この写真は、翌日撮ったもの。

何か違うような気がして、思いだしてみると、当日はターバンを巻いていたような気がする。

 

ロビーで従業員の美しいおねえさんが、額に何かつけてくれた。

薔薇の香りで、お風呂に入るまでずっと香っていた

 

 さりげなく豪華 

 

廊下もお洒落。

 

素敵なベッドと豪華なカウチ、物置場になったけど。

 

4人家族が一緒に入れそうな大きな大理石のお風呂

子供たちが大喜びしそう。

せっかくだから入ってみた、

熱いお湯を入れているのに、溜まるのに時間がかかるせいか、どんどん冷める。

その上、どいうわけか栓のチェーンが短くて、体を動かすたびにお湯が揺れてすぐ抜けてしまう。

結局、左側のシャワー室へ移動した。

言えば栓を取り替えてくれたのだろうけれど、面倒なのでシャワーで満足しておいた。

ところが、ドライヤーがない。

あちこち捜したけれど、見当たらない。

やはり、歴史が新しい分どことなく未熟さが出てるなという感じがする。

もちろん、電話をかけたらすぐに、イケメンのお兄さんが持ってきてくれた。 

このお兄さんに限らず、ここの接客係の従業員は皆美男美女揃いだ。

動きも優雅で、微笑みを絶やさない。

昔の宮廷って、ほんとうにこんな感じだったのかも。

ところで、この豪華なホテルの洗面台で、スニーカーの靴底を洗ったのは私だけかな(笑)

 

 

 

 

 

 

 

 


チャンド・バオリ(階段井戸)

2014年12月21日 | インド旅行 2014/12

この旅で私が一番行ってみたいと思っていたのは、実はタージ・マハルではなく、

チャンド・バオリ(階段井戸)でした。

アバネリ村という、かなりの田舎にあります。

 

中へ入った瞬間、わ~っと声が出てしまうほどの絶景です。

 

 

 

 

壁に模様が刻まれているように見えますが、すべて実際に使われていた階段です。

今は入れないようにフェンスが設けてあります。

フェンスがなくても、恐ろしくてとても降りてみる気にはなりません。

階段井戸というからには井戸なのですが、水が湧いているわけでも、

どこかから水を引いているわけでもありません。

雨水を貯めているのです。

今は乾季なので、雨水は少ししかなくて、藻で緑色になっていますが、

雨季にはアーチ型の下までくるそうです。

ガイドさんによると、その水を使ったかのは顔を見せてはいけない王宮の女性たちとのこと。

アーチ型になっている部分は、休憩所のように使われたそうで、お妃さまや侍女たちが、やって来て、

水浴びをしたそうです。

階段を一段一段降りて登って、奴隷が水を運んだのでしょうね。

きっと、足を滑らせて命を落とした奴隷もいたでしょう。

何だか感無量になるくらいスゴイです。

インドに来た甲斐がありました。

 

すぐ横にあるヒンズー教のお寺。

中にお坊さんがいらっしゃいましたが、縦じまのシャツを着た普通のおじさんで、

ちょっとガッカリ。

問題は中身なのはわかりますが、やっぱりね~衣装も大切ですよね。

 

野良ブタです。

どちらかというとイノシシっぽい。

 

階段井戸で満足したところで、2連泊する予定の3件目のホテルへ向かいます。

 

 

 

 


ジャイプール、ファテープルシクリ(勝利の都)

2014年12月20日 | インド旅行 2014/12

ファテープルシクリへ着きました。 

 ムガル帝国3代皇帝アクバルが築いた都ですが、水不足と酷暑のため、

14年でラホールへ遷都となりました。

 

 カーブガー、

皇帝がプライベートタイムを過ごした宮殿

緑色に見えるのは池です。

 

 宝石の家 

 

 中はこんな感じ。

宗教の柱

各宗教の様式を取り入れ、他宗教との融和を表現しているそうです。

 

ジョーダー・バーイー宮殿

アクバル帝と3人の妃たちの住い

 全体が赤い砂岩で作られていて、とても綺麗な都です。

 

次は、私が是非行きたかった、階段井戸、チャンド・バオリです。


ジャイプール、ファテープルシクリへの道

2014年12月18日 | インド旅行 2014/12

タージ・マハルから ジャイプールのファテープルシクリへ向かいます。

その道すがらの風景です。

道端の木が赤と白に塗られているのは、夜、車のライトに反射して、

車が道路から外れないようにだそうです。

滑走路の端に並んだランプのような役目ですね。

 

市場は買い物客で賑わっていました。

 

右の二人の女性と中央の二人の女性と服装が違います。

インドは多民族国家ですから、違う民族なのでしょう。

 

 働くロバさん、でも一人で歩いていました。

迷子なのかな~。

 

 卵売りです。

あんなにたくさんの卵、今日中に売れるのかしら?

