珊瑚の時々お絵かき日記

夫と二人暮らし、コロナ自粛するうちに気がついたら中国ドラマのファンになっていました。

ダイヤモンドプリンセス 9日目 下船

2015年07月02日 | クルーズ ダイヤモンドプリンセス 2014/6

目が覚めたら神戸港が目の前です。

7時半の下船時間に間に合うよう、感傷に浸る間もなく、ちゃっちゃと行動です。

朝食をすませて、金庫やバスルーム、タンスの引き出しに忘れものがないか確認、

9日間滞在した部屋を後にしました。

下船時間帯としては早いほうから2番目なので、まだ混雑していません。

佐川急便の出張コーナーで 大きなスーツケースを預け、2個は自分たちで持って行きます。

ポートライナーを待ちながら、ダイヤモンドプリンセスにお別れをしました。

 

すると、あら不思議、人が、あそこにも、ここにも。

下船時間に関係なく、8時までにお部屋は退去しなければならないはず、

それなのに、自室で船を降りて行く人々を、悠々と見おろしています。

私たちを降ろした後、ダイヤモンドプリンセスは新しいゲストを乗せて、

夕方には「たっぷり北海道とサハリン周遊の旅」に出ます。

彼らは、このまま乗ってその旅に出かける人たちなのでしょう。

ほとんどが台湾の各港から乗船した人達だと思います。

クルーズ中、私たちの周囲のテーブルで、

座っている人が前と違うと思ったことが、何度かありましたし、

空き室だった部屋のドアに、いつの間にかネームプレートが出ていたりもしました。

実際、観光から帰ると、私たちとは違う乗船口から大きな荷物を持った人たちが

乗り込んでいるのを、花蓮でも、高雄でも、其隆でも見ました。

私たちから見れば途中乗船、途中下船した人達がいるということですね。

でもきっと、台湾では、台湾スタートのクルーズとして、

私たちのとは違う内容で売られているのでしょう。

彼らから見たら、私たちのほうが途中乗船、途中下船なのかも知れません。

船は、休みなくクルーズし続けているんですものね~。

メビウスの輪だわ~、なんて、違うか

 


ダイヤモンドプリンセス8日目 クルーズ最後の日

2015年07月01日 | クルーズ ダイヤモンドプリンセス 2014/6

いよいよクルーズも最後の日、

朝起きたら雨が降っていました。涙雨かな。

 明日の朝には、ダイヤモンドプリンセスともお別れ、

船は一路神戸へ向かっています。

大型客船ってゆっくり進むイメージがありますが、

白波をかきわけて進むスピードは、意外と速く感じます。

自動車が普通に走っている速度と変わらないんじゃないでしょうか?

あくまで私の感じ方ですが。

 今日は本格的に船上アウトレットセールがあります。

昨日のバッグやアクセサリーばかりでなく、衣類や、ダイヤモンドプリンセスグッズなども

セール価格で売られています。

でも、私たちはパスです。

今日は、夕食の前までにスーツケースをドアの外に出しておかなければなりません。

そうすると、船を降りたところまで運んでもらえます。

自分で運ぶつもりなら出さなくてもいいのですが、何かにつけ楽をしたい私たち、

しっかり運んでもらいます。

明朝必要な洗面道具や化粧品、着替え、今夜着るパジャマ以外はスーツケースに詰めました。

ダンスシューズはもちろん残しましたよ。

 

午後お散歩しようと甲板に出てみると、雨に濡れていて滑りそうなのでやめにしました。

いつもはこんな感じです。

実は、反対側の甲板なんですけどね。

風向きでこちらには雨が吹き込まないんですね。 

 

今まで、ショーを全然見ていなかったのですが、プリンセスパターを見ると、

ポペラ(ポップオペラ)テナーボーカリスト、ダニエル・マラーニのショーがあるようです。

知っているわけではないのですが、ポップでオペラをというのに興味を引かれて

行ってみたくなりました。

でも、今夜はテーブルでご一緒したお嬢さん達との最後のディナー、

時間が重なっています。

よりによって今夜か・・・

行こうか行くまいか迷いましたが、若いお嬢さん方は気になさらないだろうと、

ショーを観に行くことにしました。

レストランではなく、ホライゾンコートで早めの夕食をして、シアターに行くと

すでに殆ど満員です。

それでも、何とか座席を見つけて座ることができました。

ポペラは、オペラの曲が少なくて、映画音楽やジャズ系の曲が多くて、

ちょっと期待外れの感がありましたが、まあまあ楽しめました。

そう言えば、安全地帯のワインレッドの心も歌ってくれました。

ボーカルの男性の大好きな曲だそうです。

ショーが終わったら、最後のダンスに行きました。

初めは下手なダンスが恥ずかしかったのですが、

「どう思われてもいいわ、下手で悪いか」と、開き直って踊ってきました。

でも、もし次があるなら、もっと上手に踊りたいわ。

 

