喝! ~since 2005~
ごく普通の日記と、旅行・登山・資格試験・家庭菜園などの個人的備忘録
 



四国4県旅行の2日目、今日は子供のパラダイスであるアンパンマンミュージアム・日本三大鍾乳洞である龍河洞、坂本龍馬の像がある桂浜を観光地、道後温泉へ泊まります。徳島から高知までは結構距離があるのでこの日は朝9時の出発を目指し皆早起きです。


宿泊しているあわの紗の屋上に展望台があり景色が一望できるということで、見てきた。あわよくば日の出も見れたらいいなと思ったが、雲が多かったのと、そもそもこの山間部では日の出は見れないですね。

6:06 展望台からの眺め

今日は奥に見える高速道路に乗って高知に向かいます。


温泉がとてもよかったから朝にもう一度は行ってきました。するとちょうど父が居て、昨日は風呂に入らず寝てしまったとのこと。あの鳴門海峡の潮風を浴びてベタベタのままよく寝れるな^^;GWは山でも登りたいねなんて話をしながら、温泉に浸かる。やっぱりこの温泉いいですね。

朝食 7:40-8:40

早々に朝食会場に向かおうとしたが、朝早いのは子供にはなかなかきつい。りっくんにスポンジで顔をこすられて起こされる陽菜。それでも起きません。何とか起こして連れていきます。


ここの朝食は種類こそ少ないなと思っていたが、、後からどんどん出てきて、しかもスタッフがテーブルを回っておいていくから、食べきれなくなった。パスタとかピザ、フレンチトーストなど炭水化物が次から次へと出てくるんだもんなぁ。どれもおいしかったので、最初に料理を取りすぎないほうがいいかもしれません。


9:05チェックアウト。旅館は古かったけど、スタッフの方はいい人ばかりでした。何より温泉の泉質が素晴らしかったです。かずら橋や大歩危小歩危の観光拠点としてもいいロケーションだし、露店風呂があればまた来たい!


ここから高知までは高速使って1時間半。コンビニで飲み物やおやつを買って準備OK。まずはアンパンマンミュージアムへ。これまで、横浜仙台名古屋のものは行ったことがあるが、どこも同じような感じだった。でも、ここ高知はやなせたかしのふるさとであるし、写真で見るとちょっと他とは違う感じだったので楽しみです。



⑧アンパンマンミュージアム(10:55-12:40)

こんなのどかな所にあるの?」が第一印象。他のアンパンマンミュージアムは人が多いところに建っている分、最初からインパクトがあった。建物もこじんまりとしています。入場料700円は他のミュージアムに比べて格安。


外にはアンパンマンのオブジェがたくさんあって、子供も喜んでます。ここで記念撮影は必須でしょう。


建物の中へ。やなせたかしの故郷だけあって、格言とか表彰状とか他の地域のものでは見られないものがたくさんあります。子供だけじゃなく大人が見てもなるほど~って感じです。


地上階だけかと思っていたら、地下もある。ここは子供向けの世界って感じ。ちょっと迷路みたくなってて面白いです。外観以上に広いと感じます。


2階へ。アンパンマンに関する歴代のおもちゃの展示。自分も小さい頃はアンパンマンにお世話になったものです。自分が昔父母に買ってもらったアンパンマンの顔をレンジで作って食べられるセットもあり、懐かしくなりました。この瞬間他のアンパンマンミュージアムよりこっちのほうが楽しいと思いました。ドキンちゃんの顔の変わり様も要チェック!w


さらに階段を登っていきます。地下1階まで何も遮るものがないから高度感がすごい^^;下にはスタンプラリーが設置されていて人がいる確率が高いので、くれぐれも物を落とさないように


最上階にはアンパンマンのマーチの原稿が。元々は違う歌詞が当てられていて、赤字で修正されたものが今の歌になっている。こんなものまで見れるとは!大人になってから見ると、実は作品の深さに気づかされることがありますが、アンパンマンの誕生秘話とか今見てみると、子供のころは気づかなかった発見がいろいろあるものですね。


アンパンマンバルーンをバックに記念撮影。


こんな感じで他のアンパンマンミュージアムにはないものがたくさんあったし、大人が来ても楽しかったです!ここを出るころにはやなせたかしファンになっているかもしれませんよ?