 

インドではたくさんの野良の動物が、まるで地域の住人のように自由に闊歩しています。

牛は神様の乗り物で聖なるものですから当然としても、

猿、犬、猫、インコ、リス、豚、ヤギなども、人間が危害を加えないのでしょう。

警戒する様子がまったくありません。

あちこちにあるゴミの山で何かしら見つけて食べているようです。

食べ物を狙って、様子をうかがっているなんて素振りも全然ありません。

まあ、平和ボケですね(笑)

 

 一瞬何かわかりませんが、黒っぽい塊は野良牛です。

ちなみにインドの牛は水牛だそうです。

 

 こちらは首輪らしきものがついていますから、飼われているのかも知れません。

インドでは、牛肉は食べませんが、牛乳は飲むようです。

 

野良ヤギ と飼いヤギ

ヤギのチーズって多いです。

右のほうにあるのはお茶屋さん、おじさんたちがチャイで一杯やっているところです。

チャイは美味しいです。

シナモン入りと生姜入りのチャイを飲みましたが、どちらも好きです。

シナモンや生姜を入れたミルクティーとは、どこか違うような気がします。

牛が水牛だから、ミルクの味も違うのかな~ 

 

 針でつついたら破裂しそうです。

 

 そろそろ、ファテプールシクリです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


タージ・マハル

2014年12月15日 | インド旅行 2014/12

今日は、この旅のクライマックス、タージ・マハル観光です。

本格的に観光する前に、川の反対側から日の出のなかのタージ・マハルを見に行きました。

見事な朝日に浮かび上がるタージマハルを見ることができました。

 

野良犬君ですが、とてもお行儀が良いです。

野良犬は至るところにいますが、危険はまったく感じません。

みんな、こんな風にお行儀が良くて、穏やかな目をしています。

人間と共存しているんですね。

 

ヒンズー教のお寺だそうですが、オレンジ色のお方は神様です。

 

早朝だからこその風景でしょうか、何人もの男性が水を入れたペットボトルをぶら下げて歩いていました。

ガイドさんによると、この辺りの田舎の貧しい家庭ではトイレがないので、早朝畑や林へ用を足しに行くのだそうです。

用を足した後は左手で拭きますが、ペットボトルの水は、その手を洗うためなのです。

あれだけの水で足りるのか?

きっと足りるのね。

女性は、持ち手のあるステンレス?製の缶を下げていました。

中にペットボトルを入れているんじゃないかと思います。

ガイドさんに確かめたわけではありませんから、ハッキリとは言えませんが。

 

ホテルへ戻って朝食をとり、あらためて出発しました。

 メインゲート

近づくととても綺麗なレンガ色です。

 

いよいよタージ・マハルです。

ほんとうに美しいです。

シャー・ジャハーンが愛するお妃さまのお墓として建てたましたが、

あまりにお金を使ったため、息子に幽閉されてしまいました。

でも、それが今インドを代表する世界遺産ですからね、

贅沢な王様も必要だってことでしょうか。

とても綺麗です。

やっぱりお猿がいっぱいです。

 

ほんとうに美しいタージ・マハルですが、ここへ行きつくまで10分か位歩きます。

その10分間の参道は、目も当てられない状態です。

馬車や駱駝に乗ることができるのですが、その馬や駱駝は自由に排便するのです。

その落し物が道路いっぱい広がっています。

乾季でしたから、乾いてまたその上に・・・。

何とか踏まないように歩こうと必死です。

雨季にはいったいどうなるのか、想像したくありません。

あれだけ、タージ・マハルと周辺を完璧に近い状態に保っているのに、

何故そこへ至る道をあんな風に汚しておくのかわかりません。

清掃係を2,3人雇えばいいだけだと思うのですが。

動物の〇〇〇を自然の一部と考えているのでしょうか。

外国人から見ると残念なことですが、旅の達人なら、こういうことも楽しむのでしょうね。

 

