八日目の蝉

やっと、八日目の蝉を観た。

何週間か前に録画しておいたのだが、なかなか観る気にならなかった。

内容がかなり重そうなので、片手間に観ては申し訳ないような気がしてだった。

昨夜は夫が飲み会で遅くなるというので、コーヒーを用意してテレビの前にどっかり座って観た。

話題になった映画だから、ストーリーは有る程度知っていた。

それでも、実際観てみると、やりきれない思いと、心温まる思いが、同時にわきあがってきて

涙が止まらない。

誘拐した子に、溢れるほどの愛情を注ぐキワコ。

いつか引き離されると言う予感があるから、その愛は必死だ。

それを観ていると、どこまでも二人で逃げ延びて、と願ってしまうのだけれど、

一方に愛情を注ぐべき対象を奪われてしまった実の母がいる。

彼女の悲しみを思うと、キワコの罪深さは許せない。

誘拐犯と過ごした日々を懐かしむことに罪悪感を覚え、

幸せだった思い出も封印してしまった娘エリナ。

みんな切ない。

小豆島に旅をして、エリナに蘇る、愛に包まれた日々。

キワコへの、母への父への憎しみが、春の雪のように溶けていく。

人が生きていく時、一番必要なのは、きっと、

愛された日々の記憶なのだろう。

 

 

 

 

 

 

 

 

ポプラの綿毛

少し前まで、鬱陶しいほど飛び回っていたポプラの綿毛。

我が家のそばにポプラ並木があるので、もう大変。

まるで雪が舞っているよう。

小さな綿毛が縦横無尽に飛び回るうち、あっちのやつとこっちのやつがくっついて、

さらに向うのやつまでやってくる。

”君が代”の、さざれ石のいわおとなりて、きっとこんな感じなんだわ。

５ｃｍほどにも大きくなった、まん丸な綿毛が

アスファルトの上を転がっていくのは、なかなか面白い。

まるで、まっくろくろすけの白いやつ

 だけど、ちょっと外に出れば、目に入ってきて、シパシパ。

汗をかいた顔にへばりついて、むず痒いったらない

鼻はグズグズ、くしゃみがとまらない

それが、そろそろ終わりそう。

やっと、夏が来る！

 

我が家に一つだけの薔薇

はぼ全滅した我が家の薔薇。

その中で唯一残ったのがこれ、ミニバラです。

ジャーマンアイリスの葉に囲まれて、ひっそりと咲きました。

わ～がやにひ～とつだ～けのば～ら 

 思わず歌ってしまいました

ネックレスを手作りしてみました

おお、真珠のネックレス！

珊瑚さん、手作りしたの～スゴ～イと、感動してくださったあなた、

ごめんなさい

真珠じゃないのよ。

これは、コットンパールです

コットンを球形に圧縮して表面にパール箔とかいうものを塗ってあるものだそうです。

パール箔というだけあって、写真では一見真珠のように見えるけれど、実物は全然違うのよ。

表面はけっこうざらざらしているし、真珠の艶やかさもなく、高級感は遠く及ばないけれど、

その分カジュアルで何にでも合いそうです。

これは、この頃流行のロング、約９０ｃｍありますが、もとがコットンだから軽くて負担になりません。

９０ｃｍの本真珠なら、肩こり持ちの私は、重くてとてもつけていられないでしょう。

それでも、ほんとは真珠がほしいけど・・・お高いですからね～

コットンパールでも、９０ｃｍなら、買えば１００００円前後するのです。

それが、８ｍｍ玉を使って3000円しないで出来上がりました。

金具部分は１４KGFというやや高級な金メッキ製品を使いました。

普通の金メッキと違って剥げたり変色したりしないそうです。

ネックレスが出来上がったら、ピアスも欲しくなって、同色の１２ｍｍ玉で作っちゃいました。

少し大きかったかな～

１０ｍｍ玉にすれば良かったかも。

ま、いいか、大は小を兼ねると言うじゃない。

ちょっと違ったかしら

ピアスができたら、更に調子付いて、アジャスター（延長チェーン）も作ってみました。

1本しか持っていない１８Kのアジャスターを、あっちにつけたり、こっちにつけたり。

それが面倒で、もう２，３本あったらいいのにな～と思っていたところでした。

首の後ろにつけるのでどうせ見えないのだし、本物の１８Kじゃなくてもいいんですよね。

それで、こちらも１４KGFを使いました。

１８Kのチェーンに繋げても、違和感は殆どありません。

チェーンの端っこについているハートのプレートが、大きいのも小さいのも

同じお値段と言うのが、不思議なところです。

ネットで注文するとき、写真では大きさがこんなに違うと思わなかったんですよ。

ちゃんと商品説明を読まなかった自分が悪いんですけどね

二つとも大きなハートにしておけばよかったわ。

１０ｃｍのチェーンを半分に切って2本できたので、よく使うネックレスには専属でつけっぱなしにできそうです

やれやれ、ああ、疲れた～

こんなことしてるから、肩が凝るのよね

 

 

 

 

 

 