ショップで自分が持っているバッグと同じものが売っていることに気づいたりっくん。多分仙台か名古屋で買ったんだろうな、うれしかったようだ。母にお土産を買ってもらった、ありがとう!


外へ。ブルーベル絵本館がちょっと離れた所に併設されていて、子供が公園で遊んでいる間ちょこっと行ってみることに。


中にはやなせたかしの作品がズラリと並んでいて、こんな絵が上手だったんだなというのを初めて知った。アンパンマンはやなせたかしの作品のほんの1つに過ぎないということか。


ブルーベル絵本館の近くには、アンパンマンのキャラクターが集まっている公園が。でも場所が奥にあって分かりにくいからか、人が全然いない。。なぜここに作ったんだろうか?
おっと、大分長い時間取ってしまった、そろそろ次の龍河洞に向かうか。


山を越えてショートカットする道を選んだが、そこはひどく狭い道だった。エルグランドでは横幅ギリギリだし、他の車が前から来たらどうしようかと思ったが、運よくすれ違うことはなかった。いやぁ、慣れない車で慣れない道を進むもんじゃないですね。


山道を抜けてようやく到着。回り道したほうが早かったんじゃないか?でも途中発見した棚田は見ごたえあって、一同、「お~」っと感嘆したのだった。




⑨龍河洞(13:05-14:40)

駐車場からは店が両サイドに並ぶ通りを歩いて行きます。終日と土曜日の間とはいえ金曜なんだが、ほぼシャッターが閉まってる。土佐の名物芋けんぴや刃物を売っている店が多かった。


商店街を抜けると目の前に階段とエスカレーターが。これは迷わずエスカレーターを選ぶだろう!これを登りきったところが入洞口です。


入洞はJAFの100円割を使って一人1000円。入口は意外とこじんまりしてる。標準で30分くらいらしいが、狭く濡れているところが多いから子供は絶対トイレに行っておいたほうがいい。受付のかたも気さくで、入り口で写真を撮ってもらった(TOP写真)。ありがとうございました。

洞内散策 13:24-13:59

洞窟の中は最初は左手に小川が流れ、常時狭い隙間を歩いていく感じ。秋芳洞龍泉洞に比べて観光スポット感が薄く、自然に近い形で公開されていると思った。


そして階段が多いのも特徴。ビル20Fくらいまで上るらしい、全部で何段あるんだ!?左上の写真は飛龍の滝。洞窟の中の滝って音がザーっと響いて心地よいです。


と思ったらもっと大きな滝がすぐ出てきた。こちらは記念の滝という名前らしい。なんの記念だ?記念写真を撮れということか?なら撮っておこう。洞窟の中で何度か滝はみたことがあるが2つあるのは初めてかも。


滝を過ぎたあたりから様々な形の鍾乳洞が次々と出てくる。これはすごい、三大鍾乳洞はこうでなきゃ。


竜宮殿のちょい後あたりの鍾乳石。洞窟好きとしてはしびれるほどの鍾乳石。自然の神秘はすごいです。


せかせか進んでいく父と、じっくり見学派の母。自分もじっくり見学していったが、陽菜たちは大分先まで行ってしまったようだ。母はライトアップされた鍾乳洞より、むしろ天井とか見て「すごいなぁ」と言っていた。確かに天井のうねりとかも見ごたえがあって、こういうところもじっくり見ると30分じゃ足りないだろう。ちなみに洞内は年間通じて約15℃。それなりに動くと暑くなるからか扇風機まで完備されていた!


基本狭い龍河洞の中で数少ない開けた空間。この鍾乳洞の総合力はすごい(バラエティに富んでる)と思った。


終盤にパンフレットなんかにも書いてある神の壺と呼ばれる鍾乳石がある。これと同じものができるか実験してもう82年になるんだそうだ。面白いことに、壺のようなものができかかっていた。とはいえ自分が生きているうちは残念ながら完成を見られそうにありません^^;


出口から出てしばらく進むと、父が刃物を店員に勧められていた。なんでも切れ味自慢で、全国から注文が来てるんですと伝票の束を持っている。この時点であまり信用ならないんだが^^;まぁ切れ味がいいのは良いことばかりでなく、怪我もしやすいし、また野菜とかちょっとした肉を切るくらいで別に刺身包丁とかは特に必要はないので話を聞くだけ聞いて失礼させてもらいました。