ところで、羽生弓弦君、金メダルでしたね。

素晴らしかったです。

演技を見ていて、涙ぐんでしまいました。

でも、この辺で休養が必要でしょう。

日本スケート連盟が、ゆずっちを酷使しているなんて噂もあります。

しばらく日本に帰ってこないで、カナダでゆっくりして欲しいです。

 

 

 

 


ガイドさんと私たち

2014年12月14日 | インド旅行 2014/12

今回のインド旅行は団体ツアーでしたが、現地集合なので、何名参加なのかもわかりませんでした。

デリー空港で初めて、12名の団体ツアーで、お客さん一組につきガイドと車がそれぞれにつくといことを知りました。

個人旅行でガイドを雇ったようなものです。

それを知って、「あ、ちょっと嫌」という気分になりました。

そして、その「ちょっと嫌」は現実になりました。

ガイドさんの目は常に私たちに注がれるわけで、説明は拝聴せねばならず、いちいち相槌を打ち、時には気の利いた質問などもしなければなりません。

食事の後で迎えに来る彼の第一声は、「ごはんは美味しかったですか?」

さほど深い意味はないのはわかっていますが、言えませんよね「美味しくなかったわ」なんて。

彼は、インド料理は美味しいって誇りを持っているんですから。

「当然、美味しかったですよ」と答えますよね。

いいんです、そのくらいの嘘。嘘も方便ですからね。

でもね、「どれが美味しかったですか?」と重ねて訊かれると困ります。

知らないわよ、と言いたいところですが、あの丸いの、とか白いの、とか、しどろもどろに答えていました。

もちろん、彼が悪いわけではありません。立場が逆なら私も同じ質問をするかも知れません。

インド料理が私の口に合わないだけです。でも、毎回だと苦痛になります。

何度目かで、「辛くて、私はちょっと・・・」と正直に答えると、「辛く無いですよ~」と、とんでもないというように彼が目を丸くします。

辛いと感じるのは、あなたじゃない、私よ。

生まれた時から辛い料理を食べてる人に言われたくないわと思ってしまいます。

 

写真を撮る場面にも気を使います。

彼は遺跡についても大いに誇りを持っています。

ここで写真をとどうぞと言われれば、撮りたくなくても、パチリ。

そこは、彼が、当然誰でも素晴らしいと感動するはずと思っている場面なんです。

もうたくさん撮ったよ~と思っても、ふーんと言ってスルーは、できません。

逆に、日本とインドの違いが興味深くて撮りたいと思った場面は、あまり撮られたくないんじゃないかなと気を使って撮れなかったり。

相手はプロですから、そんな気遣いは要らないと思うのですが、小心者の私は、どうしても気にかかってしまいます。

6組のお客とガイドの関係は、スタート時点では同じでも、ラストに近づくに連れて差が現れてきます。

相性が良かったのでしょうか、ガイドさんと食事のテーブルを一緒に囲むほど親しくなったご夫婦もいました。

私たちには考えられません。

ガイドさんがどうのこうのというより、私たちの問題なのかもしれません。

普通の団体旅行が良かったな~と何度も思いました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


アーグラー城

2014年12月13日 | インド旅行 2014/12

車の窓から、霧(スモッグ)に煙るタージマハルが見えます。

明日観光の予定です。

 

アーグラー城に着きました。

 

おサルがたくさん。

奈良の鹿のようなものですね。

 

長老の風格です。

 

水を溜めていたんでしょうか。

 手前の女性の腕にヘナタトゥーが見えます。

ヘナで模様を描いて染める刺青ですが、1週間くらいで消えてしまうそうです。

たくさんの女性が腕に素敵な模様を入れていました。

お化粧の一つなのかな。

時間があったらしてみたかったです。

 

ムサンマン・ブルジ (囚われの塔)

タージマハールを建てた王様、シャー・ジャハーンがあまりにお金を使いすぎるというので、

息子に幽閉されていました。

 牢屋というにはあまりに豪華。

 

あちこちに宝石がはめ込まれていたそうですが、今はほとんど盗まれてしまっています。

遠く王妃の墓タージ・マハルが望めます。

愛するお妃さまを偲んだんでしょうね。

 

 今はスモッグで見えませんが。

 

戸口には絹のカーテンが架けられていたそうです。 

好きだわ、この装飾。

 

カース・マハル 

皇帝一家の寝室のための宮殿。

贅沢なものですね。

逆境の中、いえ、逆光の中のばばとじじ。

 

