◎あるべき占星術の姿
これまでの失われた占星術の技法を見ると、天文学の発達や天体望遠鏡の機能向上とは裏腹に古来のテクニックを喪失し、片輪走行みたいになっている占星術の現代の姿がイメージできる。
いまや占星術は、現実の天球図とは異なる仮想の出生天球図でイメージされた人物像でもって占断を下すという、高度にインスピレーションを要する技になっているようだ。
ストーンヘンジやピラミッドが占星術のステーションだったという気は毛頭ないが、もともとあった占星術の姿はこのようなものだったと思う。
1.毎日肉眼や機器で惑星および主要な恒星の位置を観測、確認する。
2.恒星の位置に合わせた、黄道星座つまりサイデリアル黄道帯を使用する。
3.公的生活、外的生活は上半球(7~12室)、内面活動は、下半球(1~6室)だが、内面活動の見方については、冥想修行の可能性を見ることをメインとしてホロスコープを用いる。
4.惑星の動きだけでなく、一等星など恒星の影響についても解釈を加える。
5.占星術師は少なくとも悟っていること。占者が、何が善で何が悪かわからなければ、占断以前ではある。
こうしたものであれば、占者の高度なインスピレーションでもってホロスコープのずれを補正するみたいな負担は最小限にできるのではないか。
そうは言っても、ホロスコープでのんびり「その人にあった生き方、ライフスタイル」なんかをアドバイスすることで何とかなる時代は終わった。いまやその人が正しく生きているかどうかそのものが問われている時代となってしまった。
これまでの失われた占星術の技法を見ると、天文学の発達や天体望遠鏡の機能向上とは裏腹に古来のテクニックを喪失し、片輪走行みたいになっている占星術の現代の姿がイメージできる。
いまや占星術は、現実の天球図とは異なる仮想の出生天球図でイメージされた人物像でもって占断を下すという、高度にインスピレーションを要する技になっているようだ。
ストーンヘンジやピラミッドが占星術のステーションだったという気は毛頭ないが、もともとあった占星術の姿はこのようなものだったと思う。
1.毎日肉眼や機器で惑星および主要な恒星の位置を観測、確認する。
2.恒星の位置に合わせた、黄道星座つまりサイデリアル黄道帯を使用する。
3.公的生活、外的生活は上半球(7~12室)、内面活動は、下半球(1~6室)だが、内面活動の見方については、冥想修行の可能性を見ることをメインとしてホロスコープを用いる。
4.惑星の動きだけでなく、一等星など恒星の影響についても解釈を加える。
5.占星術師は少なくとも悟っていること。占者が、何が善で何が悪かわからなければ、占断以前ではある。
こうしたものであれば、占者の高度なインスピレーションでもってホロスコープのずれを補正するみたいな負担は最小限にできるのではないか。
そうは言っても、ホロスコープでのんびり「その人にあった生き方、ライフスタイル」なんかをアドバイスすることで何とかなる時代は終わった。いまやその人が正しく生きているかどうかそのものが問われている時代となってしまった。