徒然留学日記

30にしてドイツ留学を思い立ち、その後結婚。日々経験したこと、感じたことをつづっています

オフィスのPC

2008-05-16 04:04:13 | 勉強
研究室ではもちろん、1人1台PCを貸し与えられている。私が使っているPCは研究室の中で最も古いPCの1つ。使えないことはないから、古くてもいいけれど。

私はPCシステムに関しては詳しくないからよく分からないけれど、個人のハードディスクのほかに、共有のディスクとサーバーがあり、それらにデータを保存することができる。

私が使っているのは約30日分の衛星データ。去年は解析ソフトの都合から、2種類のデータフォーマット(AとB)を使用した。

Aは1日あたり約8ギガ、Bでは1日あたり約35ギガ必要

となり、私のローカルのハードディスクでは容量が足りなくなり、共有のハードディスクとサーバーに手を出した。一応、空き容量を確認し、不要なデータを消しながら使ったけれど、

クレームがついた(そしてその後、1人あたりの使用量の最大値が決められた)

仕方がないので、教授に泣きついてみたら、あっさりとハードディスク購入の運びとなった。せっかくなので、

750ギガ欲しい

と言ってみた。これで私のローカルのハードディスクの容量は1テラを超えた。ディスクの容量に関しては満足。

先月DLRへ行ったとき、12チャンネルある衛星データのうち、4チャンネルを使ってカラー画像を作るプログラムをもらってきた。それを私が少し書き換えてカスタマイズしている。そのプログラムを動かしていたら、

メモリ不足でプログラムが最後まで動かない

メモリを大量に使わないようにプログラムを書き換えればいいのだろうけれど、私では到底無理。でも、何とか多少書き換えて、途中に手作業を入れてプログラムを最後まで動かすことは出来たけれど、不便だったので今度はポスドクに泣きついてみた。

もうすぐ終了するPhDの学生のPCを使えることになった

私のPCから彼のPCにログインするので、オフィスを移る必要もないし、私のPCのCPUよりも彼のPCのCPUのほうが早いようで、私のPCで5分以上かかっていた1つの作業が1分ほどで終了したし、何といっても、実質PCを2台使えることになったので、仕事がはかどるはかどる。

が、やっぱり問題が出てきた。画像を作るのに、データを彼のPCに移動させないといけない。彼のPC、

空き容量は7ギガ

…今はA(1日あたり約8ギガのデータフォーマット)を使っているから、7ギガって、1日分にもならない…しかも、出来上がった画像も彼のハードディスクに保存するから、本当に、頻繁にデータの入れ替えをしないといけない。データの転送だけでものすごい時間がかかっちゃうよ、と思って、再びポスドクに泣きついた。

USBでつなげられる彼の500ギガのポータブルディスクを貸してくれた

な、なんか私、とてもわがままを言っている気がする。いや、その設備がないと仕事が進まないから仕方ないけれど、PCについて詳しい人ならもっと省メモリ・省ハードディスクで同じ仕事が出来る気がする。

教授が私の画像を「まだか、まだか」と待っているせいもあるけれど、火曜に「メモリが足りない」と泣きついてから、たったの2日で全部解決(理論上は)、は驚いた(実際には技術的な問題が発生し、まだ完璧ではないけれど、明日中には解決の予定)。