 この場所、うっとりするほど美しいです。

 

ジャハーンギール宮殿 

アクバル帝が息子のために造った宮殿。

 

  

 その夜のホテル、JPパレスでの夕食です。

私に食べられそうなのはこれだけです。

夫はモリモリ食べていましたが。

 お部屋は清潔で、とても気持ち良かったです。

バスタブもきれいでした。

3軒のホテルに泊まりましたが、この ホテルが一番快適でした。

 

明日はいよいよタージ・マハルです。

 

 

 

 


いよいよ観光です

2014年12月10日 | インド旅行 2014/12

お蔭さまで、完全復活いたしました。

そうなると現金なもので、インドへの見方も変わってきます。

まあ、なかなかできない経験だったわ、なんて、ぐっと優しいまなざしで

インドの方角を眺めてみたりしてします。

 

1日目のホテル、「ザ、グランド」では、かなりショックなことがありました。

夫が自分のお風呂の後、大理石の立派なバスタブに新しいお湯を入れてくれていたので、

ルンルンと体を浸したのですが、

何気なく手が触ったバスタブの中がざらっとするじゃありませんか

恐る恐る見ると、積もり積もった垢が・・・べったりとこびりついています。

ぎぇ~~!と飛び上がったのはいうまでもありません。

信じられないよ~~~5つ星ホテルだよ~。

とにかくシャワーだけ急いで済ませ飛び出しました。

おとうさん、あんなお風呂によくは入れたね!と叫びながら出て来たら、夫はすでに高いびきです。

おぞましさと気持ち悪さで悶々としながら眠りました。

翌朝は出発が早く気ぜわしかったり、歯磨きにうっかり水道水を使ってしまわないかと

気を使ったりで、そのことは忘れていたのですが、

チェックアウトしてガイドさんを待っている間に思いだして、夫に訊いてみました。

すると、夫も気づいてはいたそうなのですが、ざらっとしたのは模様だろうと言うのです。

え、模様?

「こんな立派なホテルでバスタブを掃除してないなんてあり得ないよ」というのです。

まあ、そりゃそうだけど・・・他のところはみんなきれいだったしねぇ・・・

私だって、できれば模様だと思いたい。

だんだん、「模様だったのかな~」という気もしてきます。

結局、真実はわかりません。

ホテルの中庭です。

奥の階段を上った向こうにもずっと敷地が続いていました。

 

ホテルをでて、世界遺産インド最古のイスラム遺跡群に向かいます。

 

 

クトゥブ・ミーナール(勝利の塔)

 

なぜか完成しなかった幻の塔

完成したら、もう一つのクトゥブ・ミーナールになるはずだったそうです。

 

クトゥブ・ミーナールの周囲に散在する遺跡群も見事でした。 

 

 

 

幼稚園か小学校低学年か、みんな可愛いです。

 

ランチです。

私に食べられたのはグリンピースのカレーだけでした。

あとは舐めただけで、唇が痺れました。

 

ランチの後は一路アグラへ。

約6時間かかります。

最も安くて一般に普及しているタクシー

何人でも乗れるだけ載せます。

 

これも乗合自動車なのでしょうか、何人でも乗れるだけ乗せます。

中に乗れない人は後ろに立って乗ります。

最高で7~8人立って乗っているのを見ました。

 

 

 

 驚くことに女性はバイクで横座りです。

サリーの端っこがどこかに巻き込まれないかとハラハラします。

車はスズキ(インドではマルチスズキ)がダントツで、シェア50%だとガイドさんが言っていました。

あとはトヨタもよく見ました。

次にホンダ、フォルクスワーゲン、ヒュンダイ、でしょうか。

オートバイはホンダが多かったような気がします。

トラックはほとんどがタタでした。

 


出発の日

2014年12月08日 | インド旅行 2014/12

今回は往復が成田経由だったので、久しぶりに成田の国際線ラウンジに入りました。

国際線のチェックインも千歳で済ませていたので、成田ではただデリー行きの飛行機に乗るだけ。

時間はたっぷりあります。

国内線ラウンジに比べると、国際線は飲み物も食べ物も豊富です。

確かお蕎麦やうどんもあったはずと捜してみると、奥の角に「ヌードルバー」がありました。

外国人客にも人気でした。

美味しいです。

夫は、「ジャックダニエル」でご満悦でした。

しっかり飲み干しています。

飲み放題ですが、飛行機の中でも飲むことになるので、

1杯で止めるように、睨みを利かせておきました。

 