痛い～

痛い～、背中が

おもに、右の肩甲骨の内側が1週間くらい前から痛い。

痛みを和らげようと、自己流で肩や腕の体操をしていたら、

筋を痛めたらしくて、首が右に回らない。

ああ、もう、踏んだり蹴ったりだわ

 

朝いかみそ和え

先月の連休、桜を見に函館へ行った。

帰る途中寄った「昆布館」で買った、函館マルナマ食品の「朝いかみそ和え」。

冷蔵庫に放り込んだまますっかり忘れていた。

それを、酒のつまみはないかと冷蔵庫内を漁っていた夫が掘り出したきた。

おお危ない、冷蔵庫の肥やしにするところだった

さっそく、夫は焼酎のルイボスティー割り、私はアップルジュース割で

二人宴会開始。

美味しい～～、朝いかみそ和え

一応試食をして買っているから、当然美味しいはずだけれど、

ほら、こういうものって、試食で美味しいと思って買っても、

帰ってきて家で食べたら、そうでもない。

ほんとうに試食のものと同じなの？

ということ、よくあるでしょ。

もちろん、試食のものと同じだろうけれど、旅先でほんの一口食べたものって

一際美味しいのよ。

それを日常の食卓で食べたら、味も日常レベルに戻ってしまうのかしらね

ところが、これ、やっぱり美味しい。

酒のお供にピッタリ、二人で一袋、瞬く間に食べてしまった。

ああ、二つ、三つ買ってくるんだったな～

冷凍しておけたのに・・・

来年のお花見も函館にしようかな。

そして、買いだめしてこよう。

因みに、わたくし、イカール星人の手先ではございません

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

牡丹の精は男性?

牡丹の精は男性、という文を読んだことがある。

20年以上前のことで、何で読んだのかも、誰が書いたのかも憶えていないけれど。

牡丹の精が男性だというその理由は、牡丹という漢字。

牡はオスで、雄と同じ意味だ。

丹はニ、赤い顔料らしい。

卑弥呼が顔に塗っていたとか。

というわけで、赤い男とでもなるのかしら？

美形の貴公子が牡丹の花から現れたら素敵だろうな～

例えば、20年前の真田広之さんとか。

感動で気絶してしまうかも。

でも、中国語の漢字は、単に音に当てはめて使う場合も多いから、

牡丹に男と言う意味は、特にないのかも知れない。

そうなると、ちょっとつまらないよね

 

 

 

 

白い牡丹

白い牡丹が満開だ

紅とはまた違った美しさで、清楚な貴婦人と言う感じかしら。

紅と同時に植えたのに、白のほうが遅く咲くのは不思議だと思っていたけれど、

良く見ると、葉の形が微妙に違う。

花も、白のほうが花弁が多い。

もしかしたら、種類が違うのかもしれない。

白い色が日差しを反射するのか、花の美しさが伝わらない写真になってしまった。

私の腕が悪いかのしら？

それとも、カメラが悪いの？

 

 

 

 

 

 

アップルミントでお茶

庭の雑草に混じってアップルミントが葉を茂らせてきた。

その生命力の強さから、夫は邪魔者とみなしているけれど、

「雑草がはびこるよりいいじゃない」と言い張って、撤去に抵抗してきた。

もともとは、私がハーブティーを作ってみたいと植えた。

ほら、束ねたハーブを干してある光景って、ちょっとヨーロッパ気分でしょ。

ところが、案の定と言われても仕方がないんだけど、

摘み取る時期を逸したり、陰干しをする場所がなかったりと、

いろいろ面倒で、結局放置。

今や雑草と化しているのは事実だ。

だけど、そこを歩くとき、りんごに似た香りが、ふわっと漂う。

体が葉に触れたりすると、更に香りたつ。

それが、何ともいえず素敵な気分なのよね

でも、そんな香りを楽しむ気のさらさらない夫は、全面撤去を主張する。

「お茶はどうしたの？使わないならいらないでしょう」

ク、返す言葉がないわ 

 

ところが先日、電子レンジを使えば簡単にハーブティーが作れると知った

え、電子レンジで！

俄然やる気になった私、さっそく実践してみた。

大皿にペーパータオルを敷き、その上にハーブを重ならないように置く。

上にもう一枚のペーパータオルを被せて、ハーブをはさむようにする。

それを電子レンジの強で２分間加熱する。

ペーパータオルごとひっくり返して、さらに１，２分加熱する。

その後は様子を見ながら、ハーブがぱりぱりになるまで、少しずつ加熱する。

というわけで、できあがったわ～

我ながら見事なできばえ。

さっそくお味見。

 

六花亭のティーポット、黒猫ヤマトのマグカップ

どちらも、ポイントでゲットしたお品。

ほほほ

肝心のお味は・・・

うう～む、こんなものかしらね～

お茶と言えば言えなくもない。

青臭さは仕方がないのかな～。

アップルミント風味はちゃんと残っているし。

まあまあ美味しいと思う。

と言うわけで、アップルミントは延命だー

今度は、カモミールを植えてみようかな、隅っこに。

夫には内緒で・・・