明日、私たちの下船時間は7時半です。

6時半には朝食を食べに行きたいので、今夜は夜更かしはできません。

 

パッセンジャーサービスデスクには、まだ何か確認したいことでもあるのか、

何人かのゲストが並んでいました。

船内で使ったお金の会計明細書発行機にも、入れ代わり立ち代わり

利用者が絶えません。

画廊に飾ってあった売約済みの絵が外され、梱包されていました。

船内で撮って買い手の付かなかった写真も、処分しやすいように一カ所に集められています。

 

船の中に、何かし忘れているような、どことなく、落ち着かない雰囲気が漂っています。

ゲストたちの心残りかも知れません。

最後の夜は何となく物悲しく更けて行きました。

 

 

 

 

 

 

 


ダイヤモンドプリンセス7日目 2度目のフォーマルナイト

2015年06月29日 | クルーズ ダイヤモンドプリンセス 2014/6

フォーマルナイトのディナーはご馳走のはず。

昨年は、サンプリンセスでエスカルゴを食べました。

ダイヤモンドプリンセスでもエスカルゴが出ていたようです。

だから、今年もきっとエスカルゴよね。

きっとそうよ、そうに違いないわ

 うきうきとメニューを見ると、

えええ~~~

エスカルゴが無い!ショックだわ

楽しみにしてたのに~~お代わりまでする気だったのよ~

同じテーブルのお嬢様方にも、「フォーマルナイトには、きっとエスカルゴが出るわよ」

と言って、ぬか喜びさせてしまったじゃないの。

エスカルゴといい、メロンといい、ほんとに、経費を節約しているのじゃないかしら。

ぷんぷん

 エスカルゴショックで、何を食べたか記憶にありません

でも、デザートがとても可愛くて美味しかったです。

 

ディナーが終わって、アトリウムに出て行くと着飾った人たちが、

中央フロアのクラシックコンサート演奏に耳を傾けたり、

ラウンジでコーヒーを楽しんだりしています。

どこかでカラオケ大会もやっているでしょう、シアターでは何かショーをやっているはずです。

でも、私たちはぐっと地味に、天体観測へ参加しました。

ダイヤモンドプリンセスの16階で特別に照明を消して行われました。

あら不思議、照明を消した途端に今まで見えなかった星が現れました。

星に詳しい乗組員さんなのでしょうか、ポインターを使って、

白鳥座などの夏の星座の説明を、してくださいました。

照明を消したのは、この辺りだけですので、

船全体の照明を消したら、きっと素晴らしい星空が見えるのではないか、と思いましたが、

それはとても危険で、無理な話でしょうね。

でも、昨年大海原でどうして星が見えないのだろう?と悩んだ問題が解決しました。

やはり、船の照明が邪魔をしているんですね。

 

天体観測が終わってアトリウムに戻ると、もう少しでバルーンドロップパーティーです。

中央フロアでは、元気な皆さんが、バンド演奏でディスコダンスを楽しんでいました。

私たちのように思い思いに過ごしていた人々も、アトリウムに集まってきました。

今回のクルーズはリピーターが多かったせいか、みなさんの装いも洗練されていて、

その反面目立った方はあまりいない、という印象でした。

着物の方がとても多かったのですが、その中で、

若草色の色無地の方が、粋で素敵でした。

比較的地味な色合いの着物の中で、一際目を引いていました。

帯がどんなだったか記憶がないのですが、適当に合わせてみました。

 

 

 さて、こっそりファッションウオッチをしているうちに、

いよいよ恒例のバルーンドロップパーティーです。

今年はプリンセスクルーズ50周年で、バルーンはすべて ゴールドです。

ゲストの殆どが10時15分を待っています。

バンド演奏が一時中断、

カウントダウンが始まりました。 

  

ネットが外され、 一斉に、でもふわりふわりとバルーンが落ちてきました。

 

たくさんのバルーンの中にいくつかプレゼントが入っているとかで、

あちらからもこちらからも手が伸びて大騒ぎです。

出遅れて外側にいた私たちは、バルーンに触れることもできませんでした。

何人かの幸運な方々は、プレゼントを手にしたのでしょうね~。 

 

一通りバルーンが落ちてしまうと、バンド演奏が再開です。

ディスコダンスも再開です。

私たちも昨年は最後まで踊っていましたが、今年は少し違います。

ダンスはダンスでも、社交ダンスをしに、ホイールハウスバーへ向かいました。

夜はまだまだこれからです。

な~んて、11時少し過ぎたらお開きでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 


ダイヤモンドプリンセス7日目 終日航海日

2015年06月28日 | クルーズ ダイヤモンドプリンセス 2014/6

今日から二日間終日航海日です。

次に港へ入るときは船を降りるとき、そう思うとちょっと寂しいです。

 

