徒然留学日記

30にしてドイツ留学を思い立ち、その後結婚。日々経験したこと、感じたことをつづっています

クリスマスパーティ

2008-01-27 19:20:00 | Weblog
時は戻ってクリスマス前。バイトで行っている研究室のクリスマスパーティに行った。参加者には料理1品と

5ユーロ以内でクリスマスプレゼント

を用意することが求められていた。

その前の年のクリスマスパーティで、友達が「自分で彩色できる白い花瓶」をもらってきた。通常この花瓶、色をつけるための絵の具もセットになっていて、好きな人には喜ばれる1品。が、友達がもらってきたのは、

絵の具が抜かれていた

多分、普通に買えば5ユーロ以上はすると思うけれど、絵の具が抜き取られているってどうよ。そして、絵の具が抜き取られている代わりに

中国のキーホルダー

が入っていた。もう、「クリスマスプレゼント」というよりは「余剰品を出した」と言うほうが正解かも、という感じだった。

なので、私は期待せずにパーティに参加した。

クリスマスプレゼントの配布は、
パーティに参加するときに番号の書かれている紙を受け取り、幹事の言う番号と自分の持っている番号が合えば、並べられているプレゼントの中から好きなものを選べる、というシステム。早く呼ばれれば呼ばれるほど、多くの選択肢の中から選ぶことができる。

が。
プレゼントを選んだ人はその場で包みを開け、何が入っていたかをみんなに見せる。そして、後から呼ばれた人は

前の人が選んだプレゼントを横取りできる

つまり、後から呼ばれた人は、「あ、あれいいな」と思ったら、それをゲットできる。プレゼントを横取りされた人はまた並べられているプレゼントの中からプレゼントを選ぶ。

最初に呼ばれた女の子が選んだのは、チェス。これが大人気で、持ち主が次から次へと代わっていった。で、その女の子がチェスを横取りされたとき、並んでいるプレゼントから次に選んだのは壁時計。これも意外に人気で、彼女はこれも横取りされた。で、彼女がその次に選んだのは大きい(長さ50cmくらい)のペッパーミル。結局これも横取りされた。

次から次へと横取りされるプレゼントを選んだ彼女はすごい、と思った。

面白かったのは、教授が学生から手帳を横取りしたとき。学生が並べられているプレゼントの中から選んだのは

まったく同じ手帳

私が選んだのは電卓。あんまり使い道ないな、と思い、「使う」と言った男の子にあげてしまった。友達が選んだのは

日めくり数独

私はまぁまぁかな、と思ったけれど、彼は気に入らなかったらしい。
今回のプレゼントの品々を見て、全体的によかったように思う。と言うことは、その前の年の友達の「絵の具が抜き取られていた花瓶」は

稀に見る大外れ

だったのでしょう。

このパーティ、ドイツ人の教授(?)がバグパイプ演奏(トークも面白い)をしたり、別の教授が「ダンス教えるよ」などと言ったり、すごく面白かった。バグパイプはこんなに間近で見たのは初めてで、「あぁ、こうなっているのね」と見ることができてちょっと勉強にもなった。


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