珊瑚の時々お絵かき日記

夫と二人暮らし、コロナ自粛するうちに気がついたら中国ドラマのファンになっていました。

レデイ・ババの仲間入り

2015年07月31日 | 日々のこと

今日、灼熱の名古屋から、2日遅れで帰ってきました。

暑さで、干乾しになるんじゃないかと心配になるほど汗ダクダクでしたが、

痩せもしないのはどういうことでしょう。

 

28日の夜、待望の孫が誕生しました。

29日の帰りの飛行機を、31日に変更して待った甲斐がありました。

約3300グラムの元気な男の子です。

なにせ結婚10年でできた子ですから、お母さんは高齢出産の域に達しています。

それで、内心心配するところもあったのですが、おかあさんも負けじと元気で、

そんな心配は杞憂でした。

 

命名T、いまどきにしては古風ですが、間違って呼ばれることのない名前です。

生命判断も、ネットでですが、しっかりしているそうです。

息子は今から親バカぶりを発揮していますが、親バカ結構、うんと可愛がって育ててほしいです。

それにしても、何から何まで、向こうのお母さんにお世話になりました。

「いいんですよ、娘のことですから、できることはしてあげたいんです」と言って下さって、

ほんとうに感謝しています。

でも、少し大きくなったら、北海道のじいちゃんばあちゃんの出番が来る、

その時のために、体を鍛えておかなくっちゃと、心に誓うじじばばなのでした。

 


明日から名古屋

2015年07月23日 | 日々のこと

孫が生まれる予定日が24日なんです。

予定通りに生まれるかどうかはわからないけど、

夏休み中なので、生まれてから行動を起こしては、

飛行機が取れないかも知れないと、取りあえず24日に予約してありました。

退院した後はしばらく、向こうのお宅にお世話になるだろうし、

自宅に帰って来てから押しかけたら、乳飲み子を抱えて、

これまた大変だろうし、いろいろ考えて、

入院中に行くのが良いだろうということになったのですが、

最近は、早く生まれることはあっても、遅くなることはないという、

巷の噂を信じたのが間違いだったかも・・・

私たちがいる間に生まれなかったら、どうしよう~~~

一応29日に帰って来る予定ですが、予定変更の可能性も有りだったりして。

暑いだろうな~~、名古屋。

 


ピロリ菌、いる人、いない人

2015年07月22日 | 健康

最近、Oさんがピロリ菌の検査をした。

その過程も面白い。

とくとく検診の胃の検査で、いつもはバリウムでレントゲンなのだけれど、

その日たまたまOさんは便秘中。

そこへバリウムを飲んだら後で苦しむに決まっている、

そこで、思い切って胃カメラにした。

その結果異常はなかったけれど、先生、画像を見ながら呟いた。

「ピロリ菌がびっしりいそうな胃だな~」

そして、検査を勧められたのだとか。

Oさんは、見ただけでわかるの~~と半信半疑だったそうだけれど、

近くの内科で検査してみたら、

さすが、先生のお見立て通り、Oさん曰く、「ピロリ菌がうじゃうじゃ」だったそうな。

幸い、1週間薬を飲んで駆除に成功した。

それを聞いたOさん、

私もしようかな~と、かかりつけの病院で検査をしてもらった。

そうしたら、なんとマイナスだったのだそうだ。

それを聞いた私、信じられない!

Kさんは、失礼ながら田舎の生まれ、絶対井戸水を飲んでいるはずだ。

どういうわけなの?

Kさんの妹さんもマイナスだったというから、体質なのかもしれない。

「Kさんの胃って、ピロリ菌を殺す何かを出してるんだよ」

「ううん、胃壁がピロリ菌を飲み込んでるんだよ」とか

散々盛り上がったのだけれど、ピロリ菌のいない人ってほんとうにいるんだ!

若い人なら不思議じゃないけど、60代半ばよ、

すごい!

よくわからないけど、すごい!