かなり長い距離歩いて龍河洞博物館へ。見どころたくさんです。


さらに鳥の博物館へ(臭いがするから入るのはためらったが)。。ここでは人間のエゴがもたらした動物の悲劇が!尾長鶏という尾が長い鶏が展示されていたが、なんとこの鶏、狭い箱の中に閉じ込められてほとんど動けないでいる。どうやら尾っぽを長くするにはこの体勢で飼育する必要があり、この長い尾っぽになるまでこの状態で飼われているのか?と思うと、かわいそうになる。きっと尾の長さを競うコンテストなんかがあって、そこで優勝するためとかに人間はこの鶏を飼っているんだろうか…うーん、て感じです。


ちなみにりっくんに、この鶏がおいしいから揚げになるんだよ?と教えたら、「かわいそう」って言ってた。ちょっとずつこういうのも教えていかないとな。

ということで、これで日本三大鍾乳洞を制覇です。おめでとう、自分!
龍泉洞も秋芳洞も5年以上前になるが、記憶をたどるとやっぱり一番すごかったのは秋芳洞。龍河洞は秋芳洞とは対極にあって、狭い空間で、でも一番自然に近い形で残っている三大鍾乳洞だと思いました。龍泉洞は観光地化がすごい。イルミネーションもギラギラ。でも地底湖という他の三大鍾乳洞にはない資源もあり、それぞれの鍾乳洞が違う魅力を持っているなと思いました。


桂浜に向かう道中、ちょっと小腹が空いたので地場のスーパーに乗り込んで買い物。結局パンを買ってしまったが。。あんまり食べると夕食食べれなくなっちゃうからな。。




⑩桂浜(15:40-16:35)

桂浜の駐車場に到着。毎回駐車するとき思うが、車体が大きいからかスペースが狭い…(次の日最も狭いと感じる場面が訪れる)。スライド式のドアならまだいいが、運転席は開閉式だから結構隣の車との距離がね。。


お土産屋がたくさんあるが、それは最後にということで、長い階段を上っていきます。りっくんを途中から抱っこして上がっていったら「自分で上りたかった」と泣き出したので、わざわざ最初に戻って上り直したのだった。余計なことはするもんじゃありません。


階段を上りきると坂本龍馬像が!立派だ。こんなに大きいとは思っていなかった。


享年三十三歳ということで、自分より若くして亡くなっているがこれほどまで後世に名を残すとは。偉大なお人だ。午後の西日がまぶしく印象的だった。


桂浜へ降りてみる。鳴門海峡の海とは違って非常に穏やかな陽気で落ちついた海でしたが、近くの看板によると変わりやすい海ということで、天候によっては注意が必要なんだろう。


子供は砂浜に走っていきます。うわぁ絶対靴に砂入るなぁ。


海をバックに写真を何枚か撮る。陽菜はハート形の石を見つけて喜んでました^^


遠くに神社が見えるが、去年の台風の影響で工事中らしい。ネットで見る限りきれいなところだから行ってみたかったわ。


さて、時間がちょっと押しているのが気になる。今日は道後温泉に泊まりますが、桂浜からは2時間半くらいはかかりますからね。あまり遅くなると夕食が食べれなくなるのでそろそろ行きますか。ということでお土産屋へ。明日道後温泉街を歩くのでその時でも買えるが、讃岐うどんなど一のお土産を購入。てか、時間ないのにお土産屋をはしごしないでくれ~。


高知の街を運転。ただいま高速道路の建設真っ最中のようだ。はりまや橋の看板があり、ちょっと寄っていこうかなとも思ったが時間がないから仕方ない。日本三大がっかりスポット(他に札幌時計台、長崎おらんだ坂 ※諸説あり)として有名ではありますが、それだけに見れなくてもがっかりですな。


高速道路だけで2時間以上。1日の終わりにこれは眠くなります。石鎚山SAでコーヒー休憩。みんなはぐっすり寝ていてくれ。


眠気も覚め、夕焼けを楽しみながら松山到着。松山の街は車線も多いし、路面電車も走っていてかなり運転がやっかいだった。何度か道を間違え、何とか本日の旅館「茶波留」に到着!



