お城好きな私はルートヴィヒ2世が建てたヘレンキームゼー城にも行ってみたかったけれど、このお城はキームゼーにあるヘレン・インゼルという島にあるので、なかなか行く機会がなかったけれど、この夏、行ってきた。
島に行くためには船に乗らないといけないけれど、船着き場は6か所。このうち、プリーン(Prien)は電車の駅もあり、船もたくさん発着するメインの船着き場。私たちはキームゼーの南にホテルを取ったので、Uebersee/Feldwiesというところから船に乗った。ここからヘレン・インゼルに行く船は1日に
4本
あるのみ。朝一番が10時だったので、それに乗り遅れないために
9時半
には船着き場に到着した。駐車場はあるけれど、それほど大きくないので、早く来て正解だったと思う。10時が近づくと、50人以上の人が集まった。チケット売り場は船着き場にはなかったので、『乗るときにチケットを買うと時間かかるね』と思ったけれど、船が出発してから船の中でチケットを買うシステムだった。
さて、ヘレン・インゼルに到着し、お城のガイドツアーのチケットを購入した。ソクチくんが購入したらドイツ語のツアーだったので、英語のツアーに変更してもらった。受け取ったチケットを見たら
ヘブライ語
となっていた…
事前に調べた限り、ドイツ語と英語のツアーのみだったけど、ヘブライ語って。
ツアーの時間まであと20分ほどだった。船着き場からお城までは15分くらいとのことだったので、『あまり時間ないね』と言いながら歩き始めた。ソクチくんが『トイレに行きたい』と言い出したので、速足で歩き始めた。
林の中を歩いていくと、突然お庭とお城が現れた。写真を撮ろうとしたらソクチくんが、『僕、トイレに行きたいんだけど。写真は帰るときに撮ればいいよ』と言い出した。私もツアーの前にトイレに行きたいし、と思い、写真は諦めた。
ツアーの入り口はツアーごとにどのゲートに並ぶかが電光掲示板に示されていた。が、
開始まであと数分の時点で変更
になった。
気になったのは、英語のツアーとドイツ語のツアーの間に
11:28 中国語
とあったこと。28分って…
ツアーは英語だったけれど、日本語で説明してある紙をもらうことができる(ツアーの最後で『もしよければ返してくれる?』と言われる)ので、よく理解できた。
お城は、一言でいうと、どこまでも
ルイ14世リスペクト
という感じだった。ルイ14世の絵や騎馬像などが飾られ、ヴェルサイユ宮殿にある鏡の回廊を模したもの(でも
オリジナルよりも長い
)があったりと、あちこちでルイ14世を感じることができる。
食堂には、マイセンのシャンデリアやつぼ、バラが飾られていてそれはもう、素敵すぎてため息が出る。
ツアーが終了したあとも少し見学できるところがあり、出口付近に浴室があった。
6万リットルのお湯
を入れることができる大理石の浴槽があった。浴槽というよりはプールでは…
天井にはピンクと青色のベネチアのムラノガラスでできているとてもかわいらしいシャンデリアがあった。
ツアーが終了し、さて、庭に出ようか、と思ったら、ソクチくんが『
お腹空いた。レストランに行こうよ
』と言い出した。レストランは船着き場の比較的近くにある。
…いつ写真撮るんだよ!と怒ったら、『あ、博物館がある。行ってみようよ』と話をはぐらかされ、ルートヴィヒ2世博物館へ。
内部はミュンヘンのレジデンツやルートヴィヒ2世が建てたもう1つのお城・リンダーホーフ城の部屋を模した展示などがされていて、興味深かった。ルートヴィヒ2世のデスマスクもあった。
写真はリンダーホーフ城の寝室のコピー。
博物館を見学した後、無事に庭で写真撮影をした。
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