 

わが夫は、常々「自分の胃にはピロリ菌はいない」と、豪語している。

いないわけないじゃんと、頭から否定していたけれど、

ほんとうに、いないかもしれないな~。

でも、検査はしてもらわなくちゃ。


断捨離するのは早すぎる

2015年07月20日 | 日々のこと

ときめかないものは捨てましょうという、近藤麻理恵さんの片づけ本が 

アメリカでも大ヒットしているそうだ。

海の向こうでも、家庭に溢れた物を片付けられなくて困ってるのね~。

 

そうか、ときめかないものはすてるのねと、私も、かなりのときめかないものを捨てて来た。

何せ断捨離世代だもの。

ところが、最近、捨てなければ良かった、捨てなくて良かった、ということが相次いで、

断捨離はまだ早いんじゃないかと思い始めた。 

時間ができて、新しい習い事を始めたことが原因なのだけれど、

水彩画、社交ダンス、それに、町内会のパークゴルフ。

それぞれに付随する道具がいる。

新しく買わなければならないものもあったけれど、

家の押し入れで眠っていたものが使えて、買わなくてもすんだものもある。

水彩画では、カンバスや道具を入れる大きなバッグ、

屋外での写生用に折り畳み式のパイプいす。

ダンスでは、二人分のダンスシューズを入れる、水彩画とは別の大きなバッグ、

フレヤースカート、裾の短いTシャツ、などなど。 

夫も、皮工芸用に、昔のワープロケースを重宝して使っている。

どれも、ほとんど使ったことがなく、ときめかないが、痛んでいない、

捨てようかどうしようかと迷った挙句に、生き残ってきたものばかりだ。

思いだしてみると、こんなことなら 捨てなければ良かったと後悔するものも多い。

何でもかんでも取っておくわけには行かないけれど、

あれもこれもと、断捨離するのは早いんじゃないかと思う。

これからだって、何に興味を引かれるかわからないしね。

もっとも、早い早いと言っているうちに年を取って

断捨離できないで終わるという可能性は大きい。

そうしたら、プロに頼むわ。

思い出の品や貴重品だけ、ちゃんと分けておけばいいのよね。

必要なら、家丸ごと潰してもいいからと、子供たちには言った。

私たちに断捨離はできないかも知れないものね。

もちろん、増やさない努力はするけど、できるだけ。

 


見栄を張ったわけではないけれど

2015年07月19日 | 日々のこと

突然のスクール閉鎖でダンス難民になった私たち、

そろそろどこか次のスクールを探さないとと、

ネットであれこれ検索し、取りあえず2校、

同じく難民となったダンス友達と一緒に見学に行くことにした。

いつ行こうか、ということになって、彼女のほうから、「〇〇日はどう?」

あ、その日はKさん、Oさんと「マクドでおしゃべり」の日だ。

そこで、私の口からでたのが、「ごめん、その日は、お友達とお食事会なの」

あ、違う、マクドナルドで100円バーガーだ。

でも、言っちゃった。

それを聞いたダン友、「あら、いいな~」

心から羨ましそう。

違う違う、マクドで100円コーヒーと100円バーガーだって。

でも、何だか言えない感じ。

見栄を張ったわけではないのよ。

つい、口に出ちゃった。

Kさん、Oさんに会ってその話をすると、二人とも大笑い。

「そりゃ、しっかり見栄張ってんじゃん」

やっぱり見栄か・・・

 

ダンススクールのほうは、それぞれ求めるものがあって、 

ダン友二人はAスクール、私たち夫婦はBスクールへと、別れることになったけれど、

月に一度くらいは会って情報交換する予定だ。

こちらは見栄じゃなくて、本当のお食事会になりそうだわ。

 

 

 


戦争法案って言葉、おかしくない?

2015年07月18日 | 日々のこと

今日出先で、10人ほどの共産党員?が戦争法案反対のプラカードを掲げて、気勢を上げていた。

政治のことはわからないから遠ざかっていたい私だけれど、それを見たら、

何かもやもやしたものを感じて、ちょっと書きたくなった。

そもそも、安保法案を戦争法案って、おかしいでしょ。

あたかも、戦争に突っ走るかのような印象与えることを狙っているとしか思えない。

私は、1970年の安保闘争を知っている世代だ。

当時、蒲田に住んでいて丸の内に通っていた。

ある日の帰り、どこかでかは忘れたけれどデモのため電車がストップ、

「彼女~一緒にホテルに泊まろうよ~」というアホ男どもの声を無視して、

歩いて帰宅した経験がある。

途中、火炎瓶の煙が立ちこめ、うわーという罵声やら怒声やらが上がる中、

何度も機動隊に止められ、こちらは危険だからと、道を替え、

何とかアパートに帰り着いた。

たくさんの人が一緒に歩いていたから、怖いという気はしなかったけれど、

今からは想像もつかない、凄まじい反対運動だった。

でも、その後日本が、戦争もせず、高度成長を成し、世界有数の経済大国になれたのは

日米安全保条約のお蔭なのではないかと、私は思う。

自衛隊のスクランブルが、年々急増していると言われている。

相手は中国かと思いきや、ロシアのほうが多いのだそうだ。

自衛隊は決して撃ってこないから、安心して領空を侵犯してくるのだ。

尖閣諸島海域を侵犯してくる中国船も同様だ。

私は喧嘩をしませんと言っていれば、いじめっ子にいじめられないのだろうか?