ここからはもう機上です。

食前のお飲み物とアミューズ。

夕食は和食と洋食から選べますが、和食を選びました。

数日前に、JALのCAが「和食だけはANAに適いません」と認めている

という記事を読んだばかりでした。

ANAは、一流シェフを擁するケータリング会社を傘下に入れているからだそうです。

11月は石川県の郷土料理でした。

 さすがに美味しいです。機内食とは思えません。

 

のどぐろの煮つけ

錦織圭君が全米オープンで準優勝したとき、帰国したら何が食べたいですか?と訊かれて、

「のどぐろ」と答えたのをTVで見ていました。

のどぐろは北海道では見られない魚で、私は当然食べたことがありませんでした。

それで、おお、これがあの「のどぐろ」か!と、ちょっと感動でした。

白身魚の美味しいやつ、ですね。

左側のシナチクのような小皿は、焼き塩辛です。

唯一不味かったです。

シェフの気の迷いでしょうか。

 

食事を終えて一眠り、起きたらまた軽くサンドイッチをいただいて、間もなく到着です。

無事イミグレーションも通過。

お迎えのガイドさんに付いて空港を出ると、どこかで経験した感じが・・・

夜にも拘らず空は灰色、どこかで嗅いだ臭い。

濃いスモッグが空を覆っています。

これじゃ、北京も顔負けじゃないですか!

 それでも、マスクをしている人は見かけません。

車に乗り込むと、アブドラザブッチャの小型版のようなガイドさんが、

「今日は霧が濃いです」

これには唖然、

「あなた、これは普通公害というのよ!」

思わず口から出かかりましたが、ひょっとして彼が本当に霧だと信じているなら、

会ってすぐに気を悪くするようなことを言うのもどうかと、思い留まりました。

でも、あれは公害以外の何物でもありません、絶対に!

とは言え、「霧のロンドン」の霧も事実は石炭の煤煙だったそうですから、 

デリーで排気ガスを霧と言い張るのもイギリス流かも知れません。

重く濃い霧?に覆われた、まるで世紀末伝説のような街並みを車内から眺めていると、

塀に向かって並んで立ちションする男たちが・・・

はあ~、どうなることやら。

 

 


インドの呪いでしょうか

2014年12月07日 | インド旅行 2014/12

ご心配をおかけして申し訳ありませんでした。

まだ万全ではありませんが、ほぼ復活しました。

お勤めをしているわけでもないので、ぼちぼちと100%に近づいて行こうと思います。

「体調が良くない」なんてカッコつけましたが、お察しの通り、酷い下痢でした。

帰国した夕方、千歳行きの飛行機に乗ったあたりから、これはひょっとして状態になり、氷のように冷え切った家に帰って更に悪化、その後2日間はトイレとベッドを往復する以外はひたすら眠り続け、3日目に少し起きて食べられるようになり、4日目で何となく回復の兆し、5日目の今日、普通に食事ができるようになりました。

これを「インドの呪い」と言わずに何と言えばいいんでしょう。

呪われる覚えはないんですけどね。

もちろん、生水なんて飲みませんでしたよ。

飲み水は日本から持って行き、歯磨きはホテルや旅行社で用意してくれたミネラルウオーターを使っていました。

今までこんなに気を使ったことはありません。

エジプトだって、トルコだって、現地のミネラルウオーターを飲み、歯磨きはホテルの蛇口から出る水でしていたんですよ。

それで、何の問題もなく元気に帰国してましたからね~。

生野菜にもジュースにも手を出していませんのよ。

もしかしたら、ほんの一切れずつつまんだスイカやメロンが悪かったのかしら?

だって、カットした後でわざわざ洗ったりしないでしょう。

帰りの飛行機に乗る前に、空港のラウンジで食べたリンゴのシロップ漬け?

あれは油断だったかも。空港だってインドよね。

とにかく、これが原因だ!というはっきりしたものはないんですよね~。

やっぱり、インドの呪いじゃ~ないかしら。

というのは、今回の旅は4泊6日という短い日程にも関わらず、ストレスの多さではダントツで一番だったから。

途中で帰りたくなったのも初めてです。

これから、すこしずつ書いていこうと思いますが、旅行記ではなく、愚痴記になるかも知れません・・・