⑪茶波留(19:05 チェックイン)

フロントで道後温泉本館の入浴チケットをもらって部屋へ。夕食は19:30が最終と思っていたが、20:00からでも大丈夫らしい。夕食後道後温泉本館に行きたかったので、19:30からにしておいた。


部屋は811・812号室。今日は陽菜のばあちゃんとじいちゃんと寝たいというリクエストに応えて、人数を3人ずつに分けています。そしたらりっくんもばあちゃんと寝たい!らしい。母大人気ですね、うれしそうです。陽菜が浴衣に着替えたいというのでお着替え。そしたらりっくんも着たいらしい。姉さんの真似してるのか?りっくんはこれが初浴衣だと思います。


では夕食会場へ。


夕食(19:40-21:15)

間接照明で雰囲気の良いお部屋に案内されました。和会席ということで、1品ずつ料理が運ばれてきます。


メニューはこんな感じ。どれも味付けはそこそこに、食材が活かされていておいしかった。鯛めしはお茶漬けにもできますが、2日連続やな。


子供はお子様ランチだがお菓子を食べたからかあまり食べない。特にハヤシライスは2人とも手を付けないものだから、結局自分が。。もう腹がはちきれそうだってのに^^;子供の料理を頼むのはこれだから怖いんだよなぁ。

ゆっくり食べて1時間半くらいかかりました。これから風呂に行くと何時になってしまうのか!?


ということで部屋に戻って急いで準備。外に出たらなんと寒いこと!昨日までの暖かさが嘘のようです。これは長い時間いたら風邪ひいてしまう。




⑫道後温泉本館(22:00-22:50)

とはいえせっかく来たんだから夜の道後温泉も少しは見て行かないと!こちらがかの有名な道後温泉本館です。千と千尋の神隠しの油屋のモデルとしても今や有名ですね。ちなみにこの時間でもかなりの人で溢れています。受付は裏手になると看板があるので、回ってみると…


何とそこには行列が!この時間でこんなに??想像以上の人気スポットでしたね。しかも寒い中待っていなければならないのでつらかった!これじゃ入れてもイモ洗い状態だろうな。入口近くなったらスタッフが出てきて22:30が最終入場なので、「長い時間は入れませんがいいですか?」と聞かれた。多分時間があったところで混雑していて長く入ってられないんじゃないだろうか?


そして、ようやく館内へ。ここから先は撮影禁止となっているので写真は撮れないが、中の様子としては思った通りイモ洗い状態。お風呂の淵にずらりと人が並んでいる状況です^^;石造りの浴室に砥部焼の陶板画が飾られ、大きな円柱形の「湯釜」と呼ばれる湯口が鎮座する浴槽とホームページには書いてあるが、まぁ子供がいると忙しくてあまりゆっくり見てる暇もなかったですね。洗い場はうまく確保できたけど、りっくんと父と兼用。注意しなければならないのはシャンプーや石鹸がないこと。タオルがないのは認識していたが、これじゃ頭も体も洗えないやん!ということで、誰かが置いて行った石鹸を使って洗ったのだった。ちなみに泉質は単純泉でこれといった特徴なし?湯も熱すぎずだったので、りっくんも温泉に浸かってくれた。道後温泉に来たら記念にとりあえず入っておくという感じだったな。ちなみに石鹸やシャンプーは受付で50円で購入可能。事前に知っておけば…。


ちなみに温泉の入り口には火の鳥が飾られている。周りの建物は旅館とか、割と近代的なんだが、この本館だけが別格で古いまま保存されている感じだった。まさに道後温泉のシンボルですね。


本館付近から見た茶波留。遅い時間になってしまったが、旅館から近いところにあったので助かりました。


宿に戻ったらもう23時近く!早く寝かさないと、子供は父母の部屋へ移動。しばらく声がしていたが…。多分23時台には寝たんでしょう。父母のいびき大丈夫だったろうか?自分は茶波留の屋上にある露天風呂がきれいだと聞いていたのでそちらに入ることにしました。

旅館の露天風呂 23:25-23:50
浴室内撮影禁止と張り紙があったので撮りませんでしたが、屋上の露店風呂からの景色は期待通り素晴らしかったです。松山は夜中でも明るいですね。たらい型の風呂入って、空には満月。なんてきれいなんだ…、疲れが吹っ飛びました。


出るころには24時近かったので道後温泉街も静まり返っていたと思います。最上階から見た道後温泉本館とハイカラ通り。道後温泉いいところだなぁ。この宿もすごく落ち着くし、明日はチェックアウトギリギリまで宿でゆっくりするか~。


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