好きなだけ朝寝をし、遅い朝食を取ったあと、15$ギフトイベントを覗いてみました。

レストランの一つサンタフェダイニングルームで開かれていました。

フォーマルバッグ、ネクタイ、ストールなど1品15$、2品で25$で売られています。

特にバッグが人気の様でした。

 

最後のお洗濯をしたらもうお昼です。

アトリウムを通りかかったら、

「海上のランウエイ」 ファッションショーをやっていました。

モデルは船のゲストのみなさんです。

どう選ばれたかわかりませんが、着用しているのは、船内に出店しているブランドの商品です。

日本、オ-ストラリア、シンガポール、カナダ 、オランダ、韓国、香港と国際色豊かな

今日だけのモデルさんが颯爽とランウェイを歩きます。

モデルさんのご主人達でしょう、カメラを構えて何枚も愛妻の晴れ姿を撮っていました。

日本人の男性も一人出場されていて、とてもダンディーでした。

 

 

一度くらいプールに入ろうということになって、16階のプールへ行きました。

14階に大きなプールが二つあるのですが、前の日、エレベーターの中で、二人の女性が

「16階のプールがあまり人がいなくていいよね」と話しているのが耳に入っていたのです。

行ってみると、たしかに人が少なくて、こじんまりしています。

まずジャグジーへ、でも、お風呂並みの温度で、この暑い中とても入っていられません。

階段を少し降りるとプールで、結局15階になるようです。

ダイヤモンドプリンセスは中の作りが複雑です。

小さめのプールは手前が140㎝奥へ行くと150㎝、私では足が立ちません。

一応泳げますが、足が立たないところでは恐怖感があって必死です。

夫は悠々と泳げて満足だったようで、明日も来るかなと言っていました。

そうこうしているうちに

 キャプテン主催のキャプテンズサークルのパーティーの時間が近づいてきました。

 

パーティーの後、そのままフォーマルナイトですので、急いで部屋へ帰り、そのつもりで用意をします。

会場のクラブフュージョンでは、もうリピーターのゲストでいっぱいでした。

乗客の半分がリピーターだったそうですから、1000人くらいでしょうか。

でも、そんなにたくさんの人がいたようには見えません。

リピートの回数によってランクが上がりますから、

ランクによって、それぞれ別なパーティーに招待されているのかも知れません。

 

パーティーでは、キャプテンの挨拶の後、しばし歓談、

飲み物とオードブルが振舞われます。

一緒のテーブルになったご夫婦が札幌の方だというのでビックリ。

1時間ほどでお開きです。

次回、プリンセスクルーズの船に乗る機会があっても、このパーティーはパスでもいいかな。

 


ダイヤモンドプリンセス6日目 其隆

2015年06月26日 | クルーズ ダイヤモンドプリンセス 2014/6

朝食から戻ると、キャプテンズサークルから招待状が届いていました。

翌日フォーマルナイトの前に催されるキャプテン主催のパーティーです。

リピーターだけの特典です。

 まあ、ちょっと嬉しいかも。

 

今日は最終観光日、其隆です。

ここから台北へ行くか、九分へ行くかが普通の様です。

台北ならば、やはり故宮博物館へ行くことになるでしょう。

船内で臨時相談コーナーを設けていたJTBのお姉様によると、台北の故宮博物館は

大陸からの中国人客で、激混みの状態だとか。

入館するのにもかなり待つ覚悟が必要なようで、それならと、九分にしました。

其隆から九分まではバスが出ていますが、本数が少なく混んでいるので、

行きはタクシー、帰りは逆に、タクシーがなかなかつかまらないので、

バスがいいでしょうとのことでした。

 

九分までは、タクシーで500元約2000円です。

先に明示されるので安心です。

花蓮でご一緒したカップルと相乗りしました。

30分か40分くらいで到着です。 

 

 なかなか良い景色です。

 こういう狭くて急な石段が続き、両側には小さなお店が隙間なく並んでいます。

 お茶屋さんがたくさんあります。

でも、結構高いんですよ。

私たちはパスです。 

夜になって、赤いランタンに火が入ったら雰囲気は一変するでしょうね~。

一挙に幻想的なムードに満たされるんじゃないかと思います。

今度は、是非夜に来たいと思います。

 そろそろ帰ろうかとバス停を探して階段を降りて行くと、

目の前にタクシーが客待ちをしているじゃありませんか。

滅多につかまらないと聞いていたのに、これはラッキーなのかしら?