鍵をかけていない家には泥棒は入らないのだろうか?

反対派の意見を突き詰めていけば、「戦争になったら、さっさと降伏しましょう」

ということになるのではないだろうか?

 

私も、安保法案強行採決する前に、

政府はもっとあらゆる手段を使って説明すべきだったと思う。

女性誌ですら、売り上げアップを狙ってこの問題を取り上げている。

同じ論調の記事を何度も読めばそう思えてくるだろう。

テレビもそうだと思う。

日韓ワールドカップ以来、私はマスコミを信用していない。

だいたいマスコミが、海外からの声という海外は、ほとんどが中韓だ。

反対派ばかり並べて意見を言わせている。

そんなものを毎日見ていれば、反対派が増えるのは当たり前だ。

日本は戦争に突っ走っていると、真剣に心配している人がたくさんいる。

抑止力としての安保法案について、今からでも、政府はもっと真剣に説明して欲しい。

 

ついでに、国立競技場が白紙に戻ってほんとうに良かった。

別に、特別立派でなくていいじゃない。

オリンピック後は、多大な維持費管理費で苦しむのは目に見えて居るんだから。

 


能ある鷹は・・・

2015年07月10日 | 日々のこと

先週、水彩画サークルの発表会があった。

水彩画を始めて8か月、堂々と展示できるような絵は描けていない。

額縁に申し訳ないくらいのものだわ。

「私はちょっと・・・」とやんわり拒否した人もいた。

でも、「皆さん、少なくとも1人1点は出してくださいよ~、何なら2点でも良いですよ~」

という、先生の有無を言わせぬ一声で、みんな1点はだすことになった。

前日に額縁負けした絵を持って会場に行ってみたら、すでに殆どの絵が飾られていた。

部長さんに私の絵を架けていただいた後で、見て回った。

すると、いつも私の隣の席に座っているKさんが、1枚の絵を熱心に見ている。

行ってみると、小樽運河と街並みが描かれている絵だ。

それがスゴイ!プロ級だ。

サークル歴8か月でも、絵を見れば描いた人はだいたいわかる。

うちのサークルにこんな上手い人がいるはずはない、先生の絵かしらと思った。

でも、先生の名前じゃない。

とは言え、先生以外の皆さんの名前を憶えていないから、

名前を見ても誰だかわからないけれど。

もしかして、作品数が少なくて、どこかからかお借りしたのかしら?

スゴイよね~、これなら、画廊に並べたら売れるよね~、誰の絵かしらね~?と

首を傾げながら、 Kさんとあれこれ言っていると、サークルの大先輩がやって来て

これね、○○さんのだよ、ほら、いつも×××に座っている人よ。

えええ~~!

これ、やっぱりうちのサークルの人の絵なの!

それも、あの方? 信じられない!

その方は60代半ば位の男性で、物静かで滅多に声も聞かないという方だ。

世間話をすることもなく、黙々とひたすら絵筆を運ぶ、

それなのに、なぜか、遅い・・・

約2時間半の中で、殆どの人は1枚の絵を、完成させる。

または、あと1歩か2歩というところまではこぎつける。

でも、彼の場合は、着色できた部分はほんの一部、

え、あんなに一生懸命なのに!と驚くほどの未完成さで、

それまで、私たちは完成した彼の絵を見たことがなかった。

その上、出品した作品はサークルで描いた絵ではなかったので、

尚更わからなかったのだ。

古くからのサークルメンバーは、彼の実力を知っていて、驚きもしない。

そうか、そうだったのか、いやもう御見それしました。

お家の一室で、黙々と絵筆を持つ孤高の姿が目に浮かぶ。

その筆の運びは遅い、でも、緻密で繊細、時間をかけてこそできる技か。

 

次のサークルの日、「素敵な絵を描かれるんですね~、びっくりしました」と、

聞きようによっては、失礼にもとれるんじゃないか、というようなことを言ってしまった。

あ、もっと違う言い方があったのに...と言った途端に後悔したけれど、

「いえいえ」と、にっこり笑って下さった。

ああ、よかった。

こういう褒められ方に慣れているのかも知れない。

 

能ある鷹は爪を隠す

いや、

能ある鷹は爪を出すのが遅い、か。

 

