ハープのレッスンはもちろんお休み中。最後のレッスンは2月末だった。なぜなら先生の本業のオケが3月に入ってすぐに
ヨーロッパツアー
に出たから。ツアーでは、イタリア、スイス、フランス、スペインでコンサートが予定されていた。「こんな時期にイタリアを含むヨーロッパツアーに行くなんて!先生が戻ってきてからのレッスンはどうしよう」と思っていた。
2月末の時点では、ミラノを含む北イタリアが感染の可能性の高い地域に指定されていた。イタリアでのコンサート開催都市は、感染の可能性の高い地域ではなかったけれど比較的近く、「もしかして
ミラノの空港を使う?
」と思ってドキドキしていた。感染の可能性の高い地域からドイツに戻ってきて、症状のない人は2週間の自宅待機が要請されているけれど、コンサート開催都市は感染の可能性の高い地域ではないから、自宅待機は不要だけれどミラノの空港を使ったらだめだよね?などと考えていた。
結局、コンサート予定日の2日前にコンサートのキャンセルが決まった(イタリア政府の指示でコンサートホールが閉まった)。その時、先生のオケは
マドリッド
にいた。「マドリッドも感染の可能性の高い地域には指定されていないけれど、感染者増えているよね」とドキドキしていた。
ちなみに、3月中旬過ぎまでには、先生たちがコンサートをした都市はすべて
感染の可能性の高い地域
に指定された。
先生たちは無事に戻ってきたけれど、私は、イースター明けまでレッスンをお休みしたいことを先生に伝えた。レッスンに行かないと
練習しない
ので、早くレッスンに行きたい。