バスのつもりだったのに、これ幸いと乗ってしまいました。

根性なしです。

 

タクシーには、其隆の街のほぼ中心で下ろしてもらいました。

見るとは黄色いランタンがいっぱいです。

夜になったら綺麗でしょうね。

やっぱり夜よね~~、残念だわ。

 

 商店街にあるお寺、やはり華麗です。 

 お腹が空いたのですが、小籠包のお店は、ここでもみつかりません。

小籠包は諦めて、通りすがりに、店内にお客さんがいるお店を選んで入りました。

ここのメニューは写真入りで選びやすく助かりました。

酸辣餃 と何とか餃子

 昨日のこともあって、あまり期待していなかったのですが、実に美味しかったです。

二つで約400円、お安いですよね~。

あと一品か二品何か頼めば良かったわ。

でも、量はこれで十分でした。

お勘定の時、愛想のない店主の女性に、

「ヘンハオチー(很好吃)」と言ってみました。

「とても美味しい」という意味ですが、それを聞いて

不愛想な店主がたちまち笑顔になりました。

「アリガトアリガト」と、手を振って見送ってくれました。

知っている言葉は使って見るものです。

あ、でも、ほんとうに美味しくなければ、言う気になりませんけどね。

 

私が知っている中国語は、このほかには、

ツーソーザイナァ?( 厕所在哪? )おトイレはどこですか?

これも、マクドナルドで使いました。

それから、タイグイラ!(大貴了)お値段が高いわ!

買い物をしなかったので使いませんでした。

ほんの少しの言葉でも使ってみると、楽しいですよね。

 

この後少し町歩きをして、マクドナルドでコーヒーを飲んだのですが、

レジで並んでいると、日本の方ですか?と、高齢の男性に声をかけられました。

一瞬日本人旅行者かなと思ったのですが、戦時中に日本語で教育を受けた、台湾の方でした。

背筋もぴんとしてお若く見えたので、それを聞いて驚きました。

80代半ばにはなっているはずですから。

並んでいる間、少し立ち話をしたのですが、広島と札幌に身内の女性が嫁いだそうですが

「でも、もう亡くなりました」とおっしゃっていました。

「台湾で日本語を話す人はもう殆どいなくなりました」と、残念そうです。

若き日の思い出も、日本に関するものが多いのかも知れません。

好意的な気持ちが伝わってきて、私たちも嬉しかったです。

先にコーヒーを買って行かれましたが、3階建ての店内はとても混んでいて、

私たちはなかなか席が見つけられず、ご一緒できませんでした。

もう少しお話できたら良かったのですが。

 

これで、台湾観光は終わりです。

3日間通して、私が思ったことは、

「やっぱり台湾は夜が良いんじゃなかな~」です。

テーブルがご一緒のお嬢さん方も、「夜市に行きたかったねー」と言っていました。

こればかりは、夜に航海するクルーズの悲しさですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


ダイヤモンドプリンセス5日目 高雄

2015年06月25日 | クルーズ ダイヤモンドプリンセス 2014/6

高雄では佛光山へのオプショナルツアーを利用する予定でしたが、

事前申し込みに間に合わず、船内で申し込もうと思っていました。

すると、タイミング良く、乗船数日前に旅番組で佛光山を紹介していました。

でも、それを見た二人の感想は、

行かなくても良いかな~

で、ここも自由観光することにしました。

 

船を降りて少し歩いて、地下鉄に乗ります。

 

蓮池です。

 

蓮池の名の由来でしょうか、蓮ですが、花の時期が終わったのでしょう、枯れて実(?)になっていました。

でも、それがなかなか面白くて素敵です。

 

 

香港のタイガーバームガーデンを思い出しました。

そういえば、シンガポールにもあったわ。

いずれ、こういうもので池をいっぱいにする予定なのかな~???

 

池の向かいにある寺院。

豪華絢爛です。

 

 

一休み

 

小籠包を食べようと街を歩きますが、見つかりません。

高雄の駅の食堂のようなところにあったのですが、

もう少し本格的な店でと思ったのが間違いの素、

その上、歩いた所も間違っていたのでしょう、小籠包どころか、食べ物やさんがありません。

探しながら一駅歩いてしまったようです。

 

もうでこでもいいや、ということで、やっと見つけたレストランへ。

何が何やらわからないメニューで、店員さんの「コレオイシイ」というお勧めを数品注文しました。

 

 エビ味のものが多かったけれど、日本人はエビが好きだと思われているのかしら?

