珊瑚の時々お絵かき日記

夫と二人暮らし、コロナ自粛するうちに気がついたら中国ドラマのファンになっていました。

台湾 故宮博物館で迷子に・・・

2009年08月10日 | 台湾旅行2009

故宮博物館で、不覚にも迷子になった

あの有名な「ヒスイの白菜」に止まっているコオロギだかバッタだかを見ているうちに、周りに市内観光のツアーのお仲間が1人もいなくなっていた。
白菜をライトアップしていて周囲が暗いのと、メンバーが市内観光のにわかグループだったため、私がよく把握していなかったためだろうと思うけれど、ほんとうにあっと言う間に迷子になっていた

焦って探し回ったが誰がメンバーやら見分けがつかない。
友人のM子さんの姿も見えない。
イヤホーンからガイドさんの声だけは聞こえるのだが、それもだんだん遠くなりついには聞こえなくなった。
そこで、「まあいいや、集合場所に時間までに行っていればいいんだ」と諦めて、一人で見て回ることにした。

ちょっと寂しいけれど、自分の見たいものだけ見て歩いているうちに、ガイドさんの声がまた聞こえ始め、「次は青銅器を見に行きます」と言う言葉が。
すぐにパンフレットで青銅器の間を探して直行した。

いち早く私に気づいたM子さんが「ああ、よかった~」と言って迎えてくれた。
彼女は、私がいないのに気づいて探したけれど見当たらなかったとのこと。
私のことだから、きっと集合場所に来るだろう、来ていなかったらガイドさんに言おうと思っていたそうだ。
というわけで、ガイドさんにもメンバーのみなさんにも迷子のことはばれていなくて、気恥ずかしい思いをしなくてすんだ。
「心配かけてごめんね~」とM子さんに謝って、二人でほっとした。

それにしても初めての経験、私が迷子になるなんて、ちょっとショック。
これからは、迷子になった人を笑えないな~


台湾、よいところ

2009年08月05日 | 台湾旅行2009

さて台湾の、と言っても台北だけだけど、印象はとても良かった。

正直なところ、名所旧跡はさほど無い。
見るべきところと言えば、故宮博物館くらいかな。
料理もさほど素晴らしいというほどのこともない。
買いたいものも特にない。
それじゃ、何が良いのか?

人かな~。
土日だったせいか家族連れがあちこちに溢れていて、その家族がみんなとても仲が良さそうだ。
見ているととても微笑ましい。

すれ違う人たちは、おっとりとしていて、せかせかしていない。
そして、とにかく親切だ。

こちらが外国人だからなのか、誰にでもなのか、それは分からないけれど、老若男女みんな親切だった。
道を訊いたら自分の用を放り出して案内してくれて、何度も恐縮してお礼を言った。

町の空気は全体に穏やかで治安の良さを感じさせる。
もしかしたら、日本以上に平和ボケしてるかも、なんて思ってしまった。

台湾好きの日本人が、「台湾はどこか懐かしいところ」と言うのを時々聞くけれど、その気持ちがよくわかる。

たった3泊4日で分かったようなことは言えないのだけれど、エステも安いし、リラックスしたい時にお手ごろ価格で行きたい所だと思う。


台湾、バイキングのマナー

2009年08月04日 | 台湾旅行2009

国内国外を問わず、今やホテルの朝食はバイキングとほぼ決まっている。

今回も当然そうだったのだけれど、相方がバイキングのマナーに厳しいM子さんだった。

私は食べ物の好き嫌いが多い。にもかかわらず、珍しいものは試してみずにいられない。
ほんの一口でいいからとって食べてみたい。
そのほんの一口が何種類にもなると、お皿は結構な盛りになる。
それで、美味しかったら更に取りに行くのだけれど、問題は美味しくなかった場合だ。
なんでもかんでも取るわけではなく、一応美味しそうに見える料理を選んでいるにそれでも、4分の1くらいはお皿に残ってしまう

「取ったものは必ず食べる」をポリシーにしているM子さんの冷ややかな視線が痛い。
「私は取ったら責任持って全部食べるわよ」と言われたら、小さな胸も更に痛い

「でもさー」と私は思う。
外国に来て、珍しい料理が並んだテーブルから、食べらると確信したものだけしか取らないなんて、外国に来た意味がないじゃん。
美味しくなくても我慢して食べれば良いのかもしれないが、1人分として始めから切り分けられているものなんか、ある程度のボリュームがあって、かなり辛い。
それに、リラックスするために旅行に来ているのに、我慢して食べたくないものを食べるなきゃならないなんて楽しくないじゃん、とも思う。

お隣のテーブルを見たら日本人の家族がいた。
小学校低学年くらいの男の子と女の子が、パンに卵料理、フルーツなどを乗せたお皿を綺麗に空にしていた。
躾が良いな~と感心して見ていた。

我が家が子供たちを連れて海外旅行したとき、「いろんなものを食べてごらん。残してもいいから」といつもそう言っていた。
せっかくの外国の食文化にできるだけ触れさせたいと思うからだ。

わがままの言い訳かも知れないけれど、あまりマナーに縛られては、未知の美味しいものにも巡り合えないのじゃないかしらん。

さて、二日目の朝食は、前日に失敗した料理は取らなかったから無事お皿をきれいに片付けることができた。

めでたしめでたし


帰ってきたら

2009年08月03日 | 日々のこと

台湾から帰って、ずいぶん日にちが経ってしまった。

帰った日、千歳に降り立ち携帯のスイッチを入れたら、いきなり「叔母さんが亡くなった」というメールが入った
夫からだった。
亡くなったのは、私が千歳から飛行機に乗ったその日の夜。
数時間の差で「間に合わなかった」と言おうか、「間に合ったと言おうか」私の心情としては微妙なところだ。
間に合っていたら、旅行をキャンセルしたかもしれない。
いや、一人で行くわけじゃないから友人にも迷惑がかかる、やはりキャンセルはできなかった。
でも、不義理をしながらの旅行は、その間中気にかかって、心から楽しめなかったのじゃないだろうか。
正直なところ、間に合わなくて良かった。

お葬式は、私が千歳に着いたときにはとっくに終わっていて、夫が母を連れて参列してくれていた。
夫に頼まれたお茶、あまりに高いのでやめようかとも思ったのだけれど、買ってきて良かった。

葬儀には間に合わなかったが、お焼香だけでもと思い、その夜お宅へお邪魔した。
もう親戚の人たちも引き取って、家族だけで過ごしているところだった。
道外で暮らしている従妹達家族も顔を揃えていたが、久しぶりの団欒が不幸の場とは悲しい

まあ、そんなことで、どっと疲れてしまった。

そうしたら2.3日して、同僚の1人が亡くなったという知らせが・・・
同僚といっても話しをしたことも無い人で、葬儀に参列はしなかったから事情はよくわからない。
でも私よりもかなり若い
世の中何があるかわからないというけど本当だ。

したいことはしておかなくっちゃとつくづく思う