 

 

 

 

 


ダンス難民となる

2015年07月08日 | 日々のこと

すっかり呆けてクルーズから帰ってきたら、とんでもないことになっていた。

しばらくぶりに行ったダンス教室で知らされたのは、なんと、教室の閉鎖。

行ってみたら閉まっていて、金返せー!というようなことではなくて、

「ほんとうに申し訳ありません。6月いっぱいで閉めなければならなくなりました。

6月中に使いきれなかったチケット代金はお返しします」

という良心的なもの。

良心的という言葉が合うかどうかはわからないけれど、

私たちは先生のせい一杯の気持ちを感じた。

 

閉鎖の理由は、先生の一身上の都合、

「ええ~、そんな~」と、みんな戸惑ったけれど、人にはそれぞれ事情がある。

私たちは深く詮索する立場にはない。

「これまでありがとうございました」という感謝の気持ちで終わるしかない。

他の時間の人たちと横の繋がりはないから、私たちだけでささやかなお別れ会をして、

これからの先生のご多幸を祈った。

 

ところで、私たちはこれからどうすればいいの?

どこで続けたらいいのか、見当もつかない。

できれば同じところに行きたいよね、と話し合ったけれど、

お互いの都合を考えれば、そうもいかない。

毎日が日曜日の私たちと、フルタイムのお勤めをしているSさんは、

駐車場がある、または近くに無料で停められるが第一条件だ。

もう一人のKさんは車がないので、歩いて通えるが希望だ。

お互いに情報を交換しようねということになったけれど、

どこも一長一短で、決められない。

みんなそんな感じなのか、まだ、誰も再始動していない。

ダンス難民状態とでもいうのかしらね~、困ったわ。

 

でも、ほんとうは、先生の余韻のようなものが心に残っていて、

すぐには、他のところへ行こうという気になれないのかも知れない。

 

 

 

 

 


足が紫色で真っ黒タイツ

2015年07月06日 | 日々のこと

ダイヤモンドプリンセスでのクルーズ日記を書き終えて、ホッと一息。

一日目二日目は書くのもルンルンだけれど、だんだん面倒になってくるのよ。

でも、記録しておきたいから頑張らなくちゃね。

とにかく下船まで書けて良かったわ。

ほんとうに読んで下さってありがとうございました。

 

ところで、昨日の日曜日、娘から電話がかかってきたら、第一声が、

「私、足が紫色なの~、この暑いのに真っ黒なタイツだよ~」

「足が紫色?どこかにぶつけたの?」

地下鉄のホームでかなり激しく転んだのだそうだ。

転勤で東京勤務になった大学時代の友人と飲んで帰るところで、

地下鉄に乗ろうと階段を上り切ったところで、クラッときたのだそうだ。

お酒を飲んだことで、一時的に血圧が下がったのだろうと思う。

前のめりに倒れて膝を打って、内出血した血が足全体に広がったらしい。

左足の膝から下が紫色で、とてもストッキングでは隠せない状態だとか。

それで、真っ黒タイツね。

まあ今はいろいろなファッションの人がいるからね。

真夏にロングブーツの人もいるくらいだし、

でも、夏のスーツに真っ黒タイツか、ちょっとおかしいかも。

想像して笑ってしまった。

でも、笑い事じゃない、これからそういうことが多くなる年齢だ。

気を付けてよね~と、言ったら、分かったと答えていたけれど、

ほんとうに大丈夫かしら?

小さいころから、何かにつけよく転んでいたっけ、

私に似てドジなんだから、まったく。 

 


ダイヤモンドプリンセス 9日目 下船

2015年07月02日 | クルーズ ダイヤモンドプリンセス 2014/6

目が覚めたら神戸港が目の前です。

7時半の下船時間に間に合うよう、感傷に浸る間もなく、ちゃっちゃと行動です。

朝食をすませて、金庫やバスルーム、タンスの引き出しに忘れものがないか確認、

9日間滞在した部屋を後にしました。

下船時間帯としては早いほうから2番目なので、まだ混雑していません。

佐川急便の出張コーナーで 大きなスーツケースを預け、2個は自分たちで持って行きます。

ポートライナーを待ちながら、ダイヤモンドプリンセスにお別れをしました。

 