味は普通で、お値段は約2000円。

ヘタレ観光の私たち、やっぱりここで、船に帰って来てしまいました。

 

もう少し若いころは、ガイドブックで下調べして、「ここへ行く」と目星を付けて行ったものですが、

期待外れだったり、見つからなかったり、お店がなくなっていたり、が多くて、

今回は、やる気なしでした。

でも、台湾の古都、高雄ですもんね、良いところがたくさんあったはず。

もう少しちゃんと下調べすべきでした

 


ダイヤモンドプリンセス4日目 花蓮

2015年06月22日 | クルーズ ダイヤモンドプリンセス 2014/6

花蓮港では、暑い中、民族舞踊のお出迎えです。

花蓮の一番の見どころ、タロコ峡谷へは昨年行ったので、ここも自由観光です。

港から花蓮市内までは、タクシー待ちの列で前に並んでい若いたカップルと相乗りで行きました。

台湾のタクシー代は日本の半額くらいの感じでしょうか、安いので気楽に乗れます。

でも、運転手さんは日本語はもちろん、簡単な英語も通じません。

台湾には日本語ができると人が多い、というイメージが有りますが、

そういう人は、戦前から戦中にかけて日本語で教育を受けた人ですから、

かなりのご高齢、今はもう滅多にお目にかかることはないようです。

唯一知っている日本語なのか「おみやげ、おみやげ」と連呼する運転手さんに地図を見せて、

やっと市内へ連れて行ってもらいました。

後で聞いたら、地図が読めない人も多いそうですから、ラッキーだったかも知れません。

相乗りしたカップルとは別れ、町の中をブラブラ歩きながら、

  松園別館(ショウエンベッカン)  へ向かいます。

 とにかく暑い。

 

花蓮は大理石の産地です。

贅沢な大理石の道

照り返す太陽が眩しいわ~

 

途中、如何にも旧い日本家屋がありました。

 

人が住んでいる様子はなく、廃屋一歩手前という感じですが、多少観光地化しているのか、

左側の奥のほうで、タキシードとウエディングドレスの新郎新婦が写真撮影をしていました。

本当の新郎新婦ではなく、雑誌か何かの撮影だったのかも知れません。

 

 

ここからしばらく歩くと、 松園別館に着きました。

 1940年代初頭に建てられた旧日本軍の指令所跡。

若いアーティスト達の作品発表の場として使われているようでした。

松園の名の由来、松の木の間から海を臨める、とても素敵なところです。

 

下調べなしの私たち、ここまで来て、あと10分も歩けば港だと気がつきました。

この後、忠烈祠へ行く予定だったのですが、

そのためには、この暑さの中、来た道を戻らなければなりません。

すぐそこに船が待っていると思うと、帰りたい、その気持ちばかりが募って、

足は自然に港への道へ。

汗だくになって歩きながら、ダイヤモンドプリンセスが見えてきたときの嬉しさは何とも言えません。

せっかくの観光の機会を無駄にしてるな~と思うものの、

いいんだ、私たちはこれで。


ダイヤモンドプリンセス3日目、ダンスデビュー

2015年06月21日 | クルーズ ダイヤモンドプリンセス 2014/6

昨夜はダンスのレッスンだったのですが、帰って来てから娘と長電話、

ワインを飲みながら話していたら、すっかり飲みすぎてしまいました。

といっても、300ccも飲んいないんですよ、情けないことに、それで二日酔いです。

 

さて、いよいよ ダンスデビューです。

昨夜は、華麗に踊る皆さんに圧倒されて、すごすごと尻尾をまいて脱げだしたのですが、

そのあとで、

「そんな気弱でどうする!この日のためにダンス教室に通ってきたと言うのに、

下手だっていいじゃないの、誰にも迷惑はかけないわ(多分)

だいたい、旅の恥はかき捨てというじゃない」と、己を鼓舞して

ダンスデビューを誓ったのでした。 

 

というわけで、いざ出陣です。

ダンスができるという場所は見たところ、4カ所あるようです。

 スカイウォーカーズナイトクラブでは、バリバリのロックが演奏されていました。

所謂ディスコの感じですが、ここはパス。

クラブフュージョンは、カラオケ大会などの会場にもなっていてダンスタイムに

なかなか巡り合いません。

エクスプローラーズラウンジではアトミックというバンドが生演奏しています。

とてもアメリカ的な印象のバンドで、ジルバで踊る曲が多いようです。

ホイールハウスバーは、ピアノと女性ボーカルのデュオの生演奏です。

ここは落ち着いていて大人のムードです。

 

ホイールハウスバー

 

ですが、ホイールハウスバーは、上手なカップルが多くて、昨日打ちのめされたところです。

無難なところで、エクスプローラーズラウンジから始めることにしました。

踊る人の数が多いので、人並みに紛れて下手も目立ちません。

半分はディスコのノリで、半分はジルバで踊っている人達の中へもぐりこみました

私達が踊れるジルバは、ジルバもどきですが、まあ、楽しければいいですよね。

1回踊ってしまえば、こっちのものです。

他人のことなんか誰も気にしません。

ここですっかりご機嫌になったあとで、大人のムードのホイールハウスバーへ。

優雅に踊る人たちの中で、雑草のように踊ってきました(笑)

