退屈日記

とりあえず日々のつれづれを。

キャラクターあれこれ

2008-07-21 02:33:37 | Weblog
快晴。暑い。

加藤泰「人生劇場」を観る。

小説家を目指す青成瓢吉とお袖、瓢吉を見守る渡世人吉良常、
飛車角とおとよ、宮川らの人生模様を描いた作品。

この監督の特徴は男女の絡みと下半身のみのショットという印象。
「股のぞき」もあったりしたけれど今ひとつ感情移入しにくい描写。

墓は無用と遺言したのは瓢吉の父瓢太郎(森繁久彌)。
それでも墓を作りたがる吉良常(田宮二郎)。

「心の中に墓があればいいんだ」という瓢吉(竹脇無我)。
「どこを拝みゃいいんですか」と泣く吉良常がいい感じ。

字の読めない彼は若旦那瓢吉のすることはよくわからないけれど
立派な人になってもらいたい一心。

飛車角(高橋英樹)とおとよ(倍賞美津子)の恋の隙間に
宮川(渡哲也)が絡んでややこしいことにもなる。

コント55号(萩本欽一・坂上二郎)もゲスト出演。
お袖(香山美子)の婀娜っぽさもなかなか。

その他キャストはこんな感じで楽しめる作品。
http://www.jmdb.ne.jp/1972/cv002040.htm
コメント
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