すると、あら不思議、人が、あそこにも、ここにも。

下船時間に関係なく、8時までにお部屋は退去しなければならないはず、

それなのに、自室で船を降りて行く人々を、悠々と見おろしています。

私たちを降ろした後、ダイヤモンドプリンセスは新しいゲストを乗せて、

夕方には「たっぷり北海道とサハリン周遊の旅」に出ます。

彼らは、このまま乗ってその旅に出かける人たちなのでしょう。

ほとんどが台湾の各港から乗船した人達だと思います。

クルーズ中、私たちの周囲のテーブルで、

座っている人が前と違うと思ったことが、何度かありましたし、

空き室だった部屋のドアに、いつの間にかネームプレートが出ていたりもしました。

実際、観光から帰ると、私たちとは違う乗船口から大きな荷物を持った人たちが

乗り込んでいるのを、花蓮でも、高雄でも、其隆でも見ました。

私たちから見れば途中乗船、途中下船した人達がいるということですね。

でもきっと、台湾では、台湾スタートのクルーズとして、

私たちのとは違う内容で売られているのでしょう。

彼らから見たら、私たちのほうが途中乗船、途中下船なのかも知れません。

船は、休みなくクルーズし続けているんですものね~。

メビウスの輪だわ~、なんて、違うか

 


ダイヤモンドプリンセス8日目 クルーズ最後の日

2015年07月01日 | クルーズ ダイヤモンドプリンセス 2014/6

いよいよクルーズも最後の日、

朝起きたら雨が降っていました。涙雨かな。

 明日の朝には、ダイヤモンドプリンセスともお別れ、

船は一路神戸へ向かっています。

大型客船ってゆっくり進むイメージがありますが、

白波をかきわけて進むスピードは、意外と速く感じます。

自動車が普通に走っている速度と変わらないんじゃないでしょうか?

あくまで私の感じ方ですが。

 今日は本格的に船上アウトレットセールがあります。

昨日のバッグやアクセサリーばかりでなく、衣類や、ダイヤモンドプリンセスグッズなども

セール価格で売られています。

でも、私たちはパスです。

今日は、夕食の前までにスーツケースをドアの外に出しておかなければなりません。

そうすると、船を降りたところまで運んでもらえます。

自分で運ぶつもりなら出さなくてもいいのですが、何かにつけ楽をしたい私たち、

しっかり運んでもらいます。

明朝必要な洗面道具や化粧品、着替え、今夜着るパジャマ以外はスーツケースに詰めました。

ダンスシューズはもちろん残しましたよ。

 

午後お散歩しようと甲板に出てみると、雨に濡れていて滑りそうなのでやめにしました。

いつもはこんな感じです。

実は、反対側の甲板なんですけどね。

風向きでこちらには雨が吹き込まないんですね。 

 

今まで、ショーを全然見ていなかったのですが、プリンセスパターを見ると、

ポペラ(ポップオペラ)テナーボーカリスト、ダニエル・マラーニのショーがあるようです。

知っているわけではないのですが、ポップでオペラをというのに興味を引かれて

行ってみたくなりました。

でも、今夜はテーブルでご一緒したお嬢さん達との最後のディナー、

時間が重なっています。

よりによって今夜か・・・

行こうか行くまいか迷いましたが、若いお嬢さん方は気になさらないだろうと、

ショーを観に行くことにしました。

レストランではなく、ホライゾンコートで早めの夕食をして、シアターに行くと

すでに殆ど満員です。

それでも、何とか座席を見つけて座ることができました。

ポペラは、オペラの曲が少なくて、映画音楽やジャズ系の曲が多くて、

ちょっと期待外れの感がありましたが、まあまあ楽しめました。

そう言えば、安全地帯のワインレッドの心も歌ってくれました。

ボーカルの男性の大好きな曲だそうです。

ショーが終わったら、最後のダンスに行きました。

初めは下手なダンスが恥ずかしかったのですが、

「どう思われてもいいわ、下手で悪いか」と、開き直って踊ってきました。

でも、もし次があるなら、もっと上手に踊りたいわ。

 

明日、私たちの下船時間は7時半です。

6時半には朝食を食べに行きたいので、今夜は夜更かしはできません。

 

パッセンジャーサービスデスクには、まだ何か確認したいことでもあるのか、

何人かのゲストが並んでいました。

船内で使ったお金の会計明細書発行機にも、入れ代わり立ち代わり

利用者が絶えません。

画廊に飾ってあった売約済みの絵が外され、梱包されていました。

船内で撮って買い手の付かなかった写真も、処分しやすいように一カ所に集められています。

 

船の中に、何かし忘れているような、どことなく、落ち着かない雰囲気が漂っています。

ゲストたちの心残りかも知れません。

最後の夜は何となく物悲しく更けて行きました。