でも、ワルツ、ルンバ、ジルバは何とかなりましたが、タンゴは無理で諦めました。

タンゴの時は休憩です。

それから夜毎ダンス通いで、夫の足の裏は釣りっぱなし

昨年あんなに通ったジムには一度も行きませんでした

 

 


ダイヤモンドプリンセス3日目 那覇

2015年06月20日 | クルーズ ダイヤモンドプリンセス 2014/6

3日目の朝、最初の寄港地那覇に着きました。

昨年は、オプショナルツアーで美ら海水族館に直行でしたが、

今回は自由観光します。

午後1時半が最終乗船時間ですが、その前に特設のイミグレーションで出国手続きがあります。

かなり忙しそうです。

 

ディナーではテーブルが決められていて、

私たちは、2人のお友達同士が2組、4人の若い女性と同じテーブルなのですが、

どちらのペアも、それぞれレンタカーを予約しているそうです。

一組のお嬢さんたちは、どこだかへ行ってダイビングまでする予定とか。

「時間、大丈夫?」と聞くと、

「ギリギリなんですけど、何とか頑張ります」と、無邪気に答えます。

若さですね~、この年齢になると、ギリギリだけど頑張るなんて冒険はできません。

私たちは、午後1時には港まで帰って来ようと思います。

 

私たちの観光は首里城公園です。

港からタクシーで、もよりのゆいレールの駅へ、首里駅で降りて歩きます。

これが遠くて遠くて・・・

いえ、実際は15分か20分なんですけど、気温が高く、階段も多いので疲れました。

 やっと着きました。

 とても綺麗です。

 

 

 

玉座ですね。

 

琉球王の王冠、豪華です。

 

素敵な木と石垣

 

首里城公園から 少し歩くと、石畳の道へ。

 とても風情があって素敵な坂道です。

降りて行くと大きな通りに出ました。

そこへ、まるで私たちを待っていたようにタクシーが横づけになりました。

タクシーがあまり通らないと聞いていたのですが、グッドタイミングです。

 

そのタクシーの運転手さんのお勧めで、公設市場へ。

カラフルな魚が並んでいます。

 

赤いのや青いのや、珍しい魚を食べてみたくて、市場2階にある食堂で、お刺身の盛り合わせを頼んでみました。

 でも、普通のお刺身ばかりでガッカリ、

かろうじて、左側のマグロとタコの間にあるのが青い魚、アオブダイだそうです。

きっと高いものなのでしょうね。

 

これは、驚き、もずくのてんぷらです。 

 ポン酢しょうゆでいただくのですが、とっても美味しかったです。

 

しま豆腐の揚げだし

しま豆腐というから、何か違うのだろうと期待していたのですが、美味しいけれど普通の豆腐でした。

いっしょにいただいたオリオンビールも美味しかったです。

 

その後少し町を歩いて、タクシーで帰ってきました。

出国審査も無事通過、ゆうゆう間に合いました。

最後の乗船客を待って、船は台湾の花蓮へ向かって出航です。

 

那覇では、時間が気になって食事らしい食事ををしていなかったので、

ホライゾンコートへ食べに行きました。

ホライゾンコートは、朝5時から夜11時半まで開いているビュッフェスタイルのレストランです。

朝食と昼食は、だいたいここで食べます。

ドレスコードがないので、フォーマルナイトで正装するのが面倒だという人は、

ディナーもここですれば問題ありません。

 

食事の後は、2度目のお洗濯をして、「社交ダンス教室・ラテン」に参加しました。

1,2,3,4、と前進、1,2,3,4、と後退、おお、簡単簡単

ところが、それを繰り返しながら、横へ行ったり廻ったりと、

だんだん複雑になって、難しくなって行くじゃないですか。

インストラクターったら、「the easiest dance をやりますよ~」って言ったのに・・・

那覇で歩いて疲れたのも相まって、へとへとです。

途中で失礼して、部屋へ戻ったら、バタンキュー。

夜のダンスデビューに備えてお昼寝です。

 

 

 

 

 


ダイヤモンドプリンセス2日目、フォーマルナイト

2015年06月18日 | クルーズ ダイヤモンドプリンセス 2014/6

クルーズ前半のフォーマルナイトです。

ドレスアップしてアトリウムに行ってみると、

シャンペンシャワーのためのタワーが、すでに出来上がっていました。

シャンペングラスを積み上げているところを見ればよかったわ。

 

新調したロングドレスとエナメルの靴。

昨年履いていた靴は、30年来の冠婚葬祭用の靴、履いている間に

内側がボロボロ剥がれて崩壊しました

 

あっという間に乗客が集まってきました。

 

シャワーの先頭を切るのはキャプテンです。

この後、希望した乗客の方々が続きました。

 振る舞いシャンペンをいただいた後で、ダイニングルームへ。

私たちはパシフィックルームです。

 

お食事が運ばれてくる前にパチリ。

 

タキシードの男性も数人見かけましたし、

蝶ネクタイの方もいらっしゃいましたが、夫は現役時代のスーツ、

殆どの男性はそんな感じです。

 

前菜だけど、なんだったかな~

美味しかった記憶はあるんだけど…

 

これは好き。

ニョッキのような感じです。

お食事の後、恐る恐る、ダンスフロアーに行ってみました。

何組かのカップルが華麗に踊っています。

皆さん、あまりにお上手で、私たちの踊りたい気持ちは一挙にしぼみ、

すごすごとお部屋に引き揚げたのでした

 

 

恒例のお絵かきです

目に着いた素敵な装いの方々を思いだしながら描いてみます。

外国人客がとても多かったのですが、さすが、パーティー慣れした人たち、

ドレスアップの装いも日本人とはちょっと違います。

黒いドレスの方は、ミランダ・カーかと見まごうばかりの北欧系美女でした。

長い脚がため息が出るほどきれい。

その前を歩いていたのはお母さん、彼女の3倍の体重が有りそうでした

二人並ぶと、ちょっと悲しいものが…

右の金髪の方のドレスはとても素敵なのですが、絵に表せません。

トップの部分はラインストーンビッシリのシルバーで、とっても豪華で華やかでした。

 

 

 


ダイヤモンドプリンセス2日目、終日航海日

2015年06月17日 | クルーズ ダイヤモンドプリンセス 2014/6

終日航海日は文字通り一日中航海する日です。

観光がないことで、行動派の人は一日分勿体ないような気がするかも知れませんが、

私はこの日が好きです。

何もしなくていいって、とてもゆったりした気分になれます。

船内では幾つものイベントが用意されていますが、参加しても良し、しなくても良しです。

まずは、船内新聞プリンセスパターを読んで情報を収集します。

字が小さくて読めませんが、これだけたくさんのイベントが用意されているということで。

例をあげてみると、

基礎のデジタル写真セミナー、

1000ドルの宝探し(参加しましたが、商品は当たりませんでした)、

紙飛行機チャレンジ、ラインダンス教室、卓球トーナメント、

ズンバフィットネス教室(昨年参加しました、かなりハードです)、

世界各地からの宝石イベント(とっても危険な匂い、勿論参加しません)

ジャックポッドビンゴ(テーブルでご一緒のお嬢さんがはまっていました)

盆踊り教室(外国人客が多いからでしょうね)

ハワイアンフラダンス教室、(5分程参加しました)

ゴルフパッテイング etc etc

とても書き切れません。

そんな中からそれぞれ興味のあるイベントに参加します。

 私たちもあれこれ印をつけてあったのですが、結局殆ど不参加でした。

 

早速ジャグジーに入っている人たちもいます。

けっこう気温が低い日だったので、温泉気分に浸れたのではと思います。

ジャグジーはわかるとして、プールに入っている人達や、

デッキチェアに水着で寝そべっている人にはビックリ。

すべて白人でした。

寒がりのアジア人にはとても無理。

白人ってスゴイ(笑)

 

この日はお洗濯をしました。

前泊をいれると3日目ですから、一度しておきたかったのです。

ランドリー使用料は、洗濯、乾燥に各3ドル、合計6ドルです。洗剤は1ドルだったかな。

私たちは洗剤を持って行っていたので6ドルで済みましたが、昨年は確か両方で4ドルでした。

値上がりしているのね。

今回はブラ用の洗濯ネットを持っていきました。

昨年、ブラからパットが外れて片方を洗濯槽に忘れてきたという失敗があったものですから。

 

昨年は、赤肉メロンが美味しくて、一日に何度も

ビュッフェ形式のホライゾンコートに食べに行っていました。

今年は、そのメロンがありません。

白肉と青肉のメロンがあるにはあるのですが、多少甘い大根みたいな感じで、がっかり。

仕入れ係が失敗したのかしら・・・

 

さて、今夜は1回目のフォーマルナイトです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


ダイヤモンドプリンセス乗船

2015年06月16日 | クルーズ ダイヤモンドプリンセス 2014/6

さて、いよいよ乗船です。

神戸港ではすでにダイヤモンドプリンセスが巨体を横づけさせていました。

これに乗るんだわ~と一挙に気持ちが高まります。

スタッフが手慣れた感じで、乗船手続きは滞りなくすみ、お部屋へ。

今回は、節約して海側窓付きの部屋です。

昨年と同じ「バルコニー付き」にしようかと悩みましたが、二人で10万円の差は大きいです。

「海側窓付き」には「一部視界が遮られる」部屋もあって、いくらかお安いのですが、

ここは迷わず視界が遮られないほうにしました。

 大きな鏡が広く見せています。

 

 クローゼットには十分なハンガーが備えられています。

鏡の裏は収納棚になっていて、そこには救命胴衣と金庫もありますが、

持って行った衣類などはすべてこのクローゼットに収まりました。

 

そろそろ午後5時半、出航の時間です。

デッキに出てみると、たくさんの人が見送りに来ていました。

親戚やお友達が乗っているのでしょうか。

 

 大きな太鼓の迫力ある演奏が素晴らしかったです。

 

大海原へ乗りだします。

乗客の半分が食事中のせいか、デッキに出て居る人はそう多くありません。

 

お日様の輝きに見守られて、いざ、出航です。 

 

今回は、船内では食事の写真をほとんど撮りませんでした。

メニューが昨年と大差なく感じたのと、お皿が変わるたびにカメラを出してパチリが億劫でした。

でも、ブログを書いてみると、ここは食事の写真よね~、じゃなきゃ閉まらない。

やっぱり撮れば良かったと少し後悔しています。

 

 

 

 


乗船の前に、鉄人28号

2015年06月15日 | クルーズ ダイヤモンドプリンセス 2014/6

行ってきました。

巨大鉄人28号です。

JR新長田駅南側、若松公園内に設置されています。

横に立っている人と比べてみてください。

身長18メートルとか、本当に大きいです。

少し前のテレビで見たのですが、

これだけの巨大で重い物体を2本の足だけで立たせるのは至難の業で、

超高度な技術が必要だそうです。

「北海製作所」という、大阪府岸和田市の金属加工会社が制作したそうですが、

凄い技術ですよね。

 

駅前の明石焼き専門店でお昼

明石焼きは、玉子でできたタコ焼きって感じかな~中はふわふわです。

麺つゆのような御出汁でいただきますが、薄口しょうゆを使っているんでしょうね、

色は薄いのに塩味が濃いです。

 

時間が前後しますが、日本3代大仏のひとつだという

能福寺の兵庫大仏様を見に行きました。

他の2体は奈良の大仏様と鎌倉の大仏様ですが、そのお二方と比べると、知名度が今一かも...

 

さて、いよいよ乗船です。

 

 

 

 

 


ダイヤモンドプリンセスに乗ります 3

2015年06月04日 | クルーズ ダイヤモンドプリンセス 2014/6

中国の長江で客船が転覆しましたね。

そして、真っ先に助かっていたのが船長と機関長。

どこかで聞いたような話です。

風に煽られたからというのですが、船は改造に改造を重ねていたとか。

人災の可能性大ですよね。

400人余りの人たちの安否が不明だとか、

転覆した船の中のわずかな空気だまりで生きている人が、少なからずいるようです。

早く救助してあげてほしいです。

 

さて、私たちのクルーズですが、神戸発着です。

神戸までは自分で行きます。

飛行機のチケットは、私たちの強~い味方、マイレージで取りました。

でも、マイレージの場合、マイレージ枠というのがあって、席数が限られます。

それで、当日の便がとれず、前日の5日、明日の早朝の便になりました。

前泊することになりますが、午前中に神戸に着くので、

2本足だけで立つという、巨大鉄人28号を見に行く予定です。

夜は神戸牛を、な~んてありません。

節約節約、コンビニでおにぎりでも買います。

翌日からはご馳走三昧ですもん。

それでは、行って来ま~す

 

 

 


ダイヤモンドプリンセスに乗ります 2

2015年06月03日 | クルーズ ダイヤモンドプリンセス 2014/6

お正月に娘とお買い物に行った時、東急の東京ソワールでバーゲンをしていました。

そこで、フォーマルナイトのためのロングドレスを衝動買いしてしまいました。

30%オフだったんだもん。

これから何回着る機会があるかわからないけれど、

せめて、体型のせいで着られなくなるという事態は避けたいものですわ(

 セットのジャケットも勧められたけれど、着ないので買いませんでした。

残ったジャケットは売れないだろうな~

 

ラメラメのショールを羽織るつもり。

昨年着た黒と白のドレスは、遂に背中のファスナーが上がらなくなってしまいました。

昨年でもかなりピンチだったから、仕方がないわ。

確実に横に成長しているのね

 

2度目のフォーマルナイトは、昨年と同じ、キラキラドレス

こちらは何とか大丈夫

このドレスにはこのバッグを合わせようかと思います。

2年くらい前に、ヤフオクで一目ぼれして落札しました。 

昨年は、あまりに派手なような気がして持って行きませんでしたが、

今年は持って行きます。

おばさんに怖いものはないのよ

 

 

すでに、下着やら靴やら、定番の持ち物を詰めたスーツケースを一つ、宅配便で送ってあります。

これから、当日引っ張って行くスーツケースの荷づくりをしなくっちゃ。

持って行く服って、最後の最後